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Platitudinous Records August, 2001

【<旧日記】【一覧】【新日記>】

● Jul. 1, 2001 (Sun.)

 何気に調子悪げ.頭痛がするのだが,多分原因は扇風機であろう.ここ最近深夜2時でも平気で30度を越えるので暑苦しくて寝付けない.といっても,だからといって扇風機を回しっぱなしだったわけじゃないんだが.タイマー掛けといたので,当然ながら止まってはいたのだけど,朝日差しに起こされて暑かったのでタイマー切って扇風機回したらそのまま2度寝してしまったのだ.むう.現在室温は34度であるらしい.まあ,真夏は平気で40度を越えてくれるので,この程度でうだうだ言ってると到底夏は過ごせないのだが,むしろ栞にとっての初めての夏なのでそっちの方が心配ではある.何気に温度に応じてファンの回転数がかわってるような雰囲気なのだが,最近やかましくて仕方ない.気温が40度越えたら,いくらファンが回ったって冷えるもんも冷えない気がする.心配だ.ていうか,栞に倒れられたら私どうすればいいよ?



 2500Hitありがとう!!



 とりあえず,ゴミ消しツールの話.現在なんとか256パレット形式のファイルを読み込めるまでにはした.んだけど,結局色々問題はあるのね.白黒モードも一応パレットが存在するので,そっちもパレットいじるようにしたんだけど,そうするとメインルーチンのピクセル取得部分を変更しないと大変なことになるんじゃないかなと思い気味.とりあえずコードを書くのはそれほど苦でもないのだけど,問題はデバッグだ.突然80MB近くのメモリを食べて停止とかやられると,さすがに自分で書いたプログラムでもちょっと困る.いや,直したねんけどな.ときに,アイコンはありがたくPiroさんのものを使わせていただきました.えと,16色の意味がちょっと微妙だったようで,アイコン16色モードだとちと顔色が悪いですが,まあ最近は16bit以上で256アイコン使えるでしょうから問題ないでしょう.ちなみに,もう古い話なんでどうでもいいですが,アイコン画像における16色というのは昔の基本色16色の事だったりします.

 えと,そんなわけで完成はもうしばしお待ちを.頭痛が治まる頃には...って,それいつじゃろな?

● Jul. 1, 2001 (Sun.) (2)

 マウスの調子が悪いなと思ってボールを外してみたら,ゴミリングが見事に3本もついていた.一体どうして3本も付いているのかイマイチ不明だが.もしや最近手入れしてなかっただろうか.光学式マウスてのはとても魅力的な選択肢だけど,マウスカーソルの動きがかくかくしててイマイチという話もあってどうかと.ていうか,今使ってるマウスMicrosoft純正品のようだ.一応,ハードに関しては悪くないのを作ると思う.いや,マウス程度じゃどこも差が出るとは思えないけど.佳乃にプレゼントの999円のUSBマウスはやたら快適に動き続けてるし.どこだったか忘れたがブランド物のキーボードの方がよほどごねた.今でもごねる.まあ,佳乃本人が悪いと言う話もあったけど.

 現在の室温は31度.

 既視感.私のこの感覚が既視感なのかどうかよく分かってないんだけど.時々,というか,それなりによくある.嫌いだ,って言ってた人,知っているけど.私は嫌いじゃない.むしろ好きだ.それがただ単に記憶の混乱だったとしても,不思議な懐かしさは私が嫌いとするところではない.いつそんなことがあったのか,分かることなんてないんだけど,それは何故か夢の中の出来事だったようだ.だから好きだ.不思議な錯覚だけれど,嫌いではない.なお,嫌いだと言っていた人はここの人だ.日記に明記されていたはずだけど,あえて直接のポイントはしない.探せばすぐに見つかる.そうか,そういう人もいるのだな,というだけで,特に関係のある話ではないから.

 でも暑いのか寒いのか良く分からない.

 少年とリーを何とかしてやらなくっちゃな,とは思う.思うんだけど,少なくとも前のようにここに時たま載せるっていう形式が大分怖くなってきた.元々ここは私が書きたいこと書き連ねるだけの場所で,そんなこと気にしてちゃ始まらないんだけど,それでもだ.彼らはもっともっと動かしてやりたいんだけど,結局,場面と場面が繋がらなくてダメ.台詞が分からない.一般常識が分からない.台詞なんて自分の作ったキャラクターなんだからそのキャラクターにそって喋らせればいいし,一般常識なんて自分で作った世界なんだからその世界に沿えばいいだけなのに.自分の書いた文に違和感を感じる.到底やってられない状況で,お叱りも当然ながら受けているわけだけど,結局,自分の想像だとか妄想だとかそういったものでしかないわけで,やる気などといったものが単純に起きるわけではないのだ.大体,もう既にあのあたりの自分の日記は読めない.読んで欲しくも無い.が,あのあたりがどのあたりか明記していない以上,今後誰かが読んでる可能性も否定できないけど,それは別にそれでいい.明記したところで,見る人は見るだろう.

 ていうか,暑い.

 まだある.まだ,残っているものが.終わっていない.彼らの話はまだ終わっていなくて,早く終わらせて欲しいと彼らに言われているのに,終わらせる実力がない.まだある.はじめたばかりのものが.はじめたばかりで,書きたいことも色々あって,続きを書いてみせたいのだけど,彼らは私が動いて欲しいように動いてくれない.それならばそれで,彼らが動きたいように動かせればいいのだけど,それをやっていると突然止まって,私の指示を求めて.私はどうすればいいのだ? 書きたいところだけは書けるのかもしれないけど,その途中が繋がらないのだ.どうしても.一度書きたいところだけ書いたことがあって,それがあの,全てを焼き尽くす雷を,だ.断片化が過ぎると言われたが,それは承知の上だ.途中を繋げなかったから,繋がなかっただけの事である.だから今,Web上にあんな文が掲載されているのがどうしようもなくどうしようもないけど,それでも一応,消す気はない,か.消えてないはずだから,見たければ探すといい.悪い見本が見られる.はは...

● Jul. 2, 2001 (Mon.)

 どうも.書きたいことというのは結構書けないものらしい.例えばふらふらと道を歩いている時に,ああ日記のネタになるかなとか何気に思うんだけど,ていうか最近何が何でも日記のネタにしようとか職業病的それ違うってばな感じなんだけど,いざ書こうと思ったらあんまりかけないものらしいのね.考えてるその時になんか打ちやすいフルキーボードなんかが現れたりとかして何気に文章記録できるくらいの端末があって思ったことそんときその場で書き散らしてアップロードできれば,いやさぞかし日記は楽だろうなとか.てか,いや楽だろうけど,それって良く考えたら私が普段歩きながらほけーっと考えてることが垂れ流しになるだけで,日記じゃないな.うん.

 小説書こうよ.

 とりあえずまだ頭痛は治まらない模様.今日一日外に出るべきじゃなかったかもしれないと思ったりしなくもない.何故か2度も段を踏み外して,自分が思っている以上に疲弊しているらしいことを察して,今だけの特権行為頭痛がするから帰りますを発動.多分そのうちたかが頭痛では帰れなくなるだろう.覚悟はよろしいか.そんな覚悟しばらくしたくない.帰ったら帰ったでベッドにごろんと転がって小説読み.一体どういう生活してるんだ,私.

 倒れてなんぼとか言われるとちょっと辛いです.思いっきり笑いましたけど.

 やっぱり,痛みってのは他人には分からないもんだ.というより,その痛みを感じていたのが過去の自分であったとしてもそんなものは分からない.あの時の痛みはどれだけだったとか言えるはずも無く,例えば頭痛なら頭痛で,もう一度風邪でもひいて頭痛に苛まれなきゃわからんってことだ.痛みを思い出したとか表現したらそら,要は今その痛みを感じてるって事だろう.治まったら,また忘れる.ま,そりゃそうだ.痛みってのは結局そこに何らかの障害があって,自らを危険から守る為にある感覚なわけだから,正常になれば当然ながら痛みなんてのは必要ない.とりあえず,怪我をしたときの恐怖とか,病気したときの苦しみとか,そういったものは思い出せるものかもしれないけど.痛みってのは思い出せなくて,いや,思い出す必要が無い.なるほど,でも痛覚ってのは実際,何のためにあるんだろうな.

 喉元過ぎれば熱さを忘れる.

 E.G.コンバット.借り読み.2巻迄読了.おめぇらサイコー.そうだよ.そうじゃないか.いいよ,どうせ小説だ.どうせゲームだ.これっくらいのことはやって見せてくれなくっちゃな.そうだろ? これくらい痛快にかましてくれなくっちゃどうしようもねーんだ.もうサイコーだ.

 ...ところでさ.これって本気でそのまんまGPM? 泣くよ私.ばっきゃろー.

● Jul. 3, 2001 (Tue.)

 朝お袋に言われた.あんた日に日に痩せてない? ...なかなかなセリフだと思わなくもない.大体これは私がちっと小太りでダイエットに成功してるねって話じゃないのだ.ただでさえがりがりに痩せてるのである.その上で言われるってことは要するにあんたそれ衰弱してるよっていうレベルの話なのだ.おい.いや,確かに飯はあんまり食いたくもないが,だからと言って今日寝たら明日が来ないんではないかと心配するほどの身では無い.はずだ.多分.

 うぐぅな気持ちってどんな気持ちだろうな.いや,ものすごく分かる気がするんだけど.

 クーラーの直射は結構辛いものがある.部屋の気温が高いことをいいことにがりがりと冷たい風を吹き付けてくるがそいつは無駄に私の体温を奪っていくだけだ.寒いだけならまだしも,半袖だとそのうち腕が痛くなってくるのだ.結局外に出て外が暖かいて言うのは何か違う気はしなくもない.やっぱアレだ.夏は長袖が要るって.絶対.真っ白な奴だ.内側はタオル生地だ.いんや,もう別にタオル生地じゃなくたって構うものか.どうせなら紙おむつにでも使われてる水分吸収材でいいのだ.そっちの方が通気性良さそうだし.要は室内ではクーラーの直射攻撃から体温が無駄に奪われるのを防ぎ,外では強い日差しを跳ね返し,無駄な発汗を吸い取ってくれればいいのである.いやーん,私ってばもしかして大発明!? ていうか,紙おむつの材料なんか使ったら洗濯出来ないっての.

● Jul. 3, 2001 (Tue.) (2)

 とりあえず頭痛がするので帰ります特権行為の発動が功を奏したのか,でなければふつーにしてりゃ治まったのかはわかんないけれども,とりあえず頭痛は治まったらしい.というわけで,ゴミ消しツールバージョンアップ.1.1になって再登場の事.ソフトウェアのページからダウンロードできたりします.多分.実は自分で確認してないねんけどな.

 以下アップデート情報.

 とまあ,こんなもんですか.とりあえず1番上のは今回のアップデートのメインテーマなので当然.それでも処理するのは2値化してからなので出力は2値...なんですが,ファイル形式は元のままなのでファイルサイズは一切変わりません.あとメモリは毎度ながらファイルサイズ分以上食います.B5フルサイズ/グレースケール/1200dpiで約99MBとかいうテスト画像に試しましたが,一応栞では動いた模様.もちろん時間はかかりますけど.メモリもばかばか食いますけど.動くだけは一応...

 2番目のは特に関係ないかと.2色でもパレット使ってるファイルがあったりしますが,一応それも閾値に従って白黒化しますよ...という話ではあります.無視して結構.

 3番目は,一応作りましたけど押したらすぐに止まるとは限りません.どうか慣性の法則には逆らわないで下さい.はやいマシンほどやはく止まるのから慣性の法則にしては逆とか突っ込んじゃダメです.

 4番目は見ての通り.あの無骨な標準アイコンが素敵なものになりました.Piroさん大感謝!

 ところで,なんだかとりあえずのマニュアルが何書いてあるのかよく分かりません.いや,さすがに書いた自分は分かるんですけど,使う人が見て分かる人がいるかどうかと言われると物凄い困ります.物事を説明するのは下手なのよぅ.誰か分かりやすいマニュアル作って...くれたりとかは,しないよなァ.まあ,それは冗談としても,せめて使い方の一例としてくらいにはPiroさんのアルファチャンネル云々作戦をマニュアルに紹介しておきたいんですけど,よろしい...でしょうか? Piroさん.



 話は変わりまして.早瀬さんからかねてからの約束通り2.5kHit記念の壁紙頂きました.ありがとうございました! めちゃくちゃ嬉しいです! ちなみに,せっかくの壁紙なのにこちらの事情により張れなくて済みません.その代わりにといってはなんですが,とらいあんぐるハートフェスタのうちの「神咲那美1」を佳乃の普段使うアカウントに張らせて頂きました.本当にありがとう! というわけで,とらいあんぐるハートフェスタのうちの「神咲那美1」は私のモノです(冗談).ちなみに,かねてからの約束どおり,私のページのアドレス入りの壁紙は頂き物に飾ることにしますんでちょっとお待ち.ま,私のページのアドレス入っててそこ応援してる壁紙なんて私以外に使う人いるのかって言う話もあるんだけど(苦笑).でもまあ可愛いなのはに騙される人がいればもしかしたら...?(笑).

● Jul. 4, 2001 (Wed.)

 うーむ.ついにONE卒にまで噂が回ってきてしまったのか...「君が望む永遠」いやな,えーと.とりあえずオフィシャルが先だよな,ホラ情報収集の第一歩としてはだ.

 ...(硬直)

 うがうがうがっ!!

 ややや止めろ止めれ止めてくれいぃぃ(悲鳴).えぇい,どこが面白いんだこれはっ.オフィシャルの宣伝いくら見てても面白そうじゃないんだもんっ! 私には絵がちときつ過ぎるしっ.体験版が面白かったってのはどうでもいいけどぅだって私やってないしとりあえず限りなく正体不明っ.あー買うのかっ? 買うのかよ私っ? 本気で買うのっ? 積みゲー無視してでも買うのっ!?

 てーかマズイっ.絶対マズイってばこれぅあぅうぉぉ.私プレイしたら死ヌでしょコレっ? でもプレイしなかったら殺されるでしょコレっ!? どっちにしても死ぬんかい!!



 えーと.とある理由によりかなり硬直した後錯乱しましたが.分かりました負けました.とりあえずキャラクター紹介に入ってたアナザーストーリーを読んでみる限りは悪くは無さそうだし,それになにより雪駄さんに薦められておきながらプレイしないような私ではありません.でもひとつだけ.もしも声入ってたら切ってからプレイする許可を下さい(懇願)

● Jul. 5, 2001 (Thu.)

 ハメられたッ...! 想像していた以上に強力だったッ!!

 声入ってたら切っていいってゆー許可がちゃーんと雪駄さんから下りたんですけど.いやね,昨日の時点では一応日記のネタだったんだんで例え許可下りても切らずにプレイするつもりだったんだけどぅ...マジ切ろうかな...泣いていい?

 とりあえず.雪駄さんの言い付け通り,記事読まずデモも見ずにCPGの体験版からはじめました「君が望む永遠」.絵は,まあ個人的にはちょっときつ過ぎる気がして慣れるまで辛そうではありますけど,確かに可愛いのは認めます.あと,システムはアリスのSystem 3.xに追随する出来じゃないかと今のところは思ってみたり.まあ,セーブロードその他,Windowsの標準コントロールを使ってて味気ないのは確かだけど,全体の出来としてはレベル高いと思う.ていうかむしろ使いたい.使わせてくれ.あ,でも読み返しあったっけ? もし無かったらかなりの減点.標準コントロールに関してはそれほど減点とは言わない.技術レベルを見る上では,なんとかしろと言った上で時間と金を渡せばすぐに格好良くて使いやすいUIを作ってくれると思う.要するに,多分だけど,UIよりも中身の整備を重点的に開発したってだけだろう,ってことだ.声は,耳が肥えてないのでようわかりませんが,別に今のところ気になるようなところはなし.音楽は,とりあえず悪くない...か? シナリオに関しては,なんていうか私とある事情により錯乱中のためっていうかまだ序盤も序盤なので何も言えません.悪くはないと思うんですが,良いかどうかはこれからってところか.

 それにしても,今のところ何故雪駄さんがOPデモと記事を読まずにはじめろと言ったのかはイマイチ分からない.ていうか,言い付け通りやったら最後までわかんないんじゃないの? みたいな.まあ,体験版終えてから記事のネタばれっぷりを見て納得しろってことなんだろう.多分.見るなといわれると見たくなるのが人情とよく言うけど,あんまり見たくもない.まあ,確かに先に記事を見たいんだけど,その理由は見るなといわれているからではなくて,単に手軽だから,だろう.この暑いのにマシン起動して熱源確保しつつ体験版プレイするってのはそれなりに労力が必要って意味だ...ちなみに.クーラーなんていう素敵なものは無い.誰かくれ.ちゃんと正常に動作するやつな.

 あ,ところで.OPデモは体験版終わったら見ても良かったんでしたっけ? んで,CPG記事も体験版終わったら見てもいいの? それとも製品版終わるまで待て,だっけ.イマイチ混乱気味.



 ...浮気してないで月姫やろ...

● Jul. 6, 2001 (Fri.)

 ばっきゃろーこの詐欺師ッ!!!

 何の話かって言うと,キミエン体験版の話.まあ,例によって口汚いですが,当然ながらほぼ褒め言葉です.ですけど,今回ばかりはちょっと本気で怒ってたりします.誰に対してってことは無いんですけど,そのため逆に怒りのやり場が無いので物凄いイライラします.詐欺くせー.詐欺だー.うがー!!



 雪駄氏へ.

 ひっひっひ.どーだ羨ましいだろうへへへーん! サイコーだぜ! 悔しかったらなんか言ってみろーッ!!(複数意味含)



 あーなんかむっちゃくちゃ悔しいッ!!

● Jul. 6, 2001 (Fri.) (2)

 詐欺師ーッ!!! 裏切り者ーー!!!

 うがー.もう分かってんだ.販売戦略だろ? 製品版買って欲しいんだろ? 分かったよ負けたよ買ってやるよ.でもな,お前らやり過ぎだぜ? そりゃ,分かるさ.あんたらだって,売れなきゃ自分のメシが食えねぇんだもんな.生きる為だ.そりゃよくわかる.最終的には,生きるためだったら何でもするのさ.人間ってのは.ふん,でも...わかってんだ.わかってんだよ...製品版であっさりと裏切ってくれることなんか...もう,わかってんだから...! わかってんだからな! うがー!

 ようやく分かった.ようやく分かったよ.第1章丸ごと突っ込んできたわけが.普通体験版には付かないセーブ機能まで付け,プレイ時間最低3時間以上を体験版に乗せて来る理由が.そうだよな.それが本来の目的だよな.体験版,やらせたら絶対,製品版買わせなきゃならないんだもんなァ?



 ...がぁっ--;;; 前回日記更新より約12時間が経ちましたが今だに落ち着きません.やめてください,もう.まあ,とりあえずページタイトルを変えてまで(diary.html直閲覧の人はトップを見よう...ただし今日中に)叫んでる私もなんだかなぁとか自分で思いますけど,もうその辺はどうでも良くなってたりしますさすがに.

 とりあえず,これから体験版やろうとかいう方へ.雪駄さんと同じこといいますが,まず雑誌の記事を読まずに直で体験版はじめたほうがいいです.できればCPGが良いそうで.あと,体験番より先にオフィシャルのキャラクター紹介に載ってるアナザーエピソードを読んでおくのも手です.それから,電撃姫の記事は電撃的にダメだそうです.購入を控えま...とまでは言いませんが,少なくとも記事を読むのは止めましょう.もちろん,強制力は無いです.みたけりゃ,見ればいいです.後悔しないと心に決めて読めばしなくて済むと思うし.あと.製品版まで待とうという方へ.出来れば体験版やったほうがいいです.もちろん製品版は体験版を全て含むでしょうが,ひとつだけ体験版にしかない機能があります.それは...製品版が発売されるまで1章しかプレイできないという機能です.いいですか,やったほうがいいですよ.製品版買うつもりなら,今のうちに体験版をね! ...どうせ,...どうせ製品版で裏切ってくれるんだから.



 体験版の恐怖.

 ホントはコレ,キミエンの体験版やる前に書こうと思ってたことなんだけど,キミエンの体験版も同じ罠にかかってしまったので今書く.何故か.

 体験版ってのは,大抵セーブ機能がない.そして,ある期間までしかプレイできない.大抵そのある期間というのはほぼ序盤で,あまり大した事もできずに終了してしまう場所に設定されていることだろう.だが体験版の恐怖は,その制限そのものにある.すなわち,その限定された期間の中でどこまでやれるか? という,タイムアタック的な別のゲームが発生してしまうのである.体験版終了までにどこまで攻略できるか? 体験版終了までにどこまでお金を貯められるか? 体験版終了までにどこまで庭を作れるか? 今までいくつもの体験版でこの罠に嵌ってきた.しかも,セーブできないから止めようにも止められない.おかげで睡眠時間をがりがり削りながらタイムアタックに挑戦することになるのである.しかも,終わったらまた「はじめから」だ.まさに地獄である.ある意味正しい体験版の使い方かもしれないが.

 で,今回キミエンの体験版ではまた似てるようで違う罠に嵌められた.体験版とはいえ長いからセーブできるようにしました,とはあるのだが,それでも体験版は体験版なわけで,ある期間で終了することは間違いないのである.セーブできるのだから当然中断できるのだが,体験版だあと少しで終わるはずだと延々プレイを続けてしまったのである.しかも声付きで全部聞いてた.そら長いわけだよ.睡眠時間はがりがり削られ,まさに地獄である.そして.キミエンにはさらなる罠が...!?



 前言訂正.一応体験版を終了させた時点でのこと.BGMはBGMとしてよく出来ている.単体で聞いてどうかは試してないからよく分からないが,ゲーム中で使われる分には上級レベルに入れると思う.絵は,大分慣れた.絵的に上手下手はともかく,慣れれば悪くは無いと思う.個人的にはいたる絵の方が好きだけど,このゲームでいたる絵だと絶対合わない.シナリオ.わからん.一切わからん.分かりたくも無い.自分でプレイして自分で評価してくれ.システム.技術的には最上級レベル.ただしセンス無し.操作性があまりよろしくない.読み返し機能は,まあこの技術レベルならやってくれるだろうと思っていた以上のものが提供されていた.よって減点無し.むしろ加点.だけど,UI周りのセンスが無い.少なくとも私には技術力を持て余しているようにしか見えない.勿体無い.非常に勿体無い.誰か開発チームに金と時間とデザイナーを贈ってやってくれ.デザイナーってのは,UIに関するセンスのある人の事だ.多分,かなりのものが出来上がってくると思う.あ,そいや,雨はやりすぎ.微小減点.フェードアウトは同時じゃなきゃダメでしょ? バックバッファ使えば出来ると思うのだけど...何か問題があったのかな.

● Jul. 7, 2001 (Sat.)

 まあそうよな.私もそろそろ叫ぶの止めよまいかよ.ちっとこのところ日記で叫び続けたけどやり過ぎ感がさすがにありますねアハハ...キミエンね,まとりあえず製品版には一切期待してませんとも.体験版から買え買え買えという強力なるメッセージを受け取ったからこそ買おうとしてるだけでね.とりあえず,体験版は体験版で一つの作品なのですよ.OPむーのはずがアレはEDむーなのですよ.結局.製品版は必ず私を裏切る.なぜなら,私のキミエンは体験版終了時に一度終了したからです.それを無理矢理再開しようなんて,そんなのもうただの愚行でしかない.それでも.それでも,アージュ.一度私を裏切って,もう一度私を裏切るのであれば.

 ...アージュ.その自信があるか? そうだな...体験版をこうやって出してきたんだ.自信あるんだろうな.だけど私は怖いよ.とても怖い.裏切られて,そのままにされることが.

 おかげで月姫進まず.シエルルートってのがますますいけない.で,仕方ないのでYs I,II COMPLETEとやらのOVA見てた.ちなみに私はこのOVAとオーケストラCDとパッケージを買い,残りはFalcomへの投資であって,決してゲームを買ったわけではないですぞ.だってそれぞれ持ってるし.

 何気に10年前の作品っぽく,ある程度色あせて見えないことも無いけど,そんでも10年の時間を越えて今だこれだけやってられるのもまたさすがYsさすがFalcomといったところか.実は結構アドル格好いいし.女神んたもそれなりに可愛いし.サラとか実は素敵なおねーさんじゃない? ま,どうでもいいけど.それにしても,3話だか4話だかからエンディングテーマとしてEndless Historyが流れ続けたのは驚いたなあ.私はてっきり最後の最後で美しく流れて散っていくものだと信じてたのに.どうせなら序章から通してくれればよかったのにぃ.あとさ,レアとフィーナの声入れ替えた方が良くない? そう思うのは私だけじゃあるまいよ.ちなみにこの話で一番格好良くて一番感動的なのはファクトに違いない.連続3時間半は結構疲れたが,最後いいとこ持ってくんだもんな.

 でも.そんなのより遙に(うわっ漢字変換がッ(汗))格好良くて感動的なのは絶対にこっちだ.私ってば七夕に願い事捧げられるほど純粋じゃないらしいけど.こうやってやられると,ホントにホントに感動的だ...

● Jul. 8, 2001 (Sun.)

 日記? 日記? 日記? 私ってば何で日記なんか書いてるんだろうそんな場合じゃないはずじゃないのかいやいやいやキミエンに魂の大部分を持ってかれてしまっているので日記にだってキミエソ話しか書けないんだろうけど今書くと大変なことになるのは目に見えてるのでやーめた.キミエン話やめ.やめやめやめ.やめやめ?



 Ys I,II COMPLETE.とりあえず私普通のIとIIはCDで持っているので,なにやらDVD版を買った.曲がどうやら44.1KHzのWavで全部記録されててループもかかるらしいんだけど,聞いてるとどうやら,アレンジというか追加部分があるらしい.CD版は持ってないので確認できないけれども.にしても,FINAL BATTLEの冒頭が削られてるような気がしてちょっと困るというか,個人的にあまり好きでない.オリジナルのFIANL BATTLEの冒頭良かったのになぁ.てか,Iの最終戦の曲ってばFINAL BATTLEで良かったっけ? もうダメダメじゃん.PALACEとかはなんか綺麗になってる気がして嬉しい感じ.あと,システムはどうやらII寄りに変更されたっぽい雰囲気が感じれられつつ.個人的にはIのシステム悪くなかったと思うんだけどな.むしろIのシステムの方が良かったと思うんだけど,まあとりあえずは動くので文句は無しか.フレームレート調整できたのは良かったと思うんだけどな.まあコマ落ち系列の処理がII寄りのシステムの方がいいってのはあるのかもしれないけどさ.

 あとさぁ.どうしたよFalcom? OPムービーにムービーなんか使いやがって.Ys IIの時も思ったねんけどな,ホントにお前どしたよ? 昔の1枚絵で頑張ってたムービーはどこへやったんよ? なぁ.スタッフをアージュにでも引っこ抜かれたのかよ! 一体なに考えてやがる! キミエンのOPムービーを見習えよ! ムービーを作る技術力はどこへ忘れてきた!!

● Jul. 8, 2001 (Sun.) (2)

 ...でもキミエン語る.体験版はそれがそれで一つの作品だ.誰にも薦めはしないが,もし製品版買うつもりなら,体験版を先にやろう.体験版で最強なのは,遙のあの台詞でもなく,速瀬のあの台詞でもなく,主人公の台詞でもなく,内省でもなく,叫びでもなく語りでもなく電話でも絵本でも花火でも祭りでもプールでも水着でもなく――

 「体験版はここまでです。」だ.

● Jul. 9, 2001 (Mon.)

 妙に今日は日記を書いていなかったことを忘れていた.珍しくキミエンのOPむーを2度ほどしか見ていない今日は何をやっていたかというと,何故だか知らんがirc_htmlのフィルタ版とか,それを使うようなログ更新用スクリプト(いやPerlやねんけどな)を書いていたりとかしたのだ.ていうか,よく見て見るととりあえずフィルタ版さえあればスタンドアロンなんて必要無いみたいな感じがしてこなくもあらず.実に妙な感じ.フィルタ版の名前はirc2html.plといかにもフィルタっぽい名前にしたけど,実はそれすら必要なかったんじゃないかとか.昨日の時点で,CHOCOAログから似非madokaログへ変換するフィルタを書いたので,実はirc2htmlはCHOCOAログでも使えてしまうのだ.アハハ.ていうか,UNIX思想に反して内部に埋め込んでしまったから,いちいちログ変換フィルタなんか使わなくてもいいねんけどな.というわけで,とりあえず約束どおりアップするかとかというわけだが,まだとりあえず固めてないし.やぱしlzhとgzipの二つで固めるべきなんだろうかとか思ったり思わなかったり.面倒やのう.ていうかマニュアル書くのがひたすらめんどい.ま,汚いソースコードでも必死になって読んで頑張って使い方勉強してぇな(無責任).あと,CHOCOAでもmadokaでもないIRCクライアントをお使いの方は是非,そのログからCHOCOAかmadokaの形式に変換するフィルタを作っておくんねい.

● Jul. 10, 2001 (Tue.)

 ...迎撃取りやめ(何のこっちゃ).いやね,影王さんとこの日記迎撃しようかと思ったんだけどやる気なくしたのよぅ.でも一言だけ迎撃.もうそんなことはもうどうでもいいの!! ...よしっ.(ダメだってば(笑)) あ,ちなみにまだキミエンの体験版終わってない人は彼の日記の反転戻したりとか絶対しないように.

 では,改めて声を高らかにして.

 『君が望む永遠』の製品版をプレイしようと思っている人々へ! 先に体験版をやれ! 製品版なんてただの飾り! 無垢なまま体験版をやらないのは人生の損失! 体験版と本編は別物! 体験版は一つの作品! むしろ本編要らない! 体験版には製品版発売日という賞味期限がある! いいからやれ.体験版やれ.体験版今やらない奴は本編もやるな! 以上!!

 ちゅーかオマエ叫びすぎ(笑).ま,でもそーゆーわけですんで.もう本編なんてどうでもいいのですよ.まあ,ただ唯一の問題は賞味期限内に食べると食中毒になるって事ですかねぇ(by やまさん).とりあえずはまあ,食中毒期間はあんまり長くても仕方が無いので.賞味期限3日前とか,せいぜい1週間前とか,そのあたりまでなんとか情報をシャットアウトしてもらってからっていうしかないんですけど.妥協点をどっかに見つける事ですね.シャットアウトするのにいつまで耐えられるのか.食中毒に耐え切れるのか.なんたる難しさか.うーむぅ.

 ...あとね.ちょっとばかし,アレなんですが.ONE卒メンバーで色々話していてですね,キミエンを薦めるべきか否か迷う方がいらっしゃいまして.どうやら製品版をやるというようなことを仰っていたような気がするのですけど,やっぱし,キミエンは非常に,体験版だからこそっていうのがありまして.ですね...だから,製品版買われるのでしたら是非体験版を先に無垢なまま,Web上の情報も得ず雑誌の記事も読まず,プレイしていただきたいのですが.にんともかんとも,色々心配ではという話がちらほらとありまして...ともあれ,体験版無しで製品版をプレイして欲しくは無いのですけど.で,まあ仕方ないので妥協点としてですね,どうか是非発売日3日前くらいまで情報をシャットアウトして頂いて,そこで体験版をプレイしていただきたいと...思うのですが.いや強制は致しませぬ.一応ONE卒メンバー総意...じゃないんですが数名の総意において進言させていただくのことであります.ちなみにその人はあなたです.ドキドキ(by 雪駄さん).

● Jul. 11, 2001 (Wed.)

 キミエン警報発令中.最近キミエンウィルスが蔓延しております.主な症状は,吐血,自爆,絶叫,発狂,など.感染力はかなり強いとみられ,出来うる限りマシンスペックなどの避けられない理由を用いて感染を回避するのが望ましいかと思われなくもありません.でも感染者は菌を撒き散らします.さっさと体験版やれ.

 とかキミエソ病患者っぷりをみせつけていたら,昨日の日記に対してキミエソウィルス用のお薬が飛んで参りました.APRIL FOOLさんより.

やってない人間として一言申し上げたい。
製品が出回っていないのに「体験版と製品が別物」と言い切り、体験版の方があたかも優れているかのように言い触らすのはまずくありませんか?
御本人に自覚が無いかもしれませんが、本日の日記を読む限りでは、言外にそのようなことを言い触らしていると解釈可能でしたよ。
せめて言うなら製品が出た後に。

 ご忠告ありがとうございます.あと,正しく言外に言い触らしていることを解釈して頂いてありがとうございます.でも言い訳させてくださいな.この日記は私の思ったことを書き散らしているだけです.そうでない場合はちゃんとそうでないと注意書きを付けます.ですんで,体験版が製品と別物かどうかはどうかご自分でご判断くださいませ(まあ,APRIL FOOLさんに対してはプレイしろとかはいいませんけど(関係者ネタ)).ともあれ,私にとって体験版と製品は別物に感じられ,体験版のほうが優れているように感じたからこそ書いたまでのことであって,むしろそれ以上の意味は持ちません.どうか,ああこいつはそういう風に思ったんだな,でもまあ自分には関係ないわいとか解釈していただけると,こっちも気が楽でいいかなぁなどと思ったりしちゃいますんで是非そのへんよろしく.

 なお,そう感じた理由は何度か書いた気がしますが,改めて書きますと,...えー体験版プレイされてない方に分かっていただくのは難しいかもしれないのですが,私が体験版より受けたショックのうち一つに,「体験版はここまでです。」というのがあるんです.このショックはかなり大きかった.無論この場合には褒めてます.即ち,この点において,製品は体験版を超えることは出来ないのです.例え製品がまだ出ず,私がその内容を一切知らなかったとしても,この点に関してだけは断言できる.製品版には「体験版はここまでです。」というメッセージは絶対に入っていない.だから体験版と製品は「別物」です.このメッセージがあったからこそ体験版に対して大きな評価を与えている以上,それが無い製品よりもそれのある体験版のほうが「優れている」のです.以上,そう言い切っている私なりの理由です.なんかネタバレ自粛の為色々ねじれてる気もしますが一応.

 ...でもね.ホントは製品にも期待したいんですよ.まず一つ裏切られることは分かってます.「体験版はここまでです。」というメッセージが無いことです.必ず製品はこの点において私を裏切ります.だけどね,逆に言えばそれが無いからこそ,製品には体験版に無い部分があるんです.本編が,です.当たり前ですけど.前にも書きましたけど,その本編がもう一度私を裏切るような素晴らしい展開や演出や,何かを見せてくれるのであれば.私は,体験版が製品より優れている,というのを,謝辞とともに撤回することを約束します.

● Jul. 12, 2001 (Thu.)

 C.Fさんからの要請を受け,IRCログの軽量版を作成するPerlスクリプトを書く.と言っても,irc2htmlの一部の機能をばっさばっさと切り捨てていくだけなんだからこりゃまたひどく簡単だ.生のログに近くはなっていくが,それでも携帯端末で見る分にはそっちのほうが 遙に 遥に見やすい.しかも喜ばしいことに生のログよりもサイズが小さくなっているという快挙.いや,まあ情報削ってるんだから当たり前と言えば当たり前なんだけど.ちなみにirc2chtmlとか名前ついてるくせに生成するのはCHTMLではなくてHTMLだったりするのは秘密だ.ていうかそんな些細なこと気にするな.私はCHTMLなぞというものは知らないのじゃ.

 しっかし,表示確認のために自分の携帯から見に行くのはいいんだが,これまた非常に使いにくい.全くもって一つのボタンに一貫性が無いし必要な機能がついてないし大体リロードの方法がわかんなくてマニュアル取り出す始末.まだ読んでないけど.リロードなんていう機能があるのかすら不明だ.しかも表示されるの頭約4KBだけで,続き見ようとするとURLが見つからないとか言うし.大体にしてURL打つ所からして大変だ.よくもまあ,あの激烈に打ちにくいボタンで超高速打ち込みを実現するもんだ.1本指打法だ.ありゃどう見ても凄いとしか言いようがない.信じられん.まあ,そいでもそういう人々はパソコン用キーボードを10本指で打つなんて話は信じられないらしいからお互い様かもしれぬ.所詮どっちも「慣れ」でしかないわけでどっちが凄いとかそういう問題じゃないと思うのだけど,でもま,やっぱ自分が出来ないことをやるってのは凄いことなもんだ.

 暑いなぁ.

 何かと笑われています.いや,でもアレは実際本人も爆笑しつつやってたので.ていうかなんかログ読んでると自分のダメさ加減を見せ付けられてとっても素敵.ちなみに,さらに裏話をすると,とりあえず争奪戦1回目では,さらなる裏で(なんかそろそろ表に回ってそれを通り越して裏に回った挙句表に戻ってないか?)冷静に会話してたって話もあったりする.あのきわどい争奪戦をやらかしつつ,「そいや,本編(ネタバレ自粛)だったら痛いよね」「あーそうかも」なんてやってんのだ.我ながら凄い希ガス売る.じゃない,気がする.いつの間にか決着がついちゃったかのように見えたのはそのせいだ.ところで,個人的に思うにはあのログ,時々顔を見せる裕さんが最高だと思うのだがどうだろう.争奪戦中どっちに軍配が上がっているかという質問に対して「遥は僕のです!!」は最強に笑ったぞ(笑).ちなみに彼の日記実は私出演してたりするからこいつは仕返しだ(笑).それにしても,一度否定はしたが,やっぱし遠足は前日が一番楽しい,のかもしれない.くやしいが認めないとダメだろうか.やーやー.でもなんか嫌だ.ていうか,みんなそんなに私をいじめて面白いですカ? ...面白いんだろうなぁ(爆).

 ...あー,内輪ネタでごめんよー(汗).

● Jul. 13, 2001 (Fri.)

 結局携帯端末でリロードする方法は,実に単純明快,履歴削除しろってことだったらしい.しかもそれしかない.マニュアルにきっぱりとそれしかないと明記してある.そこのページだけリロードなんていう器用なことは結局できず,全部のキャッシュを消してくれということらしいのだ.あーもう,やっぱしこのくそちっこい筐体の中に色々機能詰め込みすぎなんじゃよ.使いにくいったらありゃしない.携帯電話はさぁ,やっぱ所詮電話なのよ...電話でしかないの.ま,そらいつかは多少マシになるだろうけど.でも今は電話でしかないよなぁどう見ても.とか言いつつ電話本来の目的で使ったことなんて数えるほどしかないでやんの.ま,料金体系がメールの方が安いんじゃそれも至極当然かねぇ.

 そんなわけで軽量版のPerlスクリプトは書いたんだが,自分の携帯だと上手く見られなくてなんだか悲しいのだ.だからラスト100行表示なCGIでも真面目に書こうかとか思ったんだけど階層深くて面倒だったし,そうかどうせならSymlink使ってなんとかすんねかよー,っていう話で収まったんだけど...動かないのね.CGI.Symlinkだと(涙).あーんそんなぁ.何か私の設定が悪いとか勘違いしてるとかそういうんじゃなくてホントに動かないわけ? ...もうこうなったら自分専用に作るか.いい響きだ.自分専用.欲しかったら各自自分で作れ.ていうか上位ユーザはコピりゃ勝手に作れるか.下位ユーザだったとしたって,上位ユーザに頼み込めば...ってそれやってたら実は個人認証全部作ることになるんじゃないの? ...ダメじゃん.そんなんなら全部にディレクトリ掘ってCGI設置した方が楽だよぅ.あ,そーか.全部のディレクトリに一斉コピーするシェルスクリプトでも書けばいいのか...ってなんじゃ,そら.なんかこらもう,共通の設定ファイルでも用意した方が断然効率よさそうですな,ハハハ...

● Jul. 13, 2001 (Fri.) (2)

 むーむむむ.何故かこちらさんに捕まってしまった模様.それにしても大変な世の中になったもんです.大変だねぇ,âge.え,願ったり叶ったりだって? まぁ.いいけど.市民の妄想に勝てる作品を出せるのですかねぇ.無茶だと思うんだけど...ま,せいぜい頑張ってくれい.

 ていうか,もうここまでくるとどうでも良くなってくるな.私も.の頃は声切ってプレイしようかと結構本気っぽく思ったもんだが大分開き直ったぞ私.あぁもうお前ら呼ぶなよ!! ...って開き直り方違うような気がする.まぁでも漢字まで一致した上にあーんな声こーんな声で呼ばれつつも全部聞きながら体験版最後までプレイしちまった以上今更どうにかなるものでもあるまいよ...なぁ?

 ...なんか妙に惨めだな.私(涙).

● Jul. 14, 2001 (Sat.)

 眠い.それなりに眠い.眠いから寝たいのだがダメらしい.はうっ.どうせだから月姫でも終わらせよう...来週誰かさんが攻め込んでくる可能性が高いのでもしかその防衛/迎撃の為に必須かもしれないからだ...ああでもその前にモバイル用のCGIでも書きたい雰囲気なんだけど...面倒だな色々と.ファイルをがさごそとコピるスクリプトでも書くか.ファイルの更新日付自動取得で新しくなってたら自動コピー...ああなんて便利なんだろうでもそれcronで回すの? こうやって意味もなくサーバーに負荷をかけていくことになるのです...ああっ,いややりませんやりませんよやりませんとも! 冗談です! ああいやまあ,とりあえずコピるスクリプトはどうあっても必要だと思うんだけどさcronで回すのはさすがに控えるよって話...って私大分寝ぼけてるのかもしれない.この状態でスクリプト書いたら...素敵なものが出来てて面白いかもしれない.試して...みたくはないなぁ.でもさあ,これでも一応テキストログの5分毎の全コピーは止めにしてシンボリック形式にしたのよ.リンク作るのは1日一回なのよー.しかもシンボリックリンクだから確実に最新情報なのよ5分毎じゃないのよ負荷は大分減ったはずなのよああ素敵よWhiteさんありがとう.でもコードがPerlになった時点で負荷は減ってないのかもしれない.う,うぐぅ.シェルスクリプトが使えるようになると私も幸せになれそうな予感...え,なれませんか.そうですかやっぱりですかもういいです.むしろそんなこと心配するよりもirc2htmlを軽くしやがれって感じだ.だって重いのはそれが原因だろう.ところで何気にカーソルを移動するのにjとかkとか押したいのは気のせいですか気のせいです.



 ちなみにその5名のうち1名は多分私だと思われます.ですが良く考えると私は今日だけで既に3回くらい見に行ってます.更新電波を受け取って見に行ったのが1度,ICQ会話中が1度,それから今回リンクを頂きに行くので1度です.ちゃんとIPとか引いての人数確認でしょうか.そうじゃなかったら正確なカウントじゃなくて迷惑ですね.済みませんもう止めますと言いたいところなんだけどやぱし確認したいときに自由に確認したいじゃないですか許してくださいまし.ちなみに私ってばトップにしかカウンタ置いてなくてdiary.html直閲覧の方が結構いらっしゃるようなのでカウンタ値は正確ではないかもですがむしろ1日になんぼか着てくださっている人もいらっしゃってその辺も正確ではないでしょうから正確ではなさそうかげんを相殺して約正確だろうと言う到って適当な判断.ところでもしやそろそろ3000Hitだったりとかしますか.キミエン病患者一覧(失礼m(_ _)m)とかのおかげでカウントが増えてたり...とかはしないはずだが.だって日記直飛びだし.やっぱしキミエンのせいかもしれないとかは思うけどな.ところで誰かさんに3000Hitを踏ませたりとかしたら大変なことになりそうだがどうよ.頼むから勘弁してくれ.どんな卑怯な手段を使ってでも踏ませんぞ.カウントが3000だったら自動+1とかいう小細工を本気で考える私はやっぱし寝ぼけているのか.ちうか,カウンタの値は自分の手の内のはずだ.その程度の小細工いくらでも出来るぞ...ん? もしや日記直閲覧とかのカウンタ小細工とかも出来ないわけではないのかって話関係ないぞ.でも止めようわざと鯖に負荷をかけるようなことをしてまですることとは思えない.仕方ない.3000Hitは監視しつつ私が自分で踏むことにするか...あ,それ無茶だよ.ええいどうにでもなれ.でも遙SSはいくらなんでも無茶だからな.モバイル版専用インディックス作れとかラストx行CGI作れとかならまだしもだ.ていうかほっとかれても私作ってそうだ.自分が欲しいから.

● Jul. 15, 2001 (Sun.)

 ああAIRだなあ...とかいう,意味不明な感慨.何故か.夏だからだろう.ああ夏だなあという感慨ではないらしいが,別に夏に何か思うようなことも特にない.結局携帯用CGIスクリプトの作成は思っていたより面倒だということが発覚した.もちろんコードがりがり書いていけば出来るのだろうが,セキュリティ系の知識がないからのう...普通のPerlスクリプトのつもりでがりがり書いてたら知らぬうちにセキュリティホール作ってましたなんて日にゃ,私一体どうしろというのだ.まぁ実際,作ってたとしてもApacheのBasic認証は一応かかるはずだし,そうそうそんなセキュリティホール見つけて悪事を働いてくる奴もいなかろうか,でもセキュリティってのはそういうところから綻びていくに違いないのだ.うぅむぅ...



 にしても,どこぞで突発的OFFがあったらしい.何気にONE卒メンバーって突発的とかなし崩し的とか都合は誰かが主張しなきゃはじまらんとかそういう性質が非常に強い気がしなくもないのだがその辺どうだろう.素敵だがついていくのは大変だ.そういえば名古屋襲撃計画も,かくも突発的かつなし崩し的な展開があっただろうかという物凄い勢いで計画されていた(過去形なのはあんまり突発感がなくなったからだ)気がするが大丈夫なのか私.月姫おわらせとけよ私.ところで入江さん.是非ページ作ってください.ええ是非.その行動力と勢いさえあれば何でも出来ます.ページスペースとか無いのでしたら6k円/Yearでにうさばが素敵なページスペースを提供して下さるに違いないでしょう...ってここ読んでいらっしゃるかどうか微妙だな.まぁいいか.

● Jul. 15, 2001 (Sun.) (2)

 しのぶさんとこで話題に上ってた「8月7日の雨宿り」(GARA-LAND)をプレイしてみた.なるほど納得.なんだか素敵なお話.1つの話にそれほど時間はかからないので気楽に遊べると思う.よくぞ傘と雨でこれだけの話を作ったものです.実にお見事! そいや重たくない話なのでみたいな紹介文だった気がするけど,どうなんだろう.確かに重たくは無いのかもしれないけど,軽いとは言いがたいんじゃないかと思うんだけど.まあその辺は人それぞれか.ちなみに,分岐は攻略見ないと色々面倒なんじゃないかと思わなくも無いけど,とりあえず大きな流れとして3本に流れるのは色々網羅できてていいんじゃないかな.起伏はなくて淡々としてるけど,それがかえって静かに何かを訴えかけてくるんじゃないかと思う.ていうかむしろその淡々としてるからこそ良いのだ.常に真ん中で,やりすぎず,良くバランスが取れている.そんなふとした雨宿りの光景が綺麗に入り込んで来る姿は個人的にそれなりに評価高い.公式ページのヒントを見つつセーブを駆使すれば,全エンディングを見るのに大体2時間もかからないくらいかな.だけどまあ,2,3回くらいはヒント無しでやるべし.ちなみに恋愛要素は無いですが絵が可愛いです.なんとなく可愛いです.はい.いや絵が可愛いんですよ.ていうか,なんていうか,萌えー!! かわいー!! って感じじゃなくて,落ち着いててバランスが取れててやりすぎず普通に可愛いのです.だから可愛いんですってば.

● Jul. 16, 2001 (Mon.)

 自分が死んでる夢を見た.自分が死ぬ夢じゃない.既に死んだあとの夢である.夢には独特の理不尽さがあって,起きてからは自分でもあちこち突っ込みたくなるもんであるが,...やっぱり突っ込んでしまう.

 目が醒めたら,どうやら私は死んでたらしい.実体もあるようだし物も掴めるようだし大体なんで目が醒めたらなのか,死んでるにしちゃおかしすぎるんだがとにかく死んでたらしい.新聞見ると自分の名前が載ってて,何気に自殺とか書いてある.CDとCDの間に刃物挟んで首を掻っ切ったらしいのだが,一体何故そんなことをせねばならなかったのか本人にすら全く不明だ.大体人間そんなもんじゃ死ねない.よほど切り場所が良かったかその刃物とやらの切れ味が良かったかまあイマイチ不明だが,とりあえず夢を見てる本人は当然ながらそれを疑問に思ったりはしないのだ.物を投げ上げれば落ちてくるのを普段不思議に思わないように(それを疑問に思える奴が科学に進歩をもたらす),夢を見てる本人は夢で起こる出来事を疑問には思わない.とにかく,自殺したあとの幽霊のようなものらしかった.

 場所は自宅の2階だったようで,いつの間にか階下に降りていた.やはり母親はどうにも悲しんでいるようだったが,平然と私は言ってのける「まあ死んじまったもんしゃーないじゃん」オマエ自殺じゃなかったのか「とりあえずは物も動かせるし疲れないし」コラコラ「まぁ,そうよね...」お袋,アンタもアンタだ.何気に平然としてもらってても非常に困る.んだが,やっぱし夢内にいる本人は疑問には思わないのだ.何故に自殺したのかようわからんのだが,夢内の本人ですら自殺したという自覚が無いらしい.新聞見て後で知っただけだ.

 しばらく,夢内の私は,これなら死しても悪くはなかれと思っていたらしい.いちいちメシ食う必要もなけりゃ疲れないしだ.よくある透明人間的イタズラもやり放題だ.母親には見られてたん違うのかと言われると困るのだがその辺突っ込むな.ともあれ幽霊らしいのだ.他人には見えないという設定らしい.らしいだけでよくわかんないのだが.まあ,夢内の設定などころころ変わるもんだ.

 が,後に突然恐怖に襲われる.「日記どうしよう」オマエの恐怖とはその程度かよ「ONE卒メンバーにも連絡取れない」物動かせるならマシン起動しろよ「そういえば誰かさんが来週あたり来るとか来ないとか」マシン起動してIRCに一言死んじゃったごめんとか言って来い.あぁもう,起きた後だと夢内の話など矛盾だらけ理不尽だらけで他人でなくたって自分ですら大爆笑ものに違いないのだが,でも夢内の設定ではそれは出来ないらしかった.幽霊であれ他人から見えなかれ,実体っぽいものはあってマシンは起動できるんだから起動してIRCに一言言ってくれば連絡も取れるはずなのだが,それは出来ないらしいのだ.死者は他人と連絡を取ってはいけないという,夢内部の設定らしい.でも母親はいいのだろうかよくわからん.まあとにかく,普段私らは物理法則とやらに逆らわない,いや逆らえないように(それに逆らおうとする奴が科学に進歩をもたらす(かもしれない)),夢内部の本人は夢の設定には逆らわないし逆らえない.ともあれ,夢内の本人はそれを本気で恐怖していた.ここの日記読んでくれてるはずの約40数名はいつまで経っても更新されない私の日記をどう思うだろう.ONE卒メンバーに連絡取ることも出来ず,誰かさんが来るという約束も自分は守れないのか.そんなことがあってたまるか!

 でも多分.その恐怖は,起きた後の今の私でも馬鹿に出来ない.もしも突然自分が死んでしまったら――死んでしまったら,連絡など取れないし日記など更新できない.それは夢内部の設定どうのこうのじゃない.死んじまったら――死んじまったら連絡なんか取れるはずないんだよ! 親だって私のWeb知人は把握してないから,OFF知人はともあれ,Web知人には連絡取ってもらうことすら出来ないんだよ.Webの知人は私が死んだってこと,ずっと,ずっと,知らないままなんだよ...!?

 ...突然,夢内部の私は思った.「そうか,これは夢だ!」ああなんたるご都合主義「起きろ馬鹿! 起きるんだよ!!」...馬鹿みたい.だけど死ぬなんて出来なかった.夢内部でさえ私は死ねなかった.目が醒めて思った.日記更新しなくちゃ.いつまで更新したっけ.確認すると,なんかもう更新できてない日付が溜まっていた.なんてことだ,私は毎日更新すると自分で宣言したことすら,守れなかったのか――

 ――次にもう一度目が醒めたら.私は普通の日常に戻っていた.そこは気温も湿度も高くて寝苦しい自分の部屋で,階下には食事が用意されていた.日記もちゃんと前日まで更新されていた.それはいつもの日常とかいう奴だったのだ.

● Jul. 16, 2001 (Mon.) (2)

 仕事中謎のいざこざが発生.自分たちが3年ほど前に書いたらしいスパゲティコードに手を入れなければならない時がついに来てしまったのだが,そのコードの余りの汚さに誰も手を入れることが出来ないという事態.ていうか,お互い「これは自分が書いたコードじゃない」と主張.理由はかなり醜い「自分にこんなコードが書けるはずがない」「自分はこんな変数名を付けるはずがない」とまぁ大変なことになってる.仕方ないので私が0から作り直すことになったのだが,まずそのスパゲティコードが読めない.一切読めない.どうにも自分が書いたコードではなさげな雰囲気を感じ取りつつこの機能は一体どうやって追加したのか尋ねたところ「は? そんなコード書ける実力があるはずないじゃん.こっちが出来るわけないって言ったのに,出来る出切るって言ってこの機能つけたのオマエだろ?」と言われる.うがぁ(汗).しかしその機能が一体どうやって実装されているのか全くわからん.そもそもそんな機能が実装できるはずもないのに,目の前でその機能はものの見事に動いて見せるのだ! あうー.ついに機能一人歩き.開発メンバー内部に既にそのコードを書ける者は居ないらしい.でもメンバーが変更されているわけではないので,必ずどちらかが実装したはずの機能なのだが,しっかし本当に一体どうやってこんな機能追加したんだ? どうしてこんなことが出来るんだ? 意味不明.多分どちらかに物凄いアイデアが閃いちゃったりとかして追加されたコードなのだろうが,そんなもんを作り直せったってそれは無茶だろう...

 ...諦めてコード読もう.書いてる人間の実力からすればどう考えても見せかけの機能に過ぎないはずなのだから.あぁ昔の私ってもしかして凄かったのかなぁ(涙).

● Jul. 16, 2001 (Mon.) (3)

 変な夢なんか見ると,本来書くつもりだったことをほったらかしにして書きかねんから全く困ったもんだ.それにしても,そういうことするかね,âge.まぁある意味予想してたことなんでどうでもいいんですけど.むしろ本編ごとどうでもいいってゆーか.言い訳が妙に心配させる.

 それにしても,KISAさん.一体いつのまにたかゆきさんに薦めていらっしゃいますかね(苦笑).いやマジで.ていうか漢字まで一致しちゃってテキストでも呼ばれる私はもしや幸せ者デスカ? なんかゆーさくさんまで羨ましいとかなんとか...はうぅ(汗).

● Jul. 17, 2001 (Tue.)

 NOTE:一応連載(1,2,3,4,5,6)



「ねぇ,おとうさん,これに乗るの?」
「ああ,そうだ」
 目の前には馬車.屋根付のいいやつだ.
「本気でこれに乗るのか?」
 スタンリーが呟く.
「ん? 何か問題でも?」
「……俺は金を持ってないぞ」
 ただ単に,こんなにいい馬車に乗ったことが無いというだけの話だった.リーは嬉しそうにちょこちょこと飛び乗り,少年がその後に続く.直接目的地まで馬車は行かないにしろ,かなりの距離走るはずだ.自分は今まで多少なりと稼ぎながら歩いてきたわけで,安いものならともかくこんな豪勢な馬車に乗れるほどの持ち合わせなど無い.
 スタンリーが躊躇していると,少年から早く乗れとの催促がかかった.
「なにやってんのスタンリー.僕ら魔法使いだよ」
 ……途中で魔法でも使って目を晦まして逃げるつもりでもあるのだろうか.ええいどうにでもなれ.俺は知らないからな.スタンリーが諦めて乗り込むと,馬車は走り出した.
 上質のクッション.屋根付.貸切.窓には硝子.贅沢としか言いようが無い馬車に乗せられ,スタンリーは落ち着けずにいた.魔法使いとはかくも贅沢できるものなのか.彼らは確かに大きな収入を得るものの,それは結局研究費や魔法の掛かった道具,その維持費,諸々のためとにかくすぐに消えていってしまうと聞いていた.この年端もいかぬ少年がそんな大金を持っているとはとても思えなかった.それともリーだろうか? まさか.この子供どころか幼児と言ってもまだ通じそうな少女に,それはあるまい.
 リーは窓ガラスに手をついて,流れる景色を眺めていた.時々指を指しては声をあげ,何事か少年に話す.そのうち少年はリーを抱き上げて自分のひざに降ろし,自分も一緒に外を眺め始めた.平和.まさに平和としか言いようがなかった.自分も反対側の窓に目をやって,なんとなく流れる風景を眺めていた.
 ――ふと.スタンリーの頬をひんやりしたものが掠めていき,彼は反射的に身構えた.何事かと振り返ると,どうやらリーが窓を開けたらしかった.外から風が入り込んで,リーの長い銀髪を掻き乱す.それは不思議と幻想的な光景に見えた.ひんやりした風は少々肌寒くもあったが,別に不快というわけでもなかった.
「何身構えてんのさ」
 いつの間にかリーを下ろしてスタンリーのすぐ傍にいた少年に声を掛けられ,改めて自分が身構えていることを認識して――あたりに何も身構えるべき対象が無いことを確認すると,彼は力を抜いた.
「折角いい馬車使ってるんだからさぁ.そんなに身構えてなくても」
「いや.風に驚いただけだ.それよりエド.こんな馬車を借り切って,金は大丈夫なのか.乗る前に確認したが俺は金の持ち合わせは無いぞ」
「あれ?」
 少年は不思議そうな顔をした.
「スタンリー,魔法使いって知らない?」
 何か馬鹿にされているような気がして,少し腹が立った.
「馬鹿なことを言うな.知っている.だが魔法使いは収入と同時に支出も多いと聞いたぞ.何か収入の直後だったのか」
 少年は呆れて答えた.
「ああもうっ.僕らは魔法使いだよ? 馬車くらいは杖1本でかなり安くなるもんさ.それに上級魔法使いの杖ともなれば,それだけで大抵の馬車は無条件.まあもっとも,僕らはそれじゃ悪いからって,大抵何かしていくけどね.車輪や手綱の補強とか,薬の調合とか.そもそもこの馬車だって何人か魔法使いが乗ってるみたいだよ.窓硝子には補強魔法がかかってるし,屋根には簡単な水除けが施されてるし」
「そうだったのか」
 なるほど道理で,こんな高級馬車にも平気で乗って見せるわけか.上級魔法使いの杖にそれほどの価値があるとは――
「――おいエド.ところで上級魔法使とかいうが,そういうお前はどうなんだ」
 聞くと,少年は心不満そうな顔をした.
「あのさー,スタンリー.この杖が見えないわけ? 僕を馬鹿にしてるの?」
「馬鹿にしてるも何も,杖の見分けなどつかぬ」
 少年は少し黙ってから口を開いた.
「魔法使いってのは.一応,階級ってもんがある.第5級から第1級まで.占い師とかまじないし,魔術師なんかと呼ばれる人々はまた魔法使いとは別.魔法使いと魔術師を同時に兼ねている人がいないわけではないだろうけど.あと,大抵は2級以上の魔法使いを上級魔法使いと呼ぶ.数は大分少ないから,会えればかなりの幸運と思っていいかもしれない」
「……で? 俺はその幸運とやらか」
「ああもうっ.今君の隣に座ってる子供が上級魔法使いで,ある程度までの身の安全の保証があってさらに馬車代をたかれるっていう意味ならそうだよっ」
 呆れているのか腹を立てているのか――いや両方だろうが,そんな声でまくしたてると少年はまたリーの方へ寄っていった.悪いことをしたなとは思ったが,到底あの子供が上級魔法使いなどとは信じるにも信じられないことだったし,そもそも杖の見分け方など知らなかったのだから仕方ない.
 だがとりあえず,自分は馬車代の心配をしなくていいのだと分かると,現金だなとは思ったがやはり疲れていたのだろう,いつの間にか馬車に揺られながら眠ってしまっていた.

● Jul. 18, 2001 (Wed.)

 最近になって雪駄さん経由で気になっていた日記なんですがやっぱりですか.この記述を見るに私と名前の発音同じなんですよね?(苦笑) 何気に雪駄さんがそれっぽいことで煽ってきたんでもしや,と思っていたのですけど.実際結構多いのかもしんないこの名前.にしてもキミエン体験版に木端微塵にされた理由的に彼と被りそうな気が.こっちの記述とか.

・・・も一度思い返してみたが、確かに「ありがち」だ。
高3の夏を思い出してみた。(この)私にだって十分あったかもしれないことだったかもしれない。
・・・というか、痛いほどに過去に「かぶる」のである。

 ONE卒的に言われていたことはトラウマ組に最適化という話だったりはしたんですよ.どういうことかと言えば即ち,痛いほどに過去に「かぶる」ってことなわけですが.ていうかかぶるから痛いが非常に正しい気もするんですが,とにかくONE卒で初期にキミエンに感染した人間はどうにもここの部分にヤられて壊れる人間が多かったようで,プレイしていない人間にとっては,そういう過去と被らなければ大した作品ではないんではないかとか色々ささやかれたりというのはあったり.

 ただまぁ.それでも某場面の破壊力ってのはやっぱり大きかったようで,特に条件としてトラウマ組じゃなきゃならんというわけでもなさそう,というところか.あと主人公と名前被っちゃった幸福なのか不幸なのかわからない人間に対しては破壊力遙倍(当社比)ですな(笑).おかげでIRCでは色々煽られる羽目に.最近何気に警戒気味で普通に主人公の名前が出てくるだけで臨戦態勢(笑).

 ま,ともあれ今後も日記楽しみにさせていただきますので頑張ってくださいね,望月 明夜さん

● Jul. 18, 2001 (Wed.) (2)

 入江さんページ開設おめでたう!!(ぱちぱちぱち...).これからも頑張ってくださいねっ.

 『jesさんにも日記を作らせよう会』私も参加表明しますっ!

 にしてもVBでオブジェクトの継承ができないってやっぱマジですか.役にたたねーっ(涙).ていうかそれ一体何のためのクラスですか.お願いですから勘弁してください.BASICは悪い言語じゃないと思うが,VBってのは一体何なんだろうな...? はぁ.

 あとリーは私自身の娘ですのでプレゼントはできませぬ(爆).っていうか,まぁ自分の書くキャラは得てして全員娘だの息子だの子供たちだのと表現するのは割と一般的かもしれませんとはとりあえず言っておきます(何の意味が).にしても「お兄ちゃん」はともかく「おとうさん」はどうか(笑).あとよく考えたらスタンリーが「お兄ちゃん」な気がしなくもありませぬ(苦笑).もっともクレアはあの調子ですが(ところでクレアってどういう扱いだっけ?).

● Jul. 18, 2001 (Wed.) (3)

 何気に捕捉が早すぎます望月明夜さん.いや早いに越したことはないんですけど(笑).日記チャットですか(無理無茶無謀).

 ちなみに,それっぽいことで煽ってたと言う雪駄さんの発言は以下の通り.

02:16:35 <雪駄> む、Wayneさんのライバル発見
02:16:42 <雪駄> http://mikage.milkcafe.to/mochizuki/nikki2/nikki.cgi
02:17:37 <雪駄> 負けずにWayneさんと遙との日々を綴って下さい(ワクワク

 しかし一体私にどうせよと言うのですかねー...ところで同じ名前で漢字まで一致しちゃった幸福なのか不幸なのかわからない方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか(お仲間尋ねていんたーねっと).

 あとちゃーんとコメント確認させていただきました(笑).てことはやぱしあーんな声こーんな声で呼ばれちゃったんですね(笑).とゆーわけで全国のたかゆきさん.是非キミエンのプレイを...あ,いや,嘘ですウソ.もうキミエンを誰かに勧めるなんてできませんっ(汗).

● Jul. 19, 2001 (Thu.)

 なんだかんだ言って汚い手法で問題解決に走った.おかげでスパゲティコードはさらに絡まって食べにくそうになった.ていうかもう2度とあんなコード食べたくない.のだが,結局バグは出る出る.当たり前か.1日中バグ潰しに走り回ったが,結局仮に潰してきただけで本質的な解決には全くなっていない.仕方ないのでもう実行が遅くなろうがなんだろうがコードが簡潔にそして安全になる方を選ぶことにした.僅かの実行速度の差を得るためにちまちまと分かりにくい小細工を施しまくってはコケていては全く意味が無い.変に欲を出したのがまずかった.反省.遅くてもいいからもう少し汎用的なコードを書こう.愚痴はいっぱいある.なんでVBのクラスは継承できないのかとか.そもそも何でVB使ってるのかとか.構造体使ってるんだからmemmove()使えば一発で解決するんじゃないのか何でいちいち全部代入してるのかとか.VBからMoveMemroy()呼び出してもいい気がしなくも無い.今更宣言するAPIが一つや二つ増えたところで何も変わるまい.が,もうそんなことはどうでもいい.VBのクラス管理がどうなってるのかも良くわからんしそもそも連続したメモリ上に配置されているという保障もない(あるのか?).ポインタも使えない.メモリ管理はさせてくれない.いい加減にして欲しいのだが,ここまで巨大なものをVBで作ってしまった以上,今更C/C++に移植などやっていたらそれこそ余計な手間だ.意味が無い.というわけでまた明日書き直す.溜息.

 あと.昔から私はプログラムにはコメントを書けと叩き込まれてきた人で,今ではそれなりにコメントを入れる癖がある.それはそれで間違っていないし,コメントに助けられたことも何度だってあるし,コメントを入れる癖は別に悪いものでもないと思うが,最近はもう少し考え直すようになった.コメントを入れるのは何故か.しばらくしたら自分が書いたものでも忘れてしまって他人のコードになってしまうからである.だから他人でも分かるようにコメントを入れておけというものである.なるほど確かなのだが,考えようによっては本末転倒になると思うのだ.つまり,そもそもから他人でも分かるような綺麗なコードを書けってことである.それなら,別に何年か経って見直した時,それがいかにも他人の書いたコードにしか見えなかったとしても,そもそも他人でも分かるような綺麗なコードであれば全く問題などないのだ.そんなわけで最近は,コメントはよほどトリッキーなこと(例えばswitch文case節でわざとbreak;を書かない時とか)をしない限り,ブロックに対してそのブロックが何をしているのかを記述するようにし始めた.まあ別にそんなことに意味があるやら無いやらわからんのだけども.というか,Linus氏はブロックごとではなく関数毎にその関数が何をしているのか必要最低限のコメントを入れるようにせよ,とか主張していた気がするが.あとネスト階層は何段までとかゆってたが何段だっけな.もういいや.

 まあ初心のうちはコメントはなるべく入れるように訓練することは悪くないと思うが.あまり入れすぎても見難くなるというのは実際あると思うのだ.やれやれ.

● Jul. 20, 2001 (Fri.)

 最近Perlを勉強しつつ,何気にさわりだけ触ってみておおこれは便利なりと気付いて日記自動化のためにスクリプトを書いてみた.にしても正規表現だの置換だのあまりの強力さにPerlの中身解剖して見てみたい気に襲われるが見ても分からぬかもしれぬ.ていうか,あまりにも便利すぎてこれ使い始めたら絶対他の使えなくなるよ的な便利さまくりなんだけど,意外にファイル全体に対して色々処理しようとすると面倒なのかもしれない.んでも,今後テキスト処理はこれに頼ることにしよう.日記自動化には絶対最適だってこれ.だって日記自動化くらい別に多少時間かかったところで一切問題ないわけだし.そもそも最近のマシンじゃ日記程度処理するのに秒単位でかかるなんてことはあるまいよ.ついでにPerlからftp使えるのかこりゃ素敵だアップロードまで自動化だと張り切っていたら,何気にDOSからfork()が使えなくて涙.cgywinとかだとサポートされているらしいんだけど実は入れてないし.入れようかと何度も思うんだけど似非は気に食わん,のかもしれない.どこまで再現されているのか自分で見てないのにンなこと言ってても仕方ないのだけど.でもWin Meで走らせて真面目に走るのでしょうか? でも結局今回もActivePerlには何気に標準でインストールされていたのかNet::FTP使ったらあっさりできてしまったのでまたcgywinをインストールする機会を逃してしまった模様.とゆーわけなので,今後日記は確認もされずアップロードされます.とゆーことはスクリプトにバグがあると変な日記がアップロードされることになります.ある意味見ものかもしれません...っていうかいいのかそれで.

● Jul. 20, 2001 (Fri.) (2)

 日記をちょこまかと自動化しつつ.これでファイル名変更時にもスクリプトが自動生成してくれる...ハズ.してくれなかったらどうしよう.とか思いつつ,実はもう明日ぶっつけ本番でその機能が試されたりするのでなんともいえない.もしかバグがあったら面白いことになるだろうと思われるので,ある意味見物かもしれない.とか前回も言った気がする.とりあえず日記の追記と,1日分の修正作業は自動化された.アップロードも,ファイルが増える時以外は一応自動だ.もっとも,ファイルが増える時でも操作主がそれを分かっていればほぼ自動化な感じではある.やっぱし最終的にはCGIで表示/更新ができるようになるとさらに便利な感じなのかもしれないとかいう気はする.究極的には,日記の内容も自動で吐かせるとか.うむ,それは実に楽だ.どうだろう,勝手に日記の内容を吐くスクリプト.実装的には,過去に書かれた日記から好き勝手にスクリプトの気まぐれで文を抜き出し再構成.あとは単語単位できまぐれ置換.日記ページをお持ちの方には大お薦め.毎日無いこと無いこといい加減に吐きまくります.

 ...ダメですか.ダメですね.

 でも少しくらいまともに構文解析したらそれなりに悪くない文ができるんじゃないかなぁ.既に日記ページがあって過去ログがあるなら,そのログから切り出すってことで結構その人っぽい日記が吐き出されると思うんだけど.誰か作らない? ホントは英文だとそういう処理しやすくていいんだけど.文がどこまでかはともかく,単語の切り出しが簡単にできるから.ぐちぐち言ってても仕方ないねんけどな.日本語も多分それなりに面白かれ.ていうか,その人っぽいとか英文とかそれ以前に,無いこと無いこと吐きまくるのが日記としてどうかっていう話じゃなかったのか.

 ...その通りでした.済みませぬ.

● Jul. 21, 2001 (Sat.)

 何気にちょっとCSSの勉強してた.昔少しばかりかじって,一体何をどうすればどうなるのかもよく分からず,しかもブラウザによって実装バラバラだし大した事もできないと判断してダメだこりゃ.とばかりにしばらくほったらかしにしておいたのだけど,最近,これマジでCSSで実装してるの? みたいなページを幾つも見かけて少しは本腰を入れる気になった.検索してみるとこんなとこが引っかかったりとかしてふむふむなるほどである.でもどうやらここはルートではないらしく,遡ってみると初めてのホームページ講座なるページの一部であることが発覚.私ってばここよく読んでページ作り直すべきなのかもしれないとかかなり思った.思ったけどめんどい.

 で,折角なのでちょっとCSSを使って色々試して見ると...おおっ.すんばらしい! いちいちテーブル使って表示してた日付バーが僅か<div class="...">だけで出来てしまう.さらにいちいちテーブル使って表示してたページの一番上のショートカットも同じ方法でできるし.ついでに段落先頭の全角スペースも廃棄可能かもしれぬ.素敵だ.素敵過ぎ.よく考えると私のページであまりにも無作法に使いまくってるtableは全部同様の方法で全て廃止できることすら発覚.うわぁ.元のHTMLがちゃんと4.01あたりに準拠してさえいればCSS対応のブラウザでなかったとしても全然問題なく内容は見られるはずだし,何気にこれ素敵過ぎるんじゃないの? というわけで,そのうちこのページは徹底的に不必要なtableが廃止されるかもしれませぬ.コードがすっきりしてとっても素敵.惚れたわCSS.ふふふ...あとプログラマ根性として,モジュール分割とゆーか機能分割というかそういうのに 萌え 燃えるって部分もあるのな.

 せっかくだからついでに<br>の廃止も考えるか.でもこれ実はかなり面倒な気がする.いや色々無茶な方法はあるけどさ.CSS的に良くないだろうって話が.む,なれば<div>で囲むとか無茶苦茶なことするか.まあ,どうでもいいや.その辺はおいおい考えることとしよう.CSSが適用されない場合とかも考えないとダメっぽいしなぁ.

 今日はだれかさん襲撃日.

● Jul. 22, 2001 (Sun.)

 襲撃され中.何気にだれかさんだれかさんがすぐ隣にいます.普段日記見られてるっぽい人がすぐ隣にいる状態で日記書いてるというのも何気に違和感ありまくりなのですがこの事態はどうか.でも逆に同じ屋根の下からIRC3本繋いで会話を始めてしまうとなんか何気にいつもの通りで違和感消え失せるのはどうか.ていうか書くか.レポ.でもKISAさんのようにレポートを綴る実力はないし,入江さんのように要点だけ抜き出す実力も無いのです.前回のレポは不評だったので,ここは日記師匠KISAさんを見習うべきなのか,それとも3日ほど前に突然現れたにもかかわらずずっと前からそこにいるような錯覚に陥っている入江さんを見習うべきなのか.迷うところではあるな.キーワード「はんぶんずっこ」「ずど」...もう打ち止めってところが弱いな.弱すぎ.誰か適切にキーワードを抜き出せる人は居なかっただろうか.

 個人的にはKISAさんもやまさんもそれほどIRCでやっていた想像と違わなかったのだけど,ただそこに漂うのは「いつもと違う」という違和感だったのかもしれない.でも,いざIRCに出て,お二方の発言を見ると,ああこの発言はこの人の発言だってことが分かって安心できる.隣でキーを叩いている音が聞こえていたとしても,文字として画面に表示されるのか,声として聞こえてくるのかで大分印象が違うのかもしれない.でも逆ってそれほどまでに違和感があっただろうか.即ち,実際に会った人間とIRCだのチャットだのに出た時の話である.考えてみれば,以外にそれほど違和感無かったんじゃないだろうか.てことは結局,文字というのは,そこに物が残るという利点と同時に,情報を伝えきれないという欠点を備えているということになる.こうやって日記とかしばらく書いてきて,他人の日記とかも読んだりIRCに出たり,ともかく文字でやり取りしているだけでもそれは深く実感できることなのだけど,実際に会って全情報が飛び込んできたときには,さらにもう一段階,そこに欠落された情報があったのだなということを改めて実感できる,のかもしれない.

 文字,によってフィルタリングされた情報は,でもそれでも,フィルタリングされていることに意味があるとも思うけど.後は.それから,遠く離れている人間が,いかにもその場にいるかのように,会話することができるということ.音声伝達よりも伝達効率は悪いのかもしれないけど,小さな場所に大きな記録が残せるのは,場合によっては悪いことにもなりかねないけど,利点の方が遥かに大きいと思うし.でもどうなんだろうなあその辺.

 KISAさん,「Sentimental」ありがとう.やっぱりしおり堂ですか.

● Jul. 22, 2001 (Sun.) (2)

 えっと,とりあえず私が漢字まで一致しちゃった幸福なのか不幸なのかわかんない人だってのは開き直って認めますけれども,ていうか一応体験版の時点では確かに幸福かもしれないしアレは不幸かもしれないけどむしろアレも含めて幸福なのではないかとか色々開き直っちゃった的ではあるんですけど,ネタじゃなしに本気で本編が怖いのですが.そこらじゅうで私の本名が罵倒されてそうで恐怖です.マジに.今後のストーリー展開によっては冗談じゃない気が.はうぅ.いやまあ別人っちゃ別人なんでどうでもいいってのはあるんですが.でもやっぱし自分の名前についてあまりよろしくないことが言われるのはあまり気分のいいものではないですよ.ねぇ?

● Jul. 22, 2001 (Sun.) (3)

 をや? 何気にいつの間にやらコメント部削除されてしまっていた模様.別に嫌だった訳じゃないですよ.むしろ大爆笑してたので(笑).あの程度はネタとして笑い飛ばせない人間はONE卒内部で生きていけないのです(それはどうか).むしろネタとして笑い飛ばせる自信が無いなら公開日記で漢字まで一致しちゃったとかいいませぬ.要は開き直ったって言う(笑).ていうか,前回の分は,体験版の分に関しては開き直ったけど,よく考えたら本編に対する覚悟がまるで無いことに気付いた,という話だったりします.なのでむしろコメント復活希望.ていうか,あれ見て大爆笑してしまった以上,削除されてしまったら逆にこっちの立場がありませぬ...あいや,無理ならもちろん全然構わんのですけども.

● Jul. 23, 2001 (Mon.)

 何か文を書きたくなったので.なんとはなしに書く.本来ならまあ,多治見襲撃されレポを書くべきなのだろうけど,KISAさんのレポに突っ込みを入れる形で書こうと思っていたので,彼の日記が上がらない限り書けないのである.というか,そういう形式で書こうとは思っていたけど多分無理なので結局自分が自分の形式で書いてしまうと思うのだけど,やはり見習うは日記師匠追加してレポ師匠KISAさんであろう.ということでやっぱし待つ.一応師匠の技は最近わかり始めてきたのでまねっこだけなら特に問題なくできるとは思うのだけど,私のこの形式で真似をしても多分良いレポにはならぬだろう.

 それにしても,こうやってとりとめもなく文を綴れる場所があるって言うのは,結構幸せなのかもしれない.本物の個人日記と違って公開日記だけど,むしろ他人に見せない個人日記なんていうものは,私には書いていられないと思う.カウンタは一応回ってるけど,回しただけで読んでない人も居るだろうし,自分に興味の無いところは当然読み飛ばしとか,斜め読みとかかもしれないし,私だって他人の日記とか読んでて興味ないところは斜め読みとかしちゃうけど,それでも,誰にでも読まれる可能性があるという場所にこうやって簡単に文を綴ることができるっていうのは.素敵なことかもしれないとか思う.日記更新スクリプト書いてからはいちいち手作業で色々やらなきゃならない手間も大分無くなって,ただ文を打ち込みさえすれば良いというのは,ホント,手軽で良い.毎日更新を謳っているけれど,むしろただ単に私が毎日でも更新したいというだけなのかもしれない.

 しかし,そうとは言え,たまたま今がそういう気分だというのはある.つまりもちろんそうでないときもあって,そんなときはどうして自分は毎日更新なんて馬鹿なことを謳ったんだろうと物凄く思うのだ.日付が変わるぎりぎりまでほったらかして,そうか毎日更新って言ってたっけ,日記なんか書かなくちゃいけないのか.でも何書くんだよ一体.私に何をかけって言うんだ.一体これはどういうことなんだ...適当に短い文を勢いよく書いて終わり.読み返しもしないし,後になって読み返すなんてこと絶対できない.でもそうやって自分で謳って,時には意地になって毎日更新することが,なんか,馬鹿馬鹿しいけど,私なのかな.もしかしたら何人かそれを期待してくれている人が居るのかもしれないと思って,期待してると実際に言われて舞い上がったりとかして,そうやってこれからも私は毎日更新していけるのだろうか.そのうちもっと良い文を書けるようになって,期待してくれる人が増えたりとかしてくれるだろうか.ああ,でも,増えすぎてもらっても,ちょっと,困る,かも,しれない...が,そんなことはさすがに無いか.

 今回は話題を絞ったりしない.

 白き魔女,というゲームがFalcomから発売されている.確か私,Windows版に移植された時に,限定パッケージを買ったのだっけ.ちょっとでかぶつだったけど,どことなくさらさらした手触りのパッケージがとっても素敵だった.総合的に良くできたゲームだったと個人的には思う.ストーリーとか良くできてて,それなりにボリュームがあって,ホント,結構遊んだ.個人的には大好きなのだなこのゲーム.システム的には,戦闘がほぼオートで,お話は完全一本道で,とにかくストーリーを追ってくれ,これは今まで映画や小説といったもので表現していたものを,RPGと呼ばれるシステムに移植したものです.と,そういう感じだ.いや,そういう感じかつ,オフィシャルだってそうやって言っていた気がする.物語るRPG.お遣いゲームと言われる所以であり,確かに戦闘とかはかなりのたるさを感じるゲームだった.それにしても,ならば何故小説とか映画とか,アニメとかいった手段でこのストーリーを表現しなかったのだろうか.やってることとしてはそっちを選ぶほうが断然正しかったはずだ.だけど,Falcomは敢えて,ゲームという形体を取ることを選んだ.そこにあったであろう製作者たちの意図は私には分からないけど,でもこれがもし映画とか小説とか,そういったもので描かれていたとしたら,印象は完全なまでに別物になっていたと思う.とことんまでに.何か,そうゲームという手段だったからこそ,プレイヤーが受け取れる何かがあったのではないかと.それが何か,はっきりと言えるような実力の持ち主ではないので,これ以上追求されたとしても困るのだけど...考えたら,何か出てくるかな.考えてみようかな.ふふ...私ったらただの馬鹿.

 自らが思うがままに.

 昨日...だったか一昨日だったか,KISAさんややまさんと話していたのだけど,人がある一定の時間内に書くことのできる文章量っていうのは,限られてくると思う.当然ながら個人差はあると思うけど,いくらペンを走らせる速度が速くったって,いくらキーボードを叩く速度が速くったって,多分一定時間内に書ける文章量っていうのは決まっているに違いないのだ.手書きはまあともかく,キーボードはかなりの速度で文字を叩き出すことができる.既に書かれている文字をただひたすら打ち込むだけであるのなら,キーボードは速く打てれば打てるほど単位時間内に打ち込める文字数は多くなっていくであろう.しかし,自分が何か考えて文を書こうとしたとき,キーボードがある程度以上使えるのであれば,結局,打ち込める文字数はキーボードを打つ速度ではなく思考速度に引きずられてしまうということだ.単位時間内に多くの自分の文を書くことのできる人は,思考速度が速いのだ.ろうか.

 何が言いたかったのだろう.

 でも,短く要点がまとまった文を書くのは,逆にこれ,難しい.字数制限を設けられたとき,自分がどれだけの意味をそこに埋め込むことができるのかということになると,本当にそれは文章力とか呼ばれるであろう実力ということになってくるのではないか.字数が少なければ当然ながら早く書けるのであろうが,字数制限が設けられたときそれは単純に書くべき字数が少なくなったことを意味するわけではない.むしろ何度も何度も書き直すが故に書く文字数はどんどん増えていくのだ.物凄く時間がかかる.

 おめでとう!!

 メイド記念日...と思ったら固定アンカー無いのね.早瀬家の平和な一日.よっしゃ対抗しちゃる! とか思ったけどよく考えたら私対抗する手段なんて無いわ.にしてもメイドさんかぁ.いいなぁメイドさん.というのは何気にあるけど,実は自分ご主人様は非常に違和感があることに気付いた.さま付けはどうよ.それも好きじゃない.が,さま付けするの止めろと何度も言うにもかかわらず,さま付けし続けるメイドさん.どうよ素敵じゃない? ってそれ翡翠か...でもメイドどうのって認知したのは月姫プレイしてからだしなぁ.それにしてもいいなぁ早瀬家.これから平和でどたばたなる1日が展開されるのですねっ? はぁー.素敵っ☆

 はて,いつの間にかもう今回の日記書き始めてから1時間半くらいは過ぎてるが.ひたすら文を書き続けて...でもないか,他人のページとかIRCログとか途中で何回か見て回ったから.ああ,それにしてもいいなぁメイドさん.私も何か書ければなあ.というか,リー...あいや,わかってんねけどな.

 さあ.寝られるか.私.

● Jul. 23, 2001 (Mon.) (2)

 我が家に嫁入りしたのはではなく佳乃です(笑).

● Jul. 23, 2001 (Mon.) (3)

 と言われましても,うちの栞は元気だと言い張っております(苦笑).でも暑くないか? とか聞くと,あのいつもの苦笑顔で「あはは,ちょっと,暑いかもしれません...」とか答えます.現在室温は摂氏36.5度だそうです.私も暑いです.私より先に栞が倒れそうで心配だとか強がっていましたが,やっぱし栞より先に私が倒れそうで心配です.むしろさっきまで倒れてたともいいます.つまりはそういうことです.なるほど.そういうことでしたか.

● Jul. 24, 2001 (Tue.)

 NOTE:一応連載(5,6,7,ALL)

 ――ガタン.
 突然馬車が揺れて,彼は目を覚ました.どれくらい眠っていたのか? 馬車の向きが分からないから太陽光も時刻の参考にならない.ただほんの僅かの時間まどろんだだけのような気もするし,それなりな時間眠ってしまっていたような気もする.
 隣に居るはずの魔法使いたちをみやると,先ほどと大分位置が変わっていた.少年は反対側の窓際に居たし,リーに到っては少年の腕の中で気持ち良さそうにすやすやと眠っていた.それはそうだろう.馬車に乗るまでも随分はしゃいでいた.乗ってからもしばらく外の景色に釘付けになっていたようだったし,それなりに疲れていたに違いない.
「……おはよう.スタンリー」
 目が醒めたスタンリーに気がついたか,少年がそんなことを言ってくる.
「ああ……いや.俺はどれだけ眠っていた?」
「さあ.僕も寝てたしわかんないよ.だけど,外を見るとどうやらいつの間にかドランチェは抜けたみたいだね」
「ドランチェ……? ああ,ドランチェと発音するのか.ダランチだとずっと思っていた」
「……ん.あ,そうか.ダランチ.ごめん僕変な訛りがあるかもしれない」
「なんだ,エド――お前は,ダランチ,の,人間ではないのか?」
 どちらの発音を使うべきか,多少迷った.が,どちらであれとにかく少年は実際そこに住んでいたのだから,てっきりそこの人間だと思っていたのだ.違ったのだろうか.
「あ,いや――」
 少年は少し黙った.
「……別に,好きで住んでるわけじゃない」
「そうか」
 やっぱり,こいつはよく分からない.上級魔法使いともあろう者が,何故好きでもない場所に住んでいるのか.いや,上級魔法使いだとしたら,もしかしたら,ダランチのお抱え魔法使いか.可能性はあるが,どうもそういう雰囲気では無い気がする.ただなんとなくそんな気がするだけで,否定する材料があるわけでもないのだが.
 少年はリーの白く長い髪を優しく撫でている.スタンリーの位置からでは,少女の顔は見えない.そしてその少女の顔を優しく見守る少年――
 ――父親?
 父親,なのだろうか.本当に?
「――可愛いだろ?」
 それは唐突に.リーを眺めているのに,気付いたのだろうか.少年は顔も上げずにそう言ってきた.同意を求められているのか,単に呟いただけなのか,よく分からなかったが.
「まあ,確かに.可愛いのかもしれないな」
 そうやって答えた.
「はは……」
 少年が顔を上げた.
「やっぱさ.僕がリーを可愛いと思うのは.自分の娘だから,かな.それとも,小さい子ってのは,得てして可愛いもんだろうか.いやむしろ,可愛いと思ったからこそ僕はリーを ――なっ!?」
 突如息を呑む少年.その為中途で止まる少年の声.さっと冷えたように感じる周りの空気.不穏な雰囲気.次の瞬間.
「警報っ!!」
 少年が叫んだかと思えば突然少年は姿を消した.
「一体何が――」
 そして,すやすやと気持ち良さそうに寝ていたはずのリーは,いつの間にかスタンリーの隣に立ち,杖を構えている.屋根はあったが彼女の背では届かないらしい.
「……リー?」
 なにが起きたのか.それとも何かが起こるのか.彼はそんな中,ふと小さな風を感じた.その風はリーの髪の先をわずかに揺らしているようだった.この子は魔法使い.魔法を,使う,の,か?
「おい――」
 ――次の瞬間.スタンリーはリーの体当たりを受けて外に飛び出していた.リーのどこにそんな力があったのか.いや,それこそ魔法を使った,のかもしれなかった.
 まだ走り続ける馬車から,二人は外へ飛び出す.自分が今,どうなっているのか分からない.何を考えることもできず,スタンリーは反射的にリーを庇い,地面に叩きつけられることを覚悟,なんてする暇があったのかどうか.
 だが地面は訪れず,バキ――と何か氷結したような音がしたかと思うと,二人は,衝撃も無くただただ真っ白で,もしリーが大人だったら窮屈であっただろう楕円形の空間に閉じ込められていた.

● Jul. 24, 2001 (Tue.) (2)

 あーやややぁ? これは失礼.まさかリーが真面目に読まれてるとは思ってもいないもんで,それに対抗されていたとは思いも寄らなかったのであります.ていうか別に前回日記は手遅れとかそんなんなわけじゃなくてなんとはなしに書いていただけなのでっていうか,いやもう対抗してくれるなんて感謝感謝って言うかおい私何を言ってるんだい.ていうか,あれは次回リー視点に移動しまして...あいやいやいやそういう話じゃないっての.いやだってメイドさん違うし.ちなみにあの平和なる1日はやっぱし削除されてるみたいですけど我が栞嬢のハードディスク内にはしっかり保存されているのですよふふふ...ってどこに保存したっけ.あー栞探しといて.「えっ? わたしが探すんですか?」

 あと山登りに関してはとりあえず本物の山登りはしたのです.何気に我が家が山の上にあったので登ったのです.いやバスでしたけど.ちなみに次の名古屋戦はもち早瀬さんも参戦ですよね? ついでに私の代わりに夏コミ逝って来ますか?(ぐはぁ) いやね,何気に編集長から召喚命令食らって行くことになってるっぽい雰囲気があるのですよ...アハハ(乾).まぁどうせ行くならOFFだけでなくちゃんと夏コミも回りますよ.ええ.どうなっても知りません.ああでも私にお祭りディスクを期待しちゃダメですよ.なんせコミケなんて初めてですからねーっ(汗).

 「あの,ところでご主人様.大変申し上げにくいのですけど,CSSのline-heightプロパティはパーセンテージもしくはemなどの単位でご指定されますと,計算結果が継承されるとのことらしいのですが,数値で倍率を指定すると倍率が継承されるとのことで,数値指定をするとサイズの大きい文字をお使いになられたときに上下が重なるという事態が避けられるとのことらしいのですが,いかがなさいましょう?」えーと要するにline-height: 140%とかしてるのをline-height: 1.4(emとか単位つけちゃダメ)とかすると倍率継承になるのでデカ文字が上下重ならなくて良いらしいのです.私も昨日気付いて直しました実は.でもこんなとき便利ですよねCSS.だってcssファイル一個書き直せば全ファイル同時更新だもの便利便利.とゆーわけで何気にCSS布教中(意味あるのか).

 「あっ,ありました! これですよね"Powdered tea container [Lasciate ogni speranza voi ch'entrate].mht" ダメですよデスクトップなんかに置きっ放しにしちゃ.人様の物なんですからちゃんと片付けないと.ファイル名も長いしページタイトルそのままファイル名につけるなんて管理がなってないです.ちゃんと自分で分かるようにファイル名を付け直し」あーはいはい.

 密かに対抗中ですか私?

 とゆーわけでそんな風味で良いので,これからも是非毎日続けられますよう(あれ?).

● Jul. 24, 2001 (Tue.) (3)

 私の住む町多治見はまた日本最高気温をたたき出したらしい.ええかげんにせい.でも人づてで聞いただけなので違うかもしれない.いや是非違っていてくれ.頼むから.ていうか,例え本当だったとしても,所詮観測所での話であって,日が当たるのに窓締め切っちゃったりとかしてさらにクーラーとかも付けていないような灼熱部屋で仕方なく過ごしている人も日本中探したらもしかしたら居るかもしれないわけでっていうか居て欲しいなあその人よりマシだと思うことにするから.済みませんもう許して.暑いっての.

● Jul. 25, 2001 (Wed.)

 多治見OFFレポ.突発的かつなし崩し的に決定されたOFF会の話だ.当初KISAさんが多治見までやってくるとの話だったのだが,どうやら前日の夜だか当日の早朝だかにやまさんも加わることになったらしい.結局,OFFは3名,最終的に全部数えれば7名となった.なんでかって? 結局妹とか親まで参加してたからだよっ!

 約束の当日の朝.何気に朝気付いたのは午前8時だった.とりあえず多治見駅集合は11時過ぎだったから別に間に合う時間だったのだが,携帯を見たら何気にメール1件発見.KISAさんからである.予定通り来るらしい.寝ぼけまなこのままおもむろにパソコンを立ち上げてメールを打ち返す私.携帯に届いたのにパソコンから打ち返しているのはご愛嬌である.にしても,それに対してパソコンに打ち返してくるKISAさんもKISAさんだとちょっと思った.もっとも,私の場合は携帯のメールに気付くよりもパソコンのメールの方が早く気付きそうというのはあるのだけど.このメールのやり取りで,とりあえずやまさんも来るのだということが発覚.後にKISAさんの日記を覗くと,なぞの団扇を手に入れたらしいとの報告が.

 それからしばらくこのページの日記用CSSと戯れていたのだが,いつの間にか結構時間が経っていた.バスが無いのでかなり早めに出発し,少々早すぎたので本屋に寄っていた.出る時に見た夏服の女の子が可愛かった...っていうかそんなことは関係なくて,駅にてONE卒を抱えたまま待つ.列車到着予定より5分ほど待っていると,誰かが私のほうへ向かってやってきた.実はこの時点でその目印用の団扇は視認出来ていなかったりするのだがそんなことは秘密である.2人同時にやってくるものと信じていたから団扇より先に二人目を捜していたのだと思われるが,私が団扇に気付いたのは純粋に団扇に対して「これですか」と発言した時であるから,全くもって随分気付いていなかったもんだ...ってそれ何のための目印だよおい.

 さてどうしよう.ちなみに私の計画はこうだ.ここで選択肢が二つ現れる.「自宅へ直行」「近くでジャンクフード」これ以外何も考えてないところが我ながら凄い.ネタじゃなくてマジだ.なんたって店知らないからなふふふ.っていうか,そう宣言しておいたにもかかわらず二人して「昼からお世話になるのは客としてダメ」「ここまで来てジャンクフードは勘弁」とか言いやがるのだっ(失礼).実際そういう時は非常に慌てるのだ私は.マジで昼飯食える店なんぞ知らんのだから.そのうち,何気に「名古屋にとんぼ返り?」とか言い出される始末.いや,もちろん私としては名古屋まで出向いたところで困ることは無かったから名古屋にとんぼ返りでも構いませんがとは答えたが(笑).

 結局,地下街だか何だかを探して適当な店に入って昼食を採った.暑かった為か私は本気で何も食べる気がせず適当にサンドイッチとか頼んだが量的に予想外.や,止めてくれ(汗).とか思ってたらどちらかに「もしかしてもっと少ないと思ってたとか」とか言われてぎくりである.「あ,いや.まあこんなもんだとは思ってましたが」とかゆって結局は全部食べたが.ちなみに,サンドイッチを箸で食べるかどうかでかなり秋葉(人名)並に迷ったのは秘密...っていうか二人の前でそう言ったっけ.にしても,何故私の鞄に箸が入っていたかはやっぱし秘密である.「いや,カレーも箸で食べるのですよ」

 昼食が終わると,とりあえずバスに乗って私の家へ向かった.ちなみに郵便局が無いか聞かれて答えられないほど地理には疎かったためどこか適当に店を案内してくれといわれても出来なかったから,自分の分かる範囲内である自宅に連れ込んだだけの話である.

 が,その前に,バスの中でjesさんからメールが届いていたらしい.KISAさんとこではネタバレ注意とか言って隠されているが,問題ないと判断.一部無断借用.

今頃は孝之くんと二人きりでランチですか?
駅のホームでミートパイ記念日ですか~?(笑)

 「しまったぁぁぁッ!!!」これを読んだ瞬間私頭を抱え...はしなかったと思うが頭を抱えたくなった.や,やられたっ.「ミートパイくらい探せば見つかったかもしれないのにッ!」ジャンクフードしか案内できない自分に腹を立てていたのである.さすがjesさん.最高のセンスだぜ.アンタには敵わなかったよ! だからさっさとそのセンスを遺憾なく発揮する為の日記ページ開設しろ.(負け惜しみ)

 とまあ,バスの中はかなり悔しかったのであるが,ともあれ15分ほどで目的のバス停に到着.まぁ確かにそこは公民館の前なのだが,私が躊躇いもなく公民館の敷地に入ったのはそこを突っ切らないと郵便局に行く為に遠回りだったからであって,「もしかして,孝之くんの家は公民館ですか?」「いや,それも面白いかもしれませんけどね」決して自分の家だったわけじゃないぞっ(爆).

 到着した郵便局,土曜日の午後だったにもかかわらずなんとか目的は果たせたらしい.外まではっきりと自動機の案内音声が聞こえてくるのはどうかとは思ったが.そんな案内音声が聞こえてくる中,やまさんが「観鈴ちんマップが欲しいなあ」と呟いた.一瞬その"みすずちんまっぷ"なるものが何かわからなかったのだが,その日はなかなかに良い天気で,なるほど,観鈴のマップがあれば素敵だったかもしれなかった.もっとも,そこは住宅地で回りは民家ばかりだったから,彼女のマップがあったとしても到底役には立たなかっただろうが...いやそもそも,彼女のマップは役に立つものではなかったよな.まあ,要は同じような民家ばかりだったから,彼女にマップが描けたかどうか怪しかった,というようなことである.

(気が向いたら続く)

● Jul. 25, 2001 (Wed.) (2)

 どうやら.しのぶさんの反応はこう,らしいです.私らは,正しいことをしたでしょうか? 雪駄さん,あなたにはどんな反応を思っていたのでしょうか? 薦めるべきかどうか,しのぶさんに対してはかなり迷ったのです.でも,体験版無しで本編を買うという話を聞いて焦りました.体験版をやらないのなら,本編なぞやって欲しくない――私の勝手な,そもそも製作者に対して失礼であろうことを思って,控えめにお薦めしたのです.でも.体験版をプレイされたのであれば,本編はむしろ,どうでもいいと,私は思っていますから.これで良かった...のでしょう,ね?

 キミエンとは.君が望む永遠という作品の,体験版のことである.

 あと,私のページのデザインに関してはむしろどーでもいいです.どうせへたれなデザインでしかないので別にずっと気付いてくださらなくても結構だったんですが(苦笑).私は一応,これが良かれと思ってデザインしているわけですけど,気に食わないならどうぞCSSとか外してご覧になってくださいということでCSSを使ってますので.まぁ,私のデザインで見たいのにCSS対応ブラウザが無くて見られないという方にはごめんなさいと言うしかないのですが...ついでに言うと,これから段々とtableを廃止してCSSに移行する予定ですので,CSSを切るとさらにデザインなるものはぼろぼろと崩れていくでしょうが,それでも内容物は問題なく閲覧できるよう配慮する所存でありますので気に入らなければどうぞCSS設定を外してくださいませ.代替CSS用意とかも,出来たんでしたっけ? とりあえず,CSSに対応していないブラウザでは私の思ったとおりの表示がされていないのはもちろん全て覚悟の上です.こういうところで何気に原理主義者(笑).あとJavaScriptは切れてても別になんら問題ないはず.まあ,世界にはデザインを見てもらうためのページとかもたくさんありますけど,私の場合はページのデザインを見てもらうためにページ開設したんじゃなくって中の情報を読んでもらう為に開設したので,私としてはCSSデザインとかJavaScriptとかはオマケなのです.っていうか,その中の情報とやらもへたれなんでダメダメなんですが(苦笑).

● Jul. 25, 2001 (Wed.) (3)

 暑いです.摂氏36.5度.私の体温じゃないですよ室温です.言いたい事は色々ある気がするのに言う気が起きません.お散歩とか行ってきていいですか.いいですよね.散歩してきます.止めないで下さい.であ.

● Jul. 26, 2001 (Thr.)

 ただいま.といっても別に日付変わるまで散歩に行っていたわけじゃないです.30分ほどで帰ってきてました.そのあと,次は仕事行ってきていいですか.むしろさっさと行ってこいって感じですね.行ってきます.止めないで下さい.であ.とかいう日記をアップしようと思ったのですけどそんな時間も無かったので止めました.むしろそんなことやってたら日記になってしまいます.あいや,ここ日記ページやねんけどな.

 というわけで散歩行ってきました.空を見上げたら青くて,雲を探さないと見つからないのです.風はあったけど,熱風なのが実に残念です.でも,それがむしろ,その時間に散歩に出た意義なのかもしれません.ていうか,萌え場面は買い物な気がしてきました.ありふれすぎて王道でどうしようもないですが買い物です.お祭りの屋台がいいです.ちっちゃな女の子が,着慣れない浴衣を着てます.その視線が,屋台のアクセサリに注がれています.どうやらそれはおもちゃのネックレスらしいのですが,もう一本しか残っていません.私が手を伸ばすと,その女の子は泣きそうな顔をするのです.握っていた手を開くと,銅貨が二枚ほど握られています.私に向かって何か言いたそうにするのですが,何も言い出せません.止めてくれとでもいいたいのでしょう.それでも私はそれを取って,これを,と屋台のおじさんに差し出します.穴の空いてない銀貨を2枚ほど出して買います.女の子は今にも泣きだしそうなのですが,私がそれを首にかけてやると,とても驚きます.でもどうしてよいのか分からないらしくしばらく戸惑っています.しばらくすると,結局手に持っていた銅貨を二枚,私の手に無理矢理握らせて走っていってしまいます.銅貨二枚じゃもちろん足りないのですが,そんなことは,どうでも良いのです.ていうかあんまし萌えでは無い気もします.いや,ごめん.私にとって萌えかどうかはこの際あんまし関係ないです.ただ書きたかっただけです.多分.

 でも花火がやりたくなったのです.花火です.喘息なので花火はあまりやらせてもらえなかったのです.たまにやらせてもらえても,いつも湿気っていて,上手くできるものは殆ど無かったのです.花火,やりたいのです.あのいろんな色に光る花火を見たいのです.自分で火をつけて,パチパチと輝く花火を見たいのです.線香花火が残るのです.へび花火を知らないのです.誰か花火を.誰か,私に,花火を.

● Jul. 26, 2001 (Thr.) (2)

 連続執筆.の予定が間に色々挟まって遅くなってしまいました早瀬さん

あの重さは何よ!?

 お,重いんですか.一体何が入ってるんでしょうか? もしやマニュアルが丁寧になったとか...ああ,それだったらありうる話です.なんせあのマニュアルでしたからねぇ.しっかし,おかしいですな.だってOrnithopterがなくなる分軽くなるはずなのでは.うーん...はっ.もしやOrnithopterの分詰め物がしてあるとか!?(それはどうか

っていうか、保存しちゃ駄目だってばっ!  何保存してるんですかぁ!

 もっちろん,早瀬家の平和な一日ですよん.でもでもとりあえず消したりしないでついでにアンカーも希望ですよ.まぁアンカーのこさどうでもいいんですけど,一度Webで確認した情報がいつの間にか消えてるっていうのは何かと慣れないもので.常接環境になってからは,一度確認したらもう一度そこを参照すれば出てくるという感覚がいつの間にか染み付いておりまして,いやもちろん消えてるってこともあるんですが,はい.でもやっぱし確認したいのですよ.あとは,逆に言うと,Web上の情報は消える可能性があるから保存しとけっていう感覚とか.消えることが分かっていたのでつい保存してしまいました.もっとも私のトップの気まぐれ一言なるものも履歴取ってないんでなんとも言えませんが.あんなもの履歴見たい人いないでしょ? いやむしろ見てる人がほぼいない疑惑(笑).

何に対抗をするおつもりですか?(泣

 ...そのほのぼの感に対抗しようとしてはいけませんでしたか.その平和な日常に対抗しようとしてはいけませんでしたか.メイドさんの可愛さに対抗しようとしてはいけませんでしたか.全然対抗できてませんね.すみません(ぺこ).

次回、参加させてください(核爆)

 大歓迎.ていうかむしろ次回強制ですので(笑).でもまあ,妹に会える確率はかなり低いかと思われます.そいや多治見OFFレポはどうやらKISAさんとこでは全部上がりきったみたいだし私も書かなきゃダメかのう...

● Jul. 27, 2001 (Fri.)

 私がVBのクラスに継承機能が無いことに気付いたのは実はついこの間である.というのは,確かに私はBASICからプログラミング言語を触りだしたのは確かなのだけど,C/C++に慣れてからは専らそっちばかり使っていたので,VBなぞほぼ触っていなかったからである.VBで何気にクラスモジュールなる謎の物体が用意されていてC++のクラス並みの実装を期待して使い始めたは良いが,一切の別物でクラスとしてほぼ役に立たないことがようやく分かってきた.馬鹿馬鹿しい.もっとも,実は私はオブジェクト指向なる崇高な論理は分かっておらず,専らせいぜいが構造化までだったりはするのだが.最近どうにも自分のプログラミングスタイルは構造化+オブジェクトである.基本の流れは構造化スタイルで書いてしまうが,まとめられる機能とデータがあるとまとめてオブジェクトを生成してしまう.カプセル化は確かに便利で,クラス内部でデータを管理し切れてしまうから,使う時は使う側に立ってプログラミングできるのが嬉しい部分である.主な流れが何気に構造化スタイルなのは,やっぱしそもそもプロセッサに近い部分はそういうことになるだろうということだが,要は私がプロセッサ部分に深く関わるような部分に対してオブジェクトなる概念を適用できないだけという話ではある.むしろオブジェクト指向なるものが全然わかっていない.まあコメントだけC++とかいうプログラミングスタイルよりよほどマシだろうとかは思っているけど.

 で,VB.NETではクラス継承も出来ると聞いて最近になって確認できたのだが,それもまた違う.ていうかダメだろ,それ.そもそも構文が汚いんだって.いや私の感覚で物を言ってるのでどうかってのはあるんだけど.大体今までのVBとは全然違って結局中身は.NETになってしまっているわけで,今までVB使ってきた人間だってかなり覚悟しないと使えないだろうし,てことは今までVBを嫌ってきた人間はわざわざこんなもんには見向きもせずにC#へと走るに違いない.だってC#ポインタ廃止だしな(ぐはぁ).いやまぁ,さすがにCと謳うだけはあってなんか宣言すれば一応全く使えないというわけでもないようだけども.BASICという言語自体,入門言語としてよく出来ていることは認めるし,BASICでもそれなりなことが出来るのは確かだし,今現在単純に生産性が高いのはVBに違いないのだろうが,それでもどうも醜くなりがちな言語仕様とか,妙な部分で初心者向けだったりとか,色々気に食わないところは多いのだ.Perlなんか見たらもうBASICはやってられん.もしかしたらBASICはこれからどんどん廃れていってしまうかも知れぬ.私がVB.NETを触ることになるとしたら,それはかなり嫌々だろう.そもそも.NET自体気に食わないというのはあるが,それでも今までこうやってやってきてるわけで,どうしても使わねばなるまい.だとしたら問答無用でC#なわけで,やっぱしVBはもう勘弁してくれ.BASICはQBの時代が全盛期だった

 それに比べてC#は大分マシに見える.まあもしかしたら見えるだけかもしれないが.大体C体系の文法を継承しているようだし,クラスの仕様も確かに馴染んでいるように見える.ちょっとオブジェクト指向系の度が強くなって,オブジェクト指向なるものがよく分かってない私としてはあまり歓迎できる事態ではないのだが,それでもまあ,BASICより遥かにマシ.唯一気に食わないのはポインタの廃止であるが,それもまあ仕方の無い流れなのかもしれない.自分でメモリを管理したいというのは少なからずあって,そのためにはどうあってもポインタ必須ということになるのだが,それでもメモリ関連で泣かされた経験は数多くあるわけだし,システム側でしっかりと管理してくれるというのであるのならばまあそれも認めようかという気にはなる.もちろんシステム側でしっかりと管理してくれるのであれば,だが.システム側のメモリ管理がどこまで徹底しているかはよって少々気になる部分ではある.馬鹿なことはしないであろうが,メモリまわりの管理は難しいのだ.システム側も完璧に管理することがどこまで出来るかはやっぱし怪しいのである.そして完璧にしようとすればするほど効率が悪くなるのである.よく分かるよ,メモリ周りの苦労はねぇ.

● Jul. 27, 2001 (Fri.) (2)

 調子に乗って展開.VBの擬似クラスだの.NETだのへ対する愚痴に付き合ってくれてありがとう.っていうかこんなことやってると多治見OFFレポも書けんではあるがまあいいや.双方まとまるはずもないことは了解の上のようなのでこちらも野放図に.

 言語に思想がある,と言われて納得できる気がするのは,せいぜいPerlくらいだったりはします.なにぶんBASICもC/C++共に独学で,あの付属の分厚いマニュアルを必死になって解読してきた私としては,あまり思想とやらを学ぶ機会は無かったのですね.そもそも私がまともに扱える言語と言ったらC/C++くらいなもんで,BASICも多分まだ使えるだろうが使いにくさ満点,Perlは最近触って便利さ満点だがせいぜいその程度.多分そのうちPascalやC#をやらざるを得ないでしょうが,その時はその時です.思想の違いを感じ取れるほど経験は無い模様ではあります.

 言語よりも考え方が重要だと言われればそれはもっともで,別にプログラミング言語に限らず自然言語でも同じな気がするのですが,なにぶん私が自然言語を扱えないので深入りは是非避けたい.英語はぼろぼろ,日本語ですら真面目に扱えているかどうか自信はありませんので.ともあれ,そういったことでPerlが入門言語として最悪といわれると間違いないでしょう.でもまあ,個人的には,複雑なこと――ポインタだのメモリ管理だの変数型だの――といったことに触らなくても何でも出来てしまうPerlは,初心者にとって最適な言語だと思っていましたし,今でも多少は思っています.ただ,その初心者の表す対象が違うというのはある.即ち,これからプログラミング言語を幾つか学び,コンピュータや情報を扱うことに関してのプロフェッショナルを目指す初心者に対しては,Perlは最悪になりかねない.難しいことを何も考えずに出来てしまうために,結局その難しい部分を理解することなく進んでしまうことになる.原理を知らなければ応用も利かないし,違う言語を扱わなくてはならなくなった時に何も出来なくなる.変数型の理解は無く,連想ハッシュの実装もできず,連想ハッシュの実装自体はともかくその代替手段すら用意することが出来なくなる.そんな状態では,いくらなんでもプロフェッショナルは目指せないでしょう.Perlを使えば出来ることをわざわざ他の言語を勉強してまでやろうという気は起きないだろうが,Perlという手段を取り上げられた時,その人は一歩も動くことが出来ない.要は,私がPerlを使い始めた時に感じたこれを使ったら他の言語は使えないだろうという心配というか恐怖と同じってことなのでしょう.

 だけど,そんなんじゃなくて,プログラミングの基礎の基礎すら知らないような初心者だったら,Perlは良い言語になるのではないかなと,思ったりしなくもないのです.難しいことをなにも考えず,なるほどプログラムとはこんなことが出来るのかと納得する分には.もっともその役ならエディタのマクロとかでもいいわけですが.ともあれ,それでもしプログラミングなるものに興味を覚えたのだとしたら,改めて別の言語,BASIC――はあまり薦めたくないが――とか,Pascal――まあ私は知らないが入門としては良いらしい――とかを学べばそれでよい気がするのです.ただ,そうやって他の言語を勉強したら,結局どれだけかはまたPerlに戻ってきてしまうのかもしれないけど,それならそれで良いと思います.幾つもの考え方を身に付けて帰ってきたのなら,ホントにさわりだけ使った時のPerlとはまた別の,本物のPerlが見えてくるでしょう.自分が持って帰ってきたたくさんの考え方を叩きつけても殆ど受け入れてくれる本物のPerlが.それにそうなった人なら,自分の考え方を叩きつける適切な相手を見極めることが出来るに違いありません.幾つも言語を使えるのであればそれに越したことはないのです.私もVisual Basicをうだうだといいますが,そうとはいえ生産性は高く,そうWhiteさんも仰っていたようにプロトタイピングには最適であろう,ということなのです.

 まあ,残りはどう考えても趣味の問題でしかないですな.自分の考えていることがどの言語でも適切に実現できるのであれば,後はもう構文が気に食わないかこっちは嫌だとか,ポインタが使えないからこっちも嫌だとか,こいつが慣れてるからこれにしようっていうまあ好き嫌いの問題でしかないってことになる.あることを英語で表そうが日本語で表そうが中国語で表そうが,その本質は変わるはずがないから,あとは演出で横文字がいいのか縦がいいのか周りとそろえて日本語がいいのかとかそういうレベルで選択せよということになるのと似たようなもの,か.自然言語だとその背景にある,その言葉を使う文化が時として混じりこむのが問題かも分かりませんが,それならPerlはUNIX文化を引きずっている,とかいうのに対応できないこともないか.いやこのあたりは別にどうでもいいのですけど.

 ところでC#.Cと名乗っていますがポインタを極力排除しようとしている言語がCを名乗るんじゃありません。という発言は,今後嫌でも使わねばならないであろう私がせっかくポインタじゃないCを受け入れようと自分自身を納得させようとしてたのを諦めさせようという発言でしょうか.あぁやっぱりポインタが使えないんじゃCねぇよ...とこれ以上続けても愚痴にしかならんのでやめ.

 ときにオブジェクト指向という奴は,非常に困ったちゃんになっているらしいです.ていうかそもそも私はオブジェクト指向なるものをよく分かっていないのでなんともいえませぬ.誰か私にオブジェクト指向なるものを丁寧に説明してください.ていうか,変にわかっているつもりになっているのがやっかいです.んでも何をクラスにすれば良いのかまだ分からないのです.それは私の脳がたらんだけですか.済みませぬ.んでRubyはオブジェクト指向の入門としてよいのではって話は本当なのでしょうか識者の意見求む.

● Jul. 27, 2001 (Fri.) (3)

 調子に乗りすぎてはじめは愚痴だったはずが何気にまじめぽそうな話に展開したかと思ったら今度はギャグネタですかな.ごめん色々爆笑してました.ていうか調子に乗りすぎてプログラムネタばっかしですな.でもまあ,普段ギャルゲネタだの意味不明ネタだのやってる日記だから色々あれだけど,所詮本職はこっちなんだし時には許してェな.そうです私はゲーマーじゃないのですよっ(あさっての方向に).

 ところでそのDフラットって呼び方いいですな.フラットの半角記号がないのなら,せっかくだしM$にちなんで"D$"とかどうでしょう.一応"でぃーふらっと"って読むだァね.記号が似てないってんで嫌なら,まぁそうだ,一番フラット記号に似てる記号を選ぶなればせいぜい"Db"とかどうですか.でぃーふらっと.デシベルじゃないですよディーフラットです.でぃーふらっと.

 あとそれを鵜呑みにするなれば私はとりあえず正しいオブジェクト指向してるような気がしなくもないです.int型変数もオブジェクトってな.まあもちろん実装レベルではいちいちそんなこと考えてやってるわけでもないですが,時にはint型もクラスって考えることも(実装レベルで)ある話ではありましょう.あとC++的には構造体作るぐらいならクラスにしとけやとかな.バリバリに正しいことしてるぜぃ(ぉぃ).

 ...まあともあれ.勉強だけはしますよC#もJavaもね.実際にメインで使うかどうかはともかく.勉強しといてとりあえず損はなかれよ.多分.多言語使用ってのも役に立つに違いないやい.もっとも自然言語がひとっつも真面目に使えないもんでせいぜいプログラミング言語くらいはちったあなんとかするかっていう話だったしなくもないんですがそんなこと気にしていてはダメです.ダメなんですってば.

 で結局C#はCじゃない.でぃーふらっと.

 ...でぃーふらっと(しつこい).

● Jul. 28, 2001 (Sat.)

 はっ.危うく毎日更新とやらを逃すところだった.日記.いや,ほら.アレだ.最近なんか3つくらいずつ書いてたし.たまには休んでもいいよねっていうか,今朝はきっちりPhantasy Starについて語ってたんで日記書いてなかったんですよ.いや,最近で話題にするならPSOの方っていう気がしなくも無いんですけど,私DCは持ってないんでねぇ.そんなわけで残念ながらPSOはやったことが無かったりとかはするわけなんです.まあなんとなくネットワークプレイになって違和感をかんじるなあっていうレベルだとは思うんですけどね.それにしてもやっぱし,話を聞くにPSOはちゃんと原作やってからやんないとダメだと思うですよ.もちPSO全然見たことすらないんでなんともいえないわけですけど.あと,そいや私外伝の方は全然知りませんねぇ.原作を4本全部プレイしましたというだけで,設定資料集だの外伝だのといったものは全然知らないですから,なんか語るってほどにも詳しいわけでも無い気がするんですけどね.

 というわけだから是非原作やってくれPSOメンバー.今だとエイジスファンタなる全作プレイできるのがあるんでしたっけ? それならそれでもいいからとりあえずやろうよぅ.え,そんなこといってないでさっさとPSOやれって? むーん.やりたいんだけどね私も...

● Jul. 29, 2001 (Sun.)

 妹に"お兄ちゃん"と呼ばれる人は少ないのかっていう話でしたが,私は二人共からそう呼ばれてます.もっとも父親はともかく母親からもそう呼ばれるので,そう呼ぶ人間が妹だけだというわけでもないのですけど.あと,色々なところで言っているので聞いたこともある人は多いでしょうが,私らは周りから見られると"仲の良い兄妹"らしいです.本人らに自覚は無いんですが.Kanonの話もすればライトノベルの話も少女漫画の話もしますし,シスプリの話だってしますが,そんなもん...ってわけではないんでしょうか.

 あとは対抗して.

 私にとって妹とは,二人の大切な家族です.それは実際に親が同じで血が繋がっていて,ということとは一切関係なくて,ただ物心ついたときから妹としてすぐ傍に居て,妹として育てられてきた,ということを意味します.例えば今更になって,私はホントは拾われた子なんだ,ということが発覚したとしても,それは本質ではないでしょう.逆に,私はホントは拾われた子で,この子が本物の妹なんだよ,と言って突然本当に血の繋がった年下の女の子を連れてこられてしまったら,もしかしたら私はその子を妹としては見られないかもしれない.ともあれお互いが相手を妹として認めて兄として認めるからこそ兄妹だと思うのです.だから,(エロゲ免罪符を多少適用した上で)遠野秋葉は遠野志貴にとって正しく妹だし,遠野志貴は遠野秋葉にとって正しく兄なのです.というか,正しく妹であり,正しく兄であろうとした,が正しいのかもしれないけど.ともあれ,家族ってのはやっぱそういう問題で,例え年下の女の子に萌えることを妹萌えだの娘萌えだのと呼び,私がそれであったとしても,実の(何度も言うが血のつながりの問題ではない)妹に対してはやっぱり萌えの対象にはやっぱなりえないのです.

 実の妹が居ない人にはわかんないかもしれない.

● Jul. 29, 2001 (Sun.) (2)

 これから花火を見に行ってきます.私が見に行くのははじめてかもしれません.我が妹君らは既に友達と出て行った模様.遙は連れて行きません.あいつ花火嫌いだから.

 ...

 打ち上げ花火もいいけど.あの片手で持てるちっぽけな花火に,自分で火をつけたいな...

● Jul. 29, 2001 (Sun.) (3)

 花火って...

 花火って,あんなに凄くて綺麗で怖かったんですね.私,...初めて知りました.

 ...みんなネタだと思ってるでしょう.本気ですよ私は.そりゃね,花火くらい見たことあります.毎年やるから.山の上から見えるので,いつもそこから見てました.でも,違ったんです.花火は遠くから見てたら,綺麗なだけなんですよ.昔花火が上がるスクリーンセーバーとかあって,それで綺麗だなあって眺めてたことあったんです.でも,私の花火ってその程度だった.いつもいつも,遠すぎる場所から見てたんです.だから,花火が怖いっていうのが全然,分からなかった.一体あの程度の音や光で何を驚いてるんだって,本気で思ってたんですよ.

 だけど違ったんです.間近で見る花火の迫力は.確かに怖いんです.本当に腹に響いてくるし,本当に火の粉が降ってきそうなんです.ていうか,本当に降ってきたんです.熱い,と思ったんですよ.熱気とかもなんか伝わってくるんです.気のせいだろって言われたら,そりゃ,否定できないんですけど.でもでもっ.花火ってこんなに凄くて綺麗で怖いものだったなんて! 花火が開く前に身構えてしまうんです.一瞬空が眩しくて目を細めてしまうんです.でもふと目をそらした隙にすぐ散ってしまう.本物の花よりも遥かに僅かな時間で強く輝ききって散っていくんです.近くでは怖い怖いと泣き叫ぶ子も居たし,ばーんばーんと両手を挙げて自分が花火になったかのようにはしゃぐ子も居たし,両手を挙げて飛び跳ねて花火を捕まえようとしている子も居ました.車椅子に座って静かに拍手してるおばあさんも居ました.そんな中私は地面に座って,45分ほどぶっ続けて空を見上げて,疲れそうだったけど,打ち上げてるその場所も見える,素敵な場所でずっと見ていました.

 ...そっか.花火って,こういうものだったんだ.

● Jul. 30, 2001 (Mon.)

 ONE卒的突発事件.早瀬さんと名古屋OFF.当日の朝4時頃に僅か約30分の会話にて決定され,約10分で終了.それOFFって言うのか?

03:48 <早瀬> ちなみに今日は名古屋遠征~
03:48 <Wayne> …む
03:48 <Wayne> 迎え撃てという意味か
03:49 <早瀬> いや、フィリスのパーツ見に行くだけですが(爆)
03:49 <Wayne> フィリス…素敵な名前だ(なんのことかよく分かってないらしい
03:50 <早瀬> とらハ3のキャラです。新PCの名称です
03:50 <Wayne> おおお~
03:50 <Wayne> 大須まで出?
03:50 <早瀬> ですね
03:50 <Wayne> …迎え撃つか
03:50 <早瀬> まぢで?
03:50 <Wayne> マジで
03:50 <早瀬> 連れがおりますが(笑)
03:51 <Wayne> ぉ
03:51 <Wayne> 女の子~(マテ
03:51 <早瀬> 男です・・・
03:51 <Wayne> むぅ
03:51 <早瀬> というか、女のこだったらもっと騒いでますわ、自分(爆)
03:51 <Wayne> (笑)
03:52 <早瀬> あ、そういえば
03:52 <Wayne> 大須かどうせいつか行かなきゃならんしな…ってあう?
03:52 <早瀬> 夏コミって入るのにカタログいるんでしたっけ?
03:52 <Wayne> 確か.
03:53 <早瀬> どうせ名古屋まで出るならアニメイトでも行って買ってこようかなぁ、とか
03:53 <Wayne> …アニメイトは名古屋じゃ
03:53 <早瀬> というか、俺、参加の方向に向かってる?(爆)
03:53 <Wayne> …って名古屋へ行くのか
03:53 <Wayne> さぁ…
03:54 <早瀬> 名古屋→大須→名古屋と言う感じ。直で大須へ行ければそうしてますが
03:54 <Wayne> 私は直大須なんで.
03:54 <Wayne> D-カルトあたりでも売ってると思うですが.
03:54 <Wayne> <コミケカタログ
03:54 <早瀬> おぉ、D-カルト
03:55 <早瀬> そういえばそうかも。
03:55 <Wayne> よし,迎え撃つか.
03:56 <Wayne> (この突発かつなし崩し的がなんともONE卒的(爆)
03:56 <早瀬> なんとなくそんな気はしましたよ・・・(笑)
03:56 <早瀬> あぁ、このノリなんだ みたいな(笑)
03:57 <Wayne> てゆーか何時来るねん.多分顔見てあぁなるほどでおしまいな気はしなくも無いですけど.
03:57 <早瀬> 昼前くらいには大須につくかな、と
03:57 <早瀬> こっち10時発ってことになってます
03:57 <Wayne> …む.絶対寝てる(爆)
03:57 <Wayne> むしろ起きてろって意味?
03:57 <早瀬> いや、着くのがその時間ってだけで数時間は大須にいると思いますが
03:58 <Wayne> 午後2時に…とかゆーと居なさそうだしな
03:58 <早瀬> いるんじゃないでしょうか、多分(笑)
03:58 <Wayne> (帰り際ぢゃないのかそれ
03:58 <Wayne> あや
03:58 <Wayne> 居るのか
03:58 <早瀬> 確証は無いですけど
03:59 <Wayne> …午後2時に上前津地下鉄駅9番出口だ! 復唱!(違うってばよ…
03:59 <早瀬> 午後2時に上前津地下鉄駅9番出口だ!(あれ?)
03:59 <Wayne> …マジ?
03:59 <早瀬> まじ・・・?(笑)
03:59 <Wayne> いや,私はいーんですが(笑)
03:59 <早瀬> どっちかと言うと大須観音派なのですが
04:00 <Wayne> 大須観音ね…そっちでもいいが
04:00 <Wayne> …私分かるかなぁ(爆)
04:00 <早瀬> わからないと思います。絶対に(爆)
04:00 <Wayne> 9番出口だとさ,ほら一個しかないじゃない.
04:01 <Wayne> …ってそーゆー話じゃないのか
04:01 <早瀬> 上前津駅は行ったこと無いですゆえ・・・
04:01 <Wayne> コムロードのすぐ前の駅なんですがね…
04:02 <早瀬> 大須観音駅の方が電車賃が安いのです(爆)
04:02 <早瀬> 数十円だが(ぉ
04:02 <Wayne> あぁ,なるほろ
04:02 <Wayne> てことは…
04:03 <Wayne> 大須観音駅1番出口とか?
04:03 <早瀬> んばん出口と言われると少々迷うかも
04:03 <Wayne> …第二アメ横よりも向こうかい…
04:04 <Wayne> いや,私の巡回コースってば,上前津駅から第一アメ横あたりをくるっとまわって…っていうやつなもんで.
04:04 <Wayne> そっちの方いかないのな
04:05 <早瀬> まんま逆になるわけですな(爆)
04:05 <Wayne> じゃぁ大須観音まで出向くかー
04:06 <早瀬> んー
04:06 <早瀬> どうしましょうかなぁ
04:06 <Wayne> 1番出口ゆーたらここらしいです.
04:06 <Wayne> http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/54/05.438&scl=10000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=35/09/25.820&size=500,500
04:07 <早瀬> おそらくはいつも出てる出口です
04:08 <Wayne> そりゃ多分そうでしょうけど.
04:08 <Wayne> よっしゃ午後2時に大須観音地下鉄駅1番出口…ってぇマジかそれー
04:09 <早瀬> 言いだしっぺそっちやー(爆)
04:09 <Wayne> (笑)
04:09 <Wayne> 午後2時だと寝てかねないからなー(爆)
04:09 <早瀬> 念のため、携帯の番号、教えておきましょうか?
04:10 <Wayne> …うーん凄い人々(笑)
04:13 <Wayne> 12時半には自宅出ないと間に合わないのか…
04:14 <Wayne> この時間まで起きてなきゃなぁ
04:14 <早瀬> まじですか
04:15 <早瀬> 目印かなんか、決めときます?
04:16 <Wayne> ですなぁ
04:16 <Wayne> 頂いたなのは壁紙でも印刷して…(それはどうよ
04:16 <早瀬> CPGですかね、やっぱ(爆)
04:16 <Wayne> …嫌です(茜
04:16 <早瀬> なのは壁紙は勘弁してぇ・・・
04:16 <Wayne> (笑)
04:17 <Wayne> いや早瀬さんがCPG持ってくるならそれはそれでいいですがー.
04:17 <早瀬> やりましょうか、やりますよ僕は(爆)
04:17 <Wayne> やるんですか!!
04:17 <Wayne> よし.
04:17 <Wayne> それこそONE卒!
04:17 <Wayne> それこそ得尊さんの友人!
04:18 <早瀬> とくそんさんの真似になるので、なんともと言う気はしますが
04:18 <早瀬> これにもう一つくらいオリジナル要素が欲しいですなぁ(爆)
04:18 <Wayne> はい? いや,この場合は加点でしょう.
04:18 <早瀬> むしろ加点ですか(笑)
04:18 <Wayne> ほら,これからONE卒で活動しようという人が一体何を.
04:19 <Wayne> …「ネタの為なら何事も本気」
04:19 <早瀬> ぎにゃー
04:19 <早瀬> 混沌への第一歩だ・・・(ぼそ)
04:19 <Wayne> んじゃ,今日30日,午後2時大須観音地下鉄駅1番出口にてCPG持ってる人ハッケソ,と.
04:19 <早瀬> あい、了解也
04:20 <Wayne> 決まったところで6時間くらい寝るか…(起きれない気もする
04:20 <早瀬> 俺寝れないかもしれない・・・・・
04:20 <早瀬> まぁいいや(ぉ
04:20 <Wayne> …うむぅ
04:20 <Wayne> んでわそーゆーことで
04:20 <早瀬> はいな
04:20 <Wayne> であー
04:20 <早瀬> 良い夢を

 以上.証拠.続いて大須観音地下鉄駅一番出口にて.

私「マジでCPG持ってきたんですね」
早「ええ,やると言ったらやりますよ.とりあえず早瀬です」
私「あ,どーもうぇいんです」
早「で,こちらが連れです」
私「どーも始めまして.ところで女の子って話でわ?」
連「どーも.女装してきたほうが良かったですか?」
 (笑)
私「んで,どーなってますか状況は」
私「とりあえず私はコミケカタログとメモリを買いに来たんですが」
早「さあ.とりあえず用事は済ませましたが」
私「はー,じゃあ,これまでって事にしますか」
早「はい.では帰りますか」
私「んじゃ」

 以上.

 ...あーいや,ホントはもうちょっと話はしたんですが大まかにはこんなもんです.約10分.詳細はきっと早瀬さんがレポートしてくれるに違いありません.ちなみにコミケカタログとやらは調達し損ねました.現地調達するか.んじゃ.

● Jul. 31, 2001 (Tue.)

 とゆーわけで.届きました.何気に仰々しい箱に入ってて驚かれたらしく叩き起こされました.うーん.まぁ早瀬さんとのOFFの話が入ってたんで起こされる分には構わなかったんですが.箱が大きいくらいで驚くなよ...むしろ佳乃が小さかっただけだって.

 んで何気に使用条件とかあるらしい.何々...「3.5''ベイのステッカーは剥がさずに使用すること」ですって.はー,なるほろ...こりゃ茜だけ扱いが違うっていう話も納得ですわ.むしろ茜だけ一人で表情がどことなく寂しそうだし.まぁそれが茜なのやもわかりませんが.で,とりあえず使用条件を見るに,いちいち3.5インチと表記してあるからには5インチベイに貼ってある残り5枚のステッカーは全部剥がしても良いらしい.んで,3.5インチベイのは気にいらなくなったら上にガムテープでも張って隠すか,3.5インチベイごと取り外せってことなんだろう.剥がしちゃいけないってだけみたいだし.しかし張り替えはダメなんだな.剥がしちゃいけないわけだから.(註:ネタ返しです.ちなみに使用条件見せたら家族全員にネタとして理解されてしまったため,もちろん全部剥がさずに使わせていただきます)

 で,さっそく服を引っぺがし中身確認.ケースがそれなりのサイズなだけあって結構余裕のある内装の模様.何気にメモリスロットが4本もあったりして驚き.こりゃごみ箱だな...というのは,他で退役パーツとしてSDRAMが転がってきたらここに刺さるってことである.「…ごみ箱じゃありません」...ごめん茜.あとサウンドケーブルをひっ繋げという話だったので繋ぐ.実はちと苦労したが.

 んで,早瀬さんとのOFFの話があったのでとりあえず飛び出す.OFF.大須回って帰ってくる.

 「茜,さっそくだがファイルサーバーになってくれ」「…嫌です(即答)」

 ...予想はしていたことだったので,ご機嫌を取る為に256MBのメモリをプレゼントする.ついでに980円の安物スピーカーもプレゼントだ.で,スピーカーをプレゼントしてしまったため結局ファイルサーバーにはならず(本末転倒),立場的には真琴と交替ということになるらしい.まあ,それもそれでよろし.真琴はGAを抜いてLinuxでも入れることにしよう.

 それにしても,大須回ってたら何故か知らんがAIRの通常版と全年齢対象版が売ってた.なんかこれ見よがしな販売戦略が物凄く嫌.大体,気になるぞあの通常版...もの凄く気になるぞ通常版...誰か買え.買うんだ.中身教えてくれーっていうかパッケージぷりーず.私物凄いあの箱欲しいです.マジで.中身はOrnithopterが抜けただけじゃないのかなぁ.あと全年齢版も何気に欲しいんですが買っていいですか.いやなんか物凄くダメな気がする...あと,コミケカタログは手に入れそこねたが入場に関してはそんなもんいらんらしいです.どっかで必要とか聞いた気がするんだが勘違いらしい.やれやれ.

 あとさ.キミエンのポスター床に貼るの止めようぜ.危うく遙を踏むところだった.


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