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Platitudinous Records June, 2001

【<旧日記】【一覧】【新日記>】

● May. 1, 2001 (Tue.)

 昨日...じゃない今朝ははとりあえず,madokaログ変換perlスクリプトのbeta2を投げて寝た.すると,どうやらしばらくしてうっちーさんがテストしてくださっていた模様.ありがとうございます.しかしその報告を見るに,どうにもこうにも実行時間がかなり遅いような雰囲気.なんだかなァと思いつつ,ここはperlが悪いんだと責任転嫁してほったらかすことにする.とか言いながらせこせことみみっちいコード最適化を考えてるんだから,私もどうしようもない感じだ.うぐぅ.GWまでには完成させて,ここのソフトウェアのページに上げたいかな.と言っても,誰もダウンロードしないと思うけどね(爆).

 あと,M原氏に頼んでおいた4コマ漫画が仕上がってきた.ひょーっ.私が思っていたより素晴らしい出来です.絵が描けるっていいねぇ.見たい方はいただきものページへどうぞ! ちょっとファイルサイズが大きいですけどね.次からはもう少し線を濃く,それから文字を大きくしてもらうように頼もう...(爆)



 閑話休題.まだ見てないとか言うけしからん者(笑)がいるようなのでもう一回アンカー張っとく.ここ見てけ.素敵だから.ここ見て何を思うかはもちろん人それぞれだと思うけど,とりあえず見てけ.命令.形.あぁ,本当に素敵だねぇ(感

● May. 2, 2001 (Wed.)

 新カウンタ1000HITおめでとー...じゃない,ありがとう! 約50日で1000カウントなので,1日平均20カウントかな.まあ自分も含むけど.ただ同じ所からの同じ日の2度目のアクセスはカウントされないらしいから,私が表示確認とかのために表示したところで1カウントしかされていないはず.なので,私を除けば19人.ていうか,殆どONE卒メンバーかもしれないと言う恐怖(?)はあり(笑).ONE卒メンバーじゃない方で見て下さっていたら報告メールください,とか言ってみたりすると,誰かから来るかなー(笑).



 今日は男4人で喫茶店に入る.が,殆ど何も喋らず,軽食(サンドイッチ(私),ピラフ(M川氏),ピラフ(M原氏),ピラフ(F萱氏))を黙々と食べて去る.思い切り,喫茶店の使い方を間違えているような気がするのだがどうか.いや,女の子と一緒にイチゴサンデーだとかジャンボミックスパフェデラックスだとか食べながらお話とかいう贅沢は言わないにしろ,...もういいや.なんていうか,喫茶店にしては混み過ぎていた気がちょっとする.立地的に仕方ない部分は多々あるかもしれないが.それにしても,イチゴサンデーだとかジャンボミックスパフェデラックスなんて売ってたかなあの店...?

● May. 3, 2001 (Thu.)

 NOTE:一応連載(1,2,3,4)



「ねえ,お兄さんっ.今度はどこへ?」
 アクセサリやら何やらを売っている屋台のおかみさんに声を掛けられ,少年は振り向いた.そういえば,さっき道具屋から帰る時にも声を掛けられたのだった.
「ああ.今度はちょっと遠くへ行くんだ.だからその準備の買い物にね.いや,丁度良かった」
 そう言って立ち止まると,少年は一つのアクセサリを取った.ネックレス.銀色の鎖の先に,小さな幾何学模様をかたどったオブジェが付いているもの.どこにでもありそうなものではあったが,そのネックレスの本当の価値は,その材質と幾何学模様の魔法的な意味にあった.材質は銀.そして風の第2第3第6の呪文に同時に適合するように作られた立体構造.少年が値段を聞くと白金貨1枚だと答えたから,売っているほうはその真価を認めていないようだった.
 少年が言い値でい買い取ろうとすると,おかみさんはそれを止めた.
「兄さん,魔法使いでしょ? 何かやってよ.それでそれ,譲るからさ」
「何かって?」
 少年は意味を汲み取ったのかそうでないのか,いたずらっぽく聞き返した.
「ほら,あの,何でもいいんだよ.光の魔法で竜を作ったりとかさ,花火みたいなのとか.何でもいいんだ,広場でみんなに見えるようにやってくれないか」
 実際には光の魔法などと言うものはなかったが,恐らく前の魔法使いがやったであろうことはすぐに想像がついた.水と風の魔法で上手く水滴を光に対して配置したのだろう.虹を作る要領だ.だとすれば,その魔法使いはとてつもない実力の持ち主だと言える.そんなもので竜をかたどれるのなら,もしかすると本当に竜と会ったことがあるのかもしれない.そんなことは,簡単に出来ることではないのだ.
「何で?」
 また少年が聞き返すと,おかみさんは耳に口を寄せて小声で言った.
「あたしが頼んだってことにすれば,人気者になれるんだよ.あたしが」
 少年は苦笑して,人気者になれるのは僕じゃないんだね,と一言言ってから,広場の真ん中に立った.魔法使いの証である杖を掲げてから小さくお辞儀をすると,周りから声が聞こえてきた.
「おい,またなんかやるらしいぜ!」
「今度はどこの誰だ?」
「あ,あたしあのおにいちゃん知ってる!」
 周りの視線が集まると彼はもう一度お辞儀をする.すると辺りは一気に静まり返った.少年の杖は不思議な軌跡を描きながら踊り,跳ね,飛ぶ.彼の周りには幾つもの美しい光の蝶が舞い,やがて蝶に囲まれて巨大な竜が姿を表す.竜は巨大な羽根を広げて羽ばたき,周りの蝶を吹き飛ばした.風を狂わせ,聴衆の髪や裾をばたばたとはためかせ,そして竜は大空へと飛び立っていった.竜が去ると,また蝶が少年の周りを舞い始めた.蝶の数は少しずつ増し,いつしか表れた光り輝く花畑を飛び移る.そして中央にいる少年の姿さえ見えなくなり――

 全てが一瞬にして,消えた.

 中央にいたはずの少年すら,姿が見えない.あたりは全く静かで,一言も発する者はおらず,そしてわずかの音を立てる物も無かった.

「おばちゃん.これ,ありがたく貰っておくよ」
「ぎゃっ!!」
 突然聞こえた少年の声にアクセサリー屋のおかみさんはたまげて腰を抜かし,地面に座り込んだ.おかみさんの悲鳴に触発されたのか,見ていた者全てが盛大な拍手を送りはじめたが,当の少年は,その時既に先の角を曲がって姿を消してしまっていた.拍手は,姿の見えぬ少年に,止むことなく送り続けられた.

 パフォーマンスとして水や風の魔法を駆使して光のオブジェを作り上げることは,上級魔法使いの特権となっている.それは極端に難しいことで,彼らはそれで研究費や生活費を賄う事も多い.それが出来る者が少なければ少ないほど,希少価値が生まれるものである.だが,その作り上げたオブジェクトを動かして見せることは,不可能とされてきた.ずっと.しかも,周りどこから見ても欠損なくオブジェを作り上げるなど,到底人のできる技ではなかった.そう思われてきた.だが彼はそれをいとも簡単にやって見せたのである.ネックレスの対価の白金貨1枚よりも,いや,あのネックレスの本当の価値よりも遥かに高いものを,彼は,払っていったのである.

● May. 4, 2001 (Fri.)

 KISAさんのBS8.5レポの気合の入りように感激する今日この頃.いかがお過ごしでしょうかじゃなくて.25kの色紙は何か間違っている気がしましたよ.あと澪もね.食べ物を粗末にとかそういうレベルじゃなくてやっぱり何か間違っている気がしましたよ.まぁそういうイベントだったんだとは思いますけどね...(汗) しかしまあ,色紙が25kで売れるサークル...素敵ですよね.



 今日は天気が良すぎて,夕方頃に家を飛び出した.強すぎない日差しと,弱すぎない風が世界を支配して,あまりにも天気は,良すぎた.それは単純にかぶれてるとかそういうことではあったかもしれないけど,それでも,私の一部だったんじゃないかと思った.明日も似たような天気だったら,もう一度,飛び出してしまおうか.今日は天気が,良すぎた



 昨日はなんていうか,たまに衝動的に書いてみたくなるときがあって,小説なんぞ書いていた.まああれを小説と呼んでいいのかどうかは知らないけど,少なくとも書いている本人は,多分,そのつもりで書いている.こうして日記に上げてしまうと,なんだか苦労して書いた気がするのに,量的にはあまり無いのだなと思ってしまった.勢いがついて書いているときはやたら無駄に長くなってしまうのだけど,それに比べれば,多少ましなのかもしれない.でなければ,足りないのか.でも足りないなんてことは無さそうだから,いいのかな.

 この日記で時たま突発的に書いてる小説,今のところは書きたいからかいてるだけで,誰かに読んでもらうために書いているわけではないみたい.どちらかというと,自分で読んでいたい.今回のBS8.5でONE卒メンバーで書いたSS本が頒布されていたけど,その中に私も,かなり短いのを1本載せて頂いた気がする.自分で確認してないのでもしかしたら偶然抜け落ちてるかもしれないけど.あれもなんていうか,今思えば他人に読んでもらうようなものなのかどうか,怪しい気がしてきた.他人からどんな評価を受けているのか知らないけど,あれも多分,自分で読んでいたいのだろう.そういうことになると,もっと前に書いたやつは,もしかしたら単に自分で読んでいたくないものだったのかもしれない.一般公開の基準がそんなだから,商業精神にのっとった場合には,どうにもおかしいってことになる.だから,同人なんだろう.――「せめて,錯覚させてください」

● May. 5, 2001 (Sat.)

 む...何時の間にかうちの日記小説(もう仮題これで十分じゃないの?^^;)が得尊さんところ(5/4)で紹介されているのこと.ようやく自分が書いているものの想定読者が自分しかいないことに気付いたというのに今更感が無いわけでもないんですが.まあ,それでもやっぱWebにアップしている以上は読んでくれる人がいないとね,というのは悲しいかないつも言ってる私の台詞.どうしようもないなァ.多少なりとも読んでくれる人が増えてここが下手とかここが気にいらんとか色々感想とか来ちゃったりしたら本気で嬉しいんです.いや別にここが良かったでもここが気に入ったでも別にいいですが.

 想定している読者は完全に自分自身一人だけだと昨日だか一昨日だかに気付いたので,多分世界が滅ぶとか滅ばんとかそういった方面には恐らく進展しないだろうとか思う.現在のところスケールが家族なので,せいぜい広がっても国までだろうっていうか,ある意味少年やリーは世界を滅ぼしかねないんですがそれはまた別の話に違いない.想定している読者が私一人ってのは要はリーは可愛いなァとか少年謎だなァとかスタンリー不憫だなァとかせいぜいその辺りなんじゃないかとか.実はクレアはかなり美人だったんじゃないかとか.要するに私が可愛いと思わないリーは書かないしかっこよくない少年は書かないだろうってことなんだけど,とりあえずあの二人の謎は最後までずりずりと引きずっていずれは明かして終了する予定は未定.いずれにせよ世界観や世界設定に無理矢理感がとっても漂うので嫌な人は絶対に嫌だろうと現時点で既に確信.もちろんだけど私は好きだよ多分.

 今現在続き書き中なんだけどどうにもこうにも進まないのがなんとも言えない.要は結局事故が起こらないと話は進まないんだけど一体どんな事故を起こすのやらってことだ.事故自体は作為的になんとでも起こせるんだけどそれの裏がないと結局どうしようもなくなるのが落ちなわけで.その辺りちょいと困っているのである.ラストのシーン断片だけはほぼ出来上がってるって言うのに,どうすんだか.なんていうか,このまま無事ジスティムティに着きましたとか1文書いてそのラスト書いておしまいってのはそれはそれでいいかもしれない.唯一の読者たる私が許さないので多分それは無いと思うけど.想定読者が増えたら,やるかもしんない.増えることは無いから,やんない.

 しかしこの文読んでるとどう考えても読者自分だけじゃないよなァ自分だけだったらいちいち後の展開予定とか日記に書く必要ねぇもんなァとか思いっきり思ったり.それ以前に小説自体が日記に上がってるんだからそれは要は読んで欲しかったんだろって言われりゃ,想定読者が自分だけだってことに気付くまでは実際その通りだったはずなわけだ.あぁ要は寂しいんだなァ私.ていうかやってること馬鹿馬鹿しいよ私.いや自分でも分かってるしそういうことされるの嫌いなんでしたくは無いんです私.済まぬ.

● May. 6, 2001 (Sun.)

 昨日あたり,思い出した.そういえば私,世界が滅ぶとかなんとかって話は以前書いたことがあるんだなあってことを.なにやら得尊さんがそういう話をお望みだったようで,とりあえずサルベージしてHTML化したのだけれど,後々彼の日記を読むなりIRCで話を聞くなりすると,全然彼が思っているような話ではないことがきっぱり明らかになった.なんていうか,彼が思っているようなドラマがあるわけじゃなくて,私がそういう系列の話を書くと,本当に滅んでしまうのである.ちなみに,話が分からんとか話が飛びすぎとか説明不足とかそういう話は全部確信犯なので,一切受け付けない.分かる人だけ分かってくれればそれでいい.そのあたり1秒で了承してから読むように.なんていうか私もこれを小説と呼ぶのは心苦しいのだけど,まあ他に分類しようが無いというか,このサイトの関係上,なんとかコンテンツ的に名前が立つのがいいなということで小説と呼びたい感じなだけだったりする.許して欲しい.実際これは数年前に書いた物だけど,多分当事私は世界と言うか世界観と言うかそういうものを単純に書きたかっただけなんだろうと思う.ただその世界観だかなんだかは結局今の私にも継承されているようで,私が世界レベルでお話を書こうとしたらまず間違いなく世界は滅んでしまうし,世界を救うような話は書かないと思うし書けないと思う.

 あ,この話,なんだかサブタイトルっぽく英語名がついているけど,これは実は途中まで英語版が存在した名残だったりします.だけど自分の英語力の無さに辟易して結局削除してしまったのこと.題名以外全然残ってません.誰か英訳してくれると嬉しいかな.無意味って言えば無意味だけど.

● May. 7, 2001 (Mon.)

 なんていうか結局物書き師匠Whiteさんに読まれてしまった本当に滅んじゃう話.設計図のなさが透けて見えるのが難点 と,一言すぱっと言われる.全くもってその通りと言うか,実際私がちゃんと設計図考えて書いたのは一つも無いわけだからあたりまえなのだが.いや設計図は書いたことがあるのだがその設計図どおりに構成できないがゆえにそのまま捨てられてしまうのである.その設計図.言い換えるとそもそも設計図の書き方が分かってない.で,一緒に,腕を上げる為の練習法を教えてもらったりもしたのだけれど,結局私が考えているのはその練習する時間をどうやって取るかとかじゃなくて,そんな練習せずに楽して腕を上げるにはどうするかだったりするから救いようがない.練習せにゃ,腕は上がりませんよ.ていうか,本当に小説書きたいんだったら練習する前にマインドセット見直せよな私.既にそう言われてるんだから...



 半分以上関係ない話かつ昔の話をまぜっかえして悪いが,私の2/2の日記より.

昔から疑問に思っていたこと.命題「死の否定は生である」真か偽か?

 それで,ついさっき話題に上っていた「全てを焼き尽くす雷を」なんだが,よくよく読んでみると上記命題は偽であることに気付く.対偶の真偽も一致するから,「生の否定は死である」も偽だ.現実世界ではともかくとして,少なくともこの話の中ではこの命題は偽である.実に書いた当時の私の世界観をよく表していると言うか,しかしその世界観は現在の私にも今だ受け継がれている.命題を解釈してみれば生でも死でもない状態が存在するという意味なのだが,例えば現実の"生""死"の定義を上記命題が成り立つように再定義したと仮定して,「あなたは"生きて"いますか?」と問われた時,自信を持って「"生きて"います」と答えられる人はどれだけいるのだろう?

 ...ああ,何度か読み返したけどこんな文じゃ私の言いたいことは伝わらないだろうな...

● May. 7, 2001 (Mon.) (2)

 ひょふりょっ!?

 こことか読んじゃったりして死ヌほど驚いたんだが.まァそうだ,AIRをDCに移植するんはまだ認めよう.アレを移植して本当に金になるのかとか色々疑問ではあるのだけれど,それでもAIRはAIRだしな...でもな,それは止めてくれ.それだけはお願いだから止めてくれ.あのCG集を移植したりするのは止めてくれ...頼むから...何の為に移植するんだよあんなもん...いやもうやるんだったらおまけのストーリーカットして本当にCG集にした方が良いと思うよマジで(汗).アレもうPCのエロゲ業界に居座っているからこそまだ存在が認められてるってだけで移植なんかしたら存在認められないよ.多分...(滝汗) 「エロゲだから」っていう作りしてるのに,それ奪ってどうするのよホントに--;;; いやもしかしてエロゲのまんまDCに移植しちゃうんですかそうですかもう好きにしてください.



 あと実はまだ私聞いてないけどあゆCD.

 「うぐぅ」は可愛くないです痛いです.うぐぅ.

 いやあゆ本人は確かに可愛いんですが声が付くと絶妙に普通です.うぐぅ.

● May. 8, 2001 (Tue.)

 NOTE:一応連載(1,2,3,4,5)



「ただいま」
「あ,おかえり,おとうさん!」
 しばらくすると,少年が戻ってきた.リーが少年を明るい声で迎えると,少年はさきほど手に入れたネックレスを取り出し,リーの首に掛けてやった.
「ほら,リー.大切にするんだよ」
「わぁ.ありがとう,おとうさん」
 ネックレスを手に取って喜んでいるリーと,それを嬉しそうに見ている少年を見て,スタンリーはだんだん腹が立ってきた.こいつは――
「そんなものを買ってくる為に俺を待たせたのか!」
「わっ」
 少年は驚いてみせ,リーは不思議そうにスタンリーを見返した.
「どしたの,スタンリー?」
「あ,いや」
 リーに言われて,スタンリーは言葉を詰めた.待たされたことに対して腹は立ったが,少年にとってのリーが,自分にとってのクレアだったとしたら.ふとそう思って,簡単に責められなくなってしまったのである.
「そんなものって言って欲しくなかったよ,スタンリー」
 続いてそんな少年の言葉が,小さくスタンリーの耳に届いた.それはスタンリーを責める風ではなかったけれど,逆に,彼はそれに違和感を感じていた.
「さあ,それじゃ,行こうか」
 いつもの,つかみ所のない少年の声がした.
「リー,家の中は大丈夫?」
「うん」
「よし.じゃ,行こうスタンリー」
「行こうって,家はほったらかしで良いのか?」
 施錠をした様子もなく歩き始めたので不審に思って尋ねると,少年は簡単に言ってみせた.
「大丈夫さ.中にあるものの価値が分かる奴は,入れないから」
 一体どういう意味だろうかと不審に思ったものの,本人が良いといっているのだから良いのだろう.別に少年の家に何が起ころうとも,自分には一切関係ないのだから.
「逆に,まあ,施錠はしない方が安全だよ.僕の場合は周りに管理してもらえるしね」
「どういう意味だ?」
「言葉どおりだよ」
 尋ねたはいいが,所詮はそんな答えばかりだった.まだ会ってほんのわずかしか経っていないけれど,もう彼には少年のそんな答えが予想できてしまっていた.村の占い師も曖昧なことを言うことが多かったから,もしかしたら,魔法を行使する者の特徴なのかもしれなかった.
 リーが飛び跳ねながら少年よりも先に進む.長い銀髪に地に付きそうなほど長く白いローブ.そして,少年のものよりもいくばくか短い魔法使いの杖.当然ながら見比べてみれば装飾が全然違うのだが,二人とも持ち歩いている状態で見分けをつけられるのは長さくらいしかなかった.
 リーの後ろをゆったりとした感じで歩く少年.だけどみかけで感じるよりもかなり歩調は速い.うなじあたりでまとめた長い黒髪に,やはり地に付きそうなほど長く白いローブ.そして,魔法使いの杖.二人は,服装に関しては大きさ以外になんら違うところは無いだろうと思われた.
 と,なんとなく二人を観察していたら遅れをとってしまったスタンリーは,少しばかり早足で少年に追いついた.
「馬車を使うつもりと言ったか」
「うん.僕はともかく,リーが途中で倒れちゃうだろうし」
 それに対して,スタンリーはぼそりと呟いた.
「……俺はお前も心配だぞ」
 その瞬間,少年は足を止めた.ローブの裾を捲くって自分の足を見た後,苦笑して言った.
「確かに頼りない足だよね」
 再び歩き始める少年.
「だったら尚更馬車でも使わなくっちゃ」
 足を止めた隙にすっかり先へ行ってしまったリーは,……なにやら虫と格闘しているようだった.
「しかしあの調子では,馬車に乗る前に倒れてしまうのではないのか」
 少年は,かもしれないね,と言って苦笑した.

● May. 9, 2001 (Wed.)

 久しぶりにMD(Mega Drive)を引っ張り出してきてPS(Phantasy Star)をプレイしてみたりとかして泣きそう.ていうか懐かしすぎこれ.なんつーか本気に懐かしすぎ.今だセーブデータが残ってるROMカセットもそれなりに凄い気がするけど,よくよく考えたらまだ動く本体も凄い.んで久しぶりにThunder Force IIIとかもやってたんだけど完全に忘れ気味な模様.なんていうかこのゲーム,忘れたら難しすぎ.なんてったって最大の敵は地形.ちゃんとパターン覚えてないと本気で地形にやられて即死だもんなァ.とか思ってたら何故か知らないがノーミスでラスボス直前までプレイしてしまう私.どうやら手が覚えてたらしい...をいをい.各ステージの条件反射がほぼ出来上がってるところがなんだかなァな感じだ.あとこのゲームクローがないとやたら難しいんだけど,あるとそれはそれでかなり強い.ノーミスだとクローはつきっぱなしだから尚更楽ってのがあるかもしれない.それに問題はシールド.これ...なんか機数増やすアイテムより重要ってところがなんともいえない.だって5回くらいは敵の弾防ぐもんねぇ.しかも弾あたったからって武器減らないし...強すぎ.逆にこれを保持したまま終盤戦もってけないと辛いとも言う.ちなみにどうせ私がやってるのはNormalモード.Hardモードとかはさすがにやる気がおきません.元々アクションだのシューティングだのは苦手なのですよ.

 ところでPS(Play Station)が欲しいんですがどっかに安く転がってないでしょうか.ていうか誰か安く売ってください古いのでいいんで.あとGPMとか俺屍とかも一緒に売ってくれたりすると物凄い嬉しいです.ついでにFF7とか.え,あんなのやる必要ないって? いやでもFF8以降よりはマシでしょう多分.

 あ,マーリナって16歳だったんだ.しらなんだ.

● May. 10, 2001 (Thr.)

 ...参った.もしかすると私も誰かさんと同じ罠にはめられたのかもしれない.何たることだというか,まあ何とかならんわけでもないのだが.ああそんなわけでとりあえず無駄遣絶賛奨励中.ていうかはじめから教えてけよおい.いや絶賛奨励中って言うか,何が絶賛なのか良くわかんないんだけど最近の無駄遣いっぷりが我ながら見事で感激だ.どーするそんなことで感激して.いんやPSが欲しいなGPMとか俺屍とかやりたいなとか言ってるだけなんだが.でもそれってもしかして今更?



 ...実際,ノベルゲームの選択肢を選んでも,ゲームは変化しない.ゲームの著作者から使用権を買ったプレイヤーは,自分のマシンのハードディスクにそのデータをコピーしてプレイしているはずだ.だがそのハードディスクは書き換え可能媒体であるにもかかわらず,選択肢はただフラグの状態を変化させるだけでゲームのシナリオそのものを書き換えるわけではない.セーブデータは変更されるにしろ,それは所詮本で言うところのしおりの挟まれている位置に過ぎない.根本的にゲーム自体が変化するわけではないのである.変化するように見えるのは錯覚だと言われるゆえんであろう.

 しかし,著作者が自らの主観世界を表現と言う形で客観世界に書き出したもの――具体的にはバイナリが焼きこまれたCDになるのか,それともハードディスクに書き込まれた磁気列の並びなのか――が,パソコンのディスプレイと言うものに投影された「それ」を一つの世界と見たとき,確かに選択肢によってその世界は収束する.その収束についての議論をするのであれば,その前提を据えた上で,新たにはじめるべきだ.

 ここで意味もなく気付いてしまうのは,現在パソコン上で使用されるアプリケーションの殆どは,書き換え可能媒体,即ちハードディスクに保存されている,ということである.現在,実行ファイルが自分自身を書き換えることはしてはいけないことになっているが――昔はハードウェアの制限上実際に行われていたし,今でもウィルスの一部なんかはやっているかもしれない――,現在出来ないのは「実行ファイル」なのであって,ただのデータファイルは自由に書き換えを行うことが可能だ.ならば,自らのシナリオを「書き換える」事は,ただ「書き換える」一点においてのみなら技術的に不可能ではない.ならば,「本当に変化する」ゲームは,もしかすると作ることが出来るのだろうか.

 ――と,以上中途半端にしか分かってない上,重要な部分を聞いていないにもかかわらず場を混乱させようとする試み.ちなみに場外可.

● May. 11, 2001 (Fri.)

 控えめだったにもかかわらず結局飛び火した昨日の内紛の種.「本当に変化する」ゲーム.だかなんだか.私は抽象的に,ただ自らを書き換えるアプリケーション(それはゲームでなくても)が出来るかもしれないな,ということを単純に示唆しただけだ.むしろ,私が知らないだけで一般アプリケーションでは既にやっているものもあるかもしれない.ただ,それでもゲームが自ら書き換わると言うのにはある程度ゲーム論的(いや,とりあえず今ONE卒IRCなどでゲームに関して議論してるその議論)には重要であるようだ.

 ここに,話をノベル型ゲームに絞る.そのとき,例えばゲーム本体が書き換わるとしたら,それはシナリオであろう.別に音楽であってもグラフィックであってもいいが,書き換わる意味が最もあるのがこの際シナリオであろうと言うことだ.プレイヤーが選ぶ選択肢によって,シナリオが「変化」する.それはハードディスクに書き込まれたデータが本当に変化するのであって,決して今ののように,選択肢を選んで「分岐」するのと同一ではない.同一ではないのだが,それはプレイヤーの目にはどう映るだろうか.システムがそういったものであると知らずにプレイしたのであれば,プレイヤーはなんらその差異を感じ取ることはない.あくまで選択肢は有限個であって,その選択肢によってシナリオが変化するとしても,プレイヤーにとってはそれは全ての選択肢に対するシナリオが用意されていたのとなんら変わりがないことになる.認知されないものに意味は無いし,議論の対象にもなりえない.この問題は,開発者は議論すべきだが,プレイヤーは議論出来ない.

 一般的なゲームに拡張しても似たようなことが起こる.例えば何かパズルゲームがあって,オプションでルールを変更できる.ルールはそのアプリケーションのデータファイルに書き込まれていて,オプションを変更すると,それが実際に変化する.でもそれは,今までと同じように全てのオプションによるルールをあらかじめ用意していた場合と,プレイヤーにとって差異はない.

 要は,「変化する」ゲームではあまり意味がない.ゲーム自体が自発的に変化したところで,プレイヤーにとって差異は現れないからだ.本当に意味があるとすれば,「変化させることが出来る」ゲーム.プレイヤーが自らの意思によって,ゲーム本体を――ルールなりシナリオなり――書き換えることが出来るゲームである.TRPGは,GMが柔軟性ある偉大な人間様だという点において,それが出来るような錯覚に陥る.だが,結局その世界を支配するのはダイスの目とGMであって,プレイヤーは世界のルールやシナリオに干渉出来ない.シリコンチップの塊がGMを勤めるよりも遥かに多い――無限大に近い――選択肢を選べるであろうが,所詮それは,全ての選択肢においてシナリオが用意されていたこととなんら変わりはないのではないだろうか.

 結局,何が言いたかったのかよくわからない.私の思考経過である.以上.

● May. 12, 2001 (Sat.)

 不健康な生活中.

 いや,今日は一つツールを作ろうと思っていたんである.何かって,あれだ.LINE INとLINE OUTを直結するプログラム.要は垂れ流し.こんなプログラム誰も使わないと思うけど私は使うのである.あんまり遅延を発生させたくは無いんだけども,その辺上手くいくだろうか.まあいいやとりあえず一度作ってみるだなとか思いつつ作り始めたのだけど...アイコン描けない.なんじゃ,そら.いやー.別にね.アイコンなんて何でもいいんだけど.どうせ自分しか使わないんだしさ.だけど描き始めると結構凝っちゃうのよ.ねぇ? そんなわけでアイコン描き描き.約2時間.それホント? ...さすがに嘘だと思います.



 ...えっと.何の話だっけそうそう.最近こことかずっと見てるんだけど,いやホント素敵だねぇ.ただの惚気って言えばその通りなんだけど,なんていうか,それも含めて素敵なんよ.いいよ素敵よ.うむうむ.

 それから...天使のお仕事(APPLE project).やられました.KISAさん.もうこれは大変なことです.誰か売ってくれェ...

● May. 13, 2001 (Sun.)

 昨日の予告どおり,というか別に予告じゃないけれども,今日はツールを作っていた.LINE INとLINE OUTを直結するプログラム.要は垂れ流し.こんなプログラム誰も使わないと思うけど私は使うのである.あんまり遅延を発生させたくなかったのだが,まあ気にならない程度には収まったんじゃないかと.それでもミリ秒単位では遅延が発生しているはずなんだけど.まあ,いくらなんでもそのあたりはスペック云々含めて,ちょっと辛いところだろう.何せバックグラウンドアプリケーションだし.ただ,やっぱりシビアなタイミングな音はちょっとばかし気になるには気になるかな...人間の耳って結構さとい.

 とまあそんなわけで,ある程度,使えるには使える段階までプログラムを組みはしたのだけれど,なんか終了処理付近のコードの書き方がイマイチよく分からないとか,グローバル変数多数,さらに使っていない変数数個とか,名前無茶苦茶とか,...いやまあ,到底自分でも見てられないようなコードなのでありまする.なんていうか,ダブルバッファリングしてるんだけど第2バッファの開始タイミングが分からないからってSleep()呼ぶのはまずいと思うよ私.よく考えようね.ホントに.というわけで,なんとかそのあたりのコードを綺麗にしないと駄目な感じかも.ふぅ.



 話は全く変わって昨日...じゃない,今日ONE卒IRCで出た話題.ここ[本日現在]の左側中央のgifアニメにめろめろ.いや本気でめろめろ.その隣のトップ絵に萌え.かつめろめろ.ひょえー.いや,やっぱ肩って重要.じゅうよう.さいじゅうよう.ちなみにこのgifアニメは51枚のアニメで構成されておりまぶたのアニメは目の部分だけで残り透明色にゃうにゃうのアニメは全身像と文字があって残り透明色よってとなりにいる人形にアニメは無いって私一体なに調べてるんだ? いやとりあえずそんな感じでもうめろめろ.

● May. 14, 2001 (Mon.)

 参っちゃうよなぁ.ログ読んでたら日付変わるまで残り10分だもんなぁ.そんなことって言っちゃ悪いがそんなことで日記落とすのもなんていうか馬鹿馬鹿しい気がするんだけど,さすがにアップロードの時間を含めて10分しかないと大した事書けませんな.あ,ちなみに.ログ読み関係でこのページそのうち移転予定.多分.メアドも変わると思うんですが,まあしばらくは使えるようにしておきたい.かな.

 ちなみにずっとログ読んでたんで昨日とか一昨日とかのツールは全くいじってないんだけど,ぼけーっと考えてたら要求される精度は実は9msとか言う死にそうな値が計算されてきてかなり嫌な感じ.待てよ9msってなんだよそれ...9msのバッファを切り貼りしつつやるの? 1秒間に100回以上のバッファ切り替え? いくらなんでもそれはやりすぎではないのかなあ.大体,9msって言ったら,ストップウォッチの1/100sカウンタが上がるよりも早いんすよ? ...やっぱりやりすぎだよなあ.でもまあ,300msもバッファ長もらえるんだったらもうとっくに使えるよ多分.試してないから分からないけど.しかし,さすがに300msつったら0.3sなわけで...いくらなんでもそれは人間の耳は感知しますよ.はい.厳しい現実ですね...その辺の精度悪くてもいい使用目的だったら楽なんだけどねー...

 ...というわけで,約6分でここまで勢い良く雑談.アップロードしなきゃならないので今日はこれにて.ではっ.

● May. 15, 2001 (Tue.)

 あー.悠長に仕事やってる場合じゃない.日記書かなくっちゃ...ってそれ逆だろおい.

 なんだか,突然真琴のハードディスクがやばげな感じ.がこがこ音を立て始めた...ってまあ元々ハードディスクなんてうるさいものだけど.それにしても普段とは明らかに違う音がするので,まあさすがに寿命かもしれない.3GBハードディスク.まだ2年な気がするんだけど...3年かな? そんなもんかなあ.少なくとも外れくじではなかったと信じよう.一応真琴は2台ハードディスクを積んでいるので,1台とんだところで,もう片方に再インストールすれば使えるのでそれほど問題ではないのだけれど,容量的にちょっと辛くなってくるのはあるかもしれない.ただまあ,他にLANで繋がったマシンは2台もあるのだし,問題ないだろう.とはいえ,いずれにせよとんだら中のデータは全部消えてしまうのだから,バックアップだけはせこせこと取っておいた.多分.私の重要なファイルは真琴には預けていなかったはずだけど...後で改めて調べてみる必要があるかな.

 あ,あと,多分誰も気付いてないと思うけどメールアドレスが変わってるように見えるのは実は目の錯覚,だったりとかはしません.まだしばらくは昔のアドレスも含めて両方受け取るようにしますが,そのうち昔のアドレスは削除しますので早めに登録とか書き換えて置いてください.でなければ,いちいちここのページまで確認しに来るとかでもいいですが.しかしメーリングリストとかのアドレス変更とか結構面倒なんだよなぁ...ところで,もしここ見て手早く登録しなおしてくれた方は,何らかの方法で登録更新を連絡してくださると嬉しかったりします.そうすると後々メアド変更のお知らせを受け取らなくて済むようになります.ていうか,不精なのでお知らせしないかもしれないけど.

 ついでに,ここのページもhttp://wayne.niu.ne.jp/とかでも同じものが見られたりします.まだ色々やりたいことがあるので正式移転ではありませんけど,両方同時に更新していく予定なので気が付いたらリンクとかお気に入りの登録とかブックマークの登録とか,早めに直しておいてくれると嬉しいです.

● May. 16, 2001 (Wed.)

 というわけで,正式移転でございます.移転先はこちら.ちなみにメールアドレスも変わっているのでお早めに登録などご変更ください.しばらくしたら古いページも「移転しました」に書き換える予定の事.

 ...え,何で移転するのかって? ...,いや,そんな事言われましてもですね.困るんですが.そりゃ移転したいからするんですよ.ていうか,古いサーバの情けないこと情けないこと.cgiは使えないわssiは使えないわカウンタは用意されたものだけだわ数値の変更すら出来ないわ.いやね,さすがにそんな状況に耐えられるものじゃないでしょう.そら,「ふつーに」使うだけだったら問題無いでしょうけどね,それじゃいつまで経ったってスキルアップできないし何にも分からないままじゃない.いや,もちろん,それさえあればページのデザインとかは10MBの容量内であれば自由だから,ページデザインとか,そういう系統のならスキルアップできるできるだろうけど,所詮私のデザインセンスなんて見ての通り.それに,デザインに凝ろうと思ったら当然ながらtableの使用は避けられないし,場合によってはScriptとかShockwaveなんてのも使いたくなってくる.でも今それらはなるべく使用を控えたいという技術屋根性があるんだし,それ無しでスキルアップって言ったらもう本当に根源のデザインセンスしかないじゃない.そりゃそういうセンスを磨いておくのももちろんいいと思うけど,さしあたって私に必要なスキルって言ったら,perlとかcgiとかunix系OSとか,そういうレベルだもの.だから,プロパイダのおまけみたいなページスペース使っていられなかっただけ.だてに高い金を払ったわけじゃないよ.と言っても,相場と比べたら格段に安いどころか破格だけどね.まあとにかく.私にはこれから,やれるようにならなくてはならないことがいくらでもあるんだから...以上.私信といえば私信,かな?

 あと,もう一つ.単純に,6k円/Yearというぼったくりどころか詐欺並のメアド維持費に耐えられなくなったって理由もある.メアド一つにそれだけかかるのでは,あまりにも馬鹿馬鹿し過ぎる.まあ,今回移転のために使った金は6k円/Yearどころじゃなくてもっと多いけれども,それにしたって出来る事が違いすぎるんじゃないかい?

● May. 17, 2001 (Thr.)

 昼夜逆転中.最近なにやら忙しく,睡眠時間は削られるばかり.結局寝たのは3時間とか,もうなんだかKISAさん並に頑張り中.おっと失礼.KISAさんほどではありませんが.頑張り中.もともと睡眠は取らないと生活できない体質らしいのだけど,それを無視して起きてるから,なんだか景気良く体力が削られる感じがどうしようもない.さすがに,自分の指とかの動きのぎこちなさが自分で分かってしまうのもなかなか馬鹿馬鹿しいものがあるのです.私の場合はほぼ休日が確保されるから良いけれども,KISAさんのように休日の確保すら危ういとなると,道端で倒れかねません.今日なんか何かと重要な時に意識飛んだし.おいおいおい.そんなわけで今日はKISAさんの日記引用なのです.

Wayneさんのサイトがまた移転した。

 またで済みません.でも,さすがにこれからしばらくは移転しないと思います.というか,ここならISP変えても問題なく利用できるはずだから.でも思うだけで,実は私って移転癖があったりとかしたらどうしよう迷惑だから止めなさい.あ,ちなみに現在移転期間中.まだ昔の方でアクセスしている方は,リンクやブックマークなどを変更の後,新しい方へ移動してください.しましょう.してくれると嬉しいな.なんていうか,アドレスも短くなって覚えやすいでしょ.あ,しつこいけどメアドの方もよろしく.ていうか本当にしつこいな私.

ソースを表示して、"cgi"で検索。……カウンターだけっぽい。
"referrer"で検索。……ん? 無い?? あのWayneさんが、CGI使えるサイトに移転して、逆探知してないとはとても考えにくい。
"js"で検索。……あ、あった。よかったー。(笑)

 ひょー.笑いました.そうです.あのWayneさんが,逆探知してないとはとても考えにくいのです.でも実はONE卒IRC突っ込まれたのごとく,今回はApacheのログを見る事ができてしまうので,特に付ける意味は無いのですね.にはは.でも付けてるのは多分,Apacheのログの読み方が分からない上に余分な情報が多くて見にくかったからでしょう.でも今日は,そんなアナタへApacheログを逆探知ログに書き換えてしまえ大作戦 in Perlを30分くらいで組み上げてしまったので,さらに不要化してしまいました.ちなみに,さすが制作時間30分なだけあって,もう地獄のように何も考えていないコードなのです.見られると恥ずかしいので,パーミッションは700.あまり意味は無いですね.けらけら.

折角なので、スクリプト自体も表示してみる。CGIの中身が分からないから何とも言えないけれど、やってることはうちと似たようなことなのかなー、と適当に思ったりする。

 ...KISAさんKISAさん.それはですね,当たり前なのです.あ・た・り・ま・え.

 ...え,なんでかって? いやね,jsファイルはKISAさんのjsファイルを元にして書いたからですよ.見ての通り.でもまあ,ただコピーしたなとか言われるのも嫌だったというのと,もちろん自分の欲しい機能を追加したかったと言うことで,ちゃんと自分で自分の好きなように機能付け加える感じでコード書いてます.見ての通り.cgiの方はcgiの方で,既製品を二つほど拾ってきた挙句,そこからファイル保存コードを探し出して参考にして書いただけで実は何もやっていないとかいう事実が.ファイルサイズはKB単位で数えると見事1未満.うへ.ファイル保存コードだけなので,オリジナリティも何も無いです.多分.

あ、プログラム系のサイトでよく見かける、自分のところのハイパーリンクが押されたログ取って、リンク先開くCGI作ったら、ソース見せて下さい。(笑)>Wayneさん

 ...なぬ.もしやそれは私に作れとの指令ですか.でも私実物見たことないんですが.というわけで探してみるのこと.もしかしたらこれかな,という感じのものを発見.ていうかこれ,いちいちアンカーに***.cgi?http://とか書かなきゃいけないんですかっていうか原理上そうしか方法ないよなあ.それって結構アンカー張るの面倒じゃあ.後は,問題はログのサイズかもしれない.私が作るとしたらどう考えても面倒なことはしないので,ログはたまる一方ですね.ていうか,私が作ったら大抵私の環境専用にチューニングしてしまうので,他で使おうと思ったらかなり手直しが必要かと思いますが.まあKISAさんなら特に心配はないですけれども.

 ところで良く考えたら,私GWが終わったらirc_htmlを公開するとか言っていたはずなのに,何故か知らないけどなにやら公開なんてしてないですね.あらら.まあ,いいですが.誰も使わないに違いないから.でも公開するって言ったからにはちゃんとします. ...バグ直してから.

● May. 18, 2001 (Fri.)

 今日は接触を試みられた模様.好ましいことであるのは恐らく間違いないですが,今の私の状態を考慮した場合には,時期的に遅い気がしなくも無いです.それでも,ただ焦っていても良い結果は生まれないでしょうから,遅すぎなかっただけましとするべきでしょう.どうにも,私はそういうことに関しては苦手らしいのです.ただし,これはただの始まり.なのに私にはもうそれほど時間は残っていないでしょう.これからどうするのか,どうやっていくのか.とにかく,効率よく立ち回りができないと,時間切れになります.絶望感,みたいなものは漂っているのですけど,だからと言って諦めてしまうのはよろしくない.多分,周りから見れば,いくらでもどうにでもなるように見えるでしょうから.でも,根本的に,私はそのように効率よく立ち回る能力が無いので,今も,こうやって無意味に焦っているのです.多分,高すぎる.それにしても,場合によってはPrologとか,勉強しないと駄目ですか.駄目ですね.あうぅ.でも,ただでさえUNIXの方で遅れを取っているので,何とかしなければなりません.

 というわけで,恐らくほぼ意味不明.書きたくない部分を全部削り取るからこういう意味不明な文が出来上がるのです.なんて,今までの日記もそうだったんだから今更言うことでもない気もしますが.以下,半私信.とりあえず,メールが頻繁に来る程度では,私は煩わしく思ったりはしません.むしろ歓迎します.ただし,C/C++なんかを教えるような根性はありませんよ.あれはどちらかと言うと,教えられたり勉強したりするものではなくて,経験して知っていくものです.要は自転車と同じで,サドルに座ってハンドル握ってペダルをこげばいい,曲がりたければハンドルをきる,止まりたければブレーキを握る,と教えられたって,それで乗れるはずがないのです.バランスが取れずにすぐに転んでしまうに違いありません.でも,そこでもう一度起き上がって挑戦できるなら,多分,そのうち乗り回しているでしょう.もう,それがないと不便で仕方がなくなるでしょう.そういうものです.まあ,それでも,サドルは乗るものでペダルはこぐものでということすら知らないのでは乗れるはずもありませんけどね.ただ,その程度の事は,本の一冊でも図書館から借りてくればかなりの部分どうにでもなりますから,そんなことまで教えるつもりはありません.もちろん,本でどうにもならない部分を助けるとか,転んだ時に起き上がるのを手伝うことくらいなら,いくらでも喜んでしますけれどね.それが私にできることなら.

 とか,偉そうなこと言えるような立場でもないのですけど.それに,先手を打つ必要性も実際感じられませんし.でもまあ,一応,先手を打っておくだけ打っておくのは,私にとっては不利ではないでしょう.いや,どうもすみません.その程度です.

● May. 19, 2001 (Sat.)

 自分のやったことの馬鹿さ加減に,無性に腹が立つことがある.後悔,という意味ではないと思う.後悔っていうと,やらなければ良かった,とか,やっとけば良かったって言う意味だから,別にそういう意味ではない.でも,とにかく馬鹿なことをやった自分が嫌で,鬱陶しくなる.でなければ,やってることが馬鹿だって分かっているのに,やりとおしてしまうところとか.とにかく,あまり気分のいいものじゃない.



 話は変わって.私が最近使ってるマシンのOSはWindows系とUNIX系に大別できるのだけれど,思えばどれひとつとして同じものが入っていない.Win98SE, WinMe, Win2000, Linux, FreeBSD, Solaris... どれもこれも,同じ系列に分類されるものは同じように見えて微妙に違うものだから,違うマシンを使うと物凄く腹が立ってくるのだ.C言語の移植性の無さも何気に怒りが込み上げてくる.何故に,WindowsのコンソールアプリがUNIXのgccでコンパイルできないかね.もう,Windowsの標準ライブラリがいかれてるのかなんなのか,とにかく勘弁して欲しい.UNIX用のCの本でも探さないと駄目かね?? 全く...

 そいや,最近なんとなくDOSのCUIなftpがやたら使いやすい.しばらく前まではIEのftp機能を使ってこのページとかアップロードしていたのだけれど,最近DOS窓を開いてftpコマンド使うようになった.何気に,openとかputとかキーを叩いてやるほうが,IEでやるよりも快適.いや,なんていうか,単にIEの反応が遅すぎるだけか...まあとにかく,ファイル数が少ない限りはこっちの方が明らかに楽.ただし,全部入れ替えるとか,ファイル数が多いときはIEを使ったほうが楽かもしれない.ていうか,ftpコマンドって何でワイルドカード受け付けてくれないんだろう...

● May. 20, 2001 (Sun.)

 なんか昨日,CUI版のftpの話をしてワイルドカードが通らないとかぶつぶつ文句を言っていたら,なんとIRCで3名以上にmget/mputは駄目なんですかと言われました.あややぁ,もしかしてこれ基本事項だったですか済みません.多分mdirを試して分けわかんなかったのでそれ以降m系列のコマンド試さなかったんだと思いますけど,なんじゃhelpコマンド叩けばGet/Send multiple filesとか一発で出るじゃないですか.駄目駄目です.help系はちゃんと調べてから人に尋ねましょうね.いや尋ねたわけじゃないんだけどさ...まあいいけど,もうこれで完全にIEのftp要らないですね.とにかく,教えてくださった方々,ありがとうございました.



 それにしても,何かと専門書/技術書の値段の高さに頭痛が...はぅっ.まぁ,仕方ないんですけど...しかしかなり出費は痛い感じです.図書館を探し回るが吉であろうか.もろもろの事情により何故かLIFEゲームを作らなきゃならない感じなのだけれど,いやなんていうかもうこれ3つ目なんですけど.ええ.別に計算手順は簡単なんだから,画面は見にくいけどCUIだったらそれほど時間かからないんで昨日作っちゃったし.良く考えたら5年位前にVBで作った死にそうに汚いコードがまだ残ってるし...でもまた作る気らしい.今度はVC++ですか.なんていうかVBと違ってUI作るのがとことんまでに面倒なので嫌いです.嫌です.でも作るのか.でもね,...昔の自分が書いた死ぬほど汚いコードを書き直すよりも早いと思うんですよー.ええ.だからとりあえず作りまする.これから.あう.

● May. 21, 2001 (Mon.)

 ぐばぁっ!! は...ははは...

 ...す,すげーよこれ.泣けてきたよマジで.なんつーてかあうあうあうっ! 今日は色々日記のネタはあったはずなのにどうしてこういうすげーもんあるかねー.私は何も言えなくなっちゃったよははは.というわけでみんな探さないでくれ.私これからしばらくGPMやる.

 ...はっ! しまった.えーと.確かに凄いですGPM.でもまだ戦闘訓練1回終わらせただけなんで面白さもつまらなさも多分全然分かってないんでうだうだ言うのやめます.せめて1回くらいエンディング見ないとね.それにしてもマニュアル重いっす.ていうか,私積みゲーほったらかしにしてでもこれやるよこんちくしょう.気合入りすぎてんよこれ誰だよこんなもん作ったんはばっかゃろー(褒).



 ...えーと気を取り直して.本来の日記ネタ.

 誰か突っ込んでくれよ,

 大体さぁ,何でそんなの必要なのさ全く.普通LINE INにデータ突っ込んだらそのまんまLINE OUTから出て来るでしょうが.あなたのパソコンそうなってませんです? いちいちこんなの作らなくてもですね,LINE INのミュートっての外せば音鳴るんですよ!(笑) そんなわけで中途半端に作りっぱなしでほったらかし.まあ一般的に言えば無駄なことしたわけですけど,どちらかというと私は根拠も無く,何かやったことはそれがほんの僅かであれ後に必ず役に立つ,と信じてたりする人間なので,まあ別に後悔はしないですけど.よほどの事でもない限り.まあ,なんていうか,無駄遣絶賛奨励中って感じ?

 まあそんなこんなでアレなんですが(何なんだ),実はこれに気付いたの3日前くらいだったりします.んでなんで今日まで持ち越してあるかって言うとそれ実はデカ文字使いたかったからなんですよ.いや何がって言うとですねKISAさんのここ(5/8)とか見てですねええとでも分かりにくいと思うんで最重要部分だけちょこっとだけ引用させて頂くとですねここなんですが.

最近、(笑)や(汗)や(爆)や(ぉや「つーか」を多用しすぎている気がする。最近というか、webに慣れ始めたころからずっとだけれど。
伝えたいことがあって、それを伝えるのに有効であるなら、利用できる表現手段は最大限利用すべきだと思うけれど、文章で書くことを放棄して、安易に(笑)に逃げてしまうのは悪い癖かもしれない。
より安易に逃げることができそうなタグは、この日記では使わないように自制してるんだけれどね。

あー、中旬の日記は、(笑)なしで自分を縛ってみようかなあ……2日間くらいで挫折しそうだけれど。(笑)

 ってところなんですがとりあえず見てですね,縛ってみたんですよ.せっかくだから.いやもう中旬日記,検索とかしてみてくださいよ一個も出てきませんよははは(乾).タグだって使ってないす.まあ「つーか」は無いにしろ「ていうか」はありますが.まぁそんなわけで解禁までネタ放っておいたんですが,よくみてみるとKISAさんがですねあぁもうKISAさーん? ははははは...いや何も言いませんよ私は.はっはっは.ねえでも苦労してるみたいなんですよこことかだってほらけらけらけらじゃないですかけらけらけらですよ!

 ...はっ,えーと.まずネタにしてゴメンなさいKISAさん.ネタにさせて頂いただけで別になんとも思ってないので気にしないで下さい.それでですね,なんか解禁の為やたら勢い良く使ってますけど,やっぱり縛ってみて思ったのは,利用できる表現手段は最大限利用すべき って事です.せっかくタグで強調とかできるのに,括弧でくくって漢字一文字使えば雰囲気を伝えられるのに,顔文字を使えば表情が分かるのに,なんでそれを使わないの? ホント,勿体無いです.例えば映画っていう表現媒体使ってるのに,画面真っ黒にして音だけ流してるみたいなものです.そんなんラジオでもできるでしょ.でなければ,音切って画面だけ使うとか.もちろん,それをしてまでの演出効果を考えてとか,各々の表現の為の訓練とかいった意味なら,当然それは大きな価値を持ちますけれど,私みたいに他人の日記見てなんとなくやってみようかなってやってみただけじゃ,勿体無いだけで全然意味は無いです.ホント.まあそんなこんなで,以上.

● May. 22, 2001 (Tue.)

 今更? って言われた.GPM.そうだろうか.私はGPMが一体いつ発売されたのかなんて全然知らないけれど,少なくとも雪駄さんところで特設ページが開設されるのは目の当たりにしたはずだから,まだ1年も経っていなかろう.当時PSを持っていなかったので(当たり前だ3日前に買ったんだから),当然プレイすることままならず放っておいたのであまり記憶には残っていないのだが.それはともかく,誰だこんなもん作ったのはって言ったけれど,そりゃ,分かってる.Alfa Systemじゃないか.彼らは,こういうことこういうことをものの見事に言ってみせるのだ.そんなところが作ったゲームが僅か1年で腐ってしまうほど,今の日本の状態はよろしくない.FalcomのYsにはまだ商品価値があって今更などと言わないように,歴史を塗り替えるものは簡単には腐ってしまったりはしないのだ.そして俺屍は,GPMは,あるふぁは,ゲームの歴史を塗り替えようと挑戦した.それが本当にできたのかどうか,私には何もいえないし,それが言えるほど時も十分には経っていない.だけど,十分にその可能性を秘めたものであると言って,否定できる人は少なかろう.もし否定するとすれば,その人はGPMやゲームを良く知り,考察し,そして答えを出さねばならない.でなければ,十分に時が経ち,後に続くゲームを幾つも見た上で,大衆の評価を良く考慮に入れて答えを出すべきだ.今ここで今更と言ってしまえるほどのゲームでは,少なくとも,無い.もしこれが本当に今更なゲームだったとしたら,それこそ私は今更GPMを買ったりはしないし,今更GPMと俺屍の為だけにPlayStationを買ったりはしない.そして本当に今更なゲームだったとしたら,ついこの前まで置いてなかった店で今更入荷してるなんてことも,まさかないだろう.もちろん,今更と言ってみせて新しいものに追随しそれを考察し得るなら,価値は大いにあるだろうが.



 他にも色々言いたかった気がするんだけど文が纏まらないから止めよう.それにしても,PlayStaton,俺屍とGPMの為だけにってのはあながち嘘じゃないよなァ.あるふぁが次なに作るんだか実は全然見てないんだけど,やっぱり作るとしたらPS2だよなァ,ていうかそんなこと言ってなかったっけ...? いやどこか違ったっけか.あぁそれにしてもその時にはまた血涙を流すことになるのだろうな,私.あうぅ.しかし40kは痛すぎるぜよPS2よぅ...ちなみに,今日は実はPS版の輝く季節へを手に入れようと思ってゲームショップ回ったんだけど,何時の間にか消えてた.うーんこの田舎でアレを買っていく物好きがいるのか...まあどうでもいいけど,別にそれなりに声を聞きたかっただけなので,無いなら無いで問題ない.むしろ金が減らなくて良好.でも七瀬なんかは結構いい感じだったと思うんだけどなあ.瑞佳はどうにかして欲しいにしろ.ただ慣れちゃうと問題なかったりして,とかはちょっと思う.んでその代わりに,ついこの間まで無かったはずの俺屍とGPMが入ってた.C.Fさんに確保を頼もうと思っていたところだったので丁度良かったと飛びついて買ってくるのこと俺屍.使う予定の約半額.送料も要らないしな.中古もあったんだけど200円しか違わず新品にした.まあもともと廉価版なんだし.それにしても本当に無駄遣絶賛奨励中だよなァ.金も時間も心も体も(爆).寝不足はがんがん心身共に無駄遣いしますはい(汗).

 ...って.買ったはいいけどいつプレイできるんだろうな,俺屍?

● May. 23, 2001 (Wed.)

 その話には全く同感でございます.ええもう目的が明確でないのに手段の相談されても困る限りです.ええと,いつぞやののSMTPの話は済みませんお騒がせ致しました.現在快適に使えております.どうもありがとうございました.で残りの直結の方はまあネタなので気にしないで下さい.せいぜい骨組み程度の頃に,作らなくてもいいな,ということに気付きつつも,それを検証せずに面白そうだから,技術的にやってみたい,という理由でプログラムを組み続けたのは事実ですので.ちなみに現状ではどうにもこうにもシビアすぎるタイミングについていけず,全然実用に耐えませぬ.数秒の遅延を覚悟すればまだマシに使えるかもしれませんが,耳のいい人はすぐ繋ぎ目に気付いてしまうでしょう.



 ...おのれGPM.私の睡眠を奪うつもりか? それにしてもこれ,本当に視線が痛いのには笑いました.あとどうにもストラテジーパートの操作がやたら下手らしく,出撃する度にほぼ機体を破壊して帰ってる私は駄目ですか? 駄目ですね.いつか死にます.ていうかもう既に戦死者1名.リセットしちゃったけど.あと萌さんに萌え~とか言うのはまずいですか.まずそうですね(爆).女難の相が出てるらしいですはっはっは.あと猫.好きだから.

 そうだ,昨日してたGPM発売日の話ですが,どうやら2000年9月28日だったそうです.情報提供ありがとうございましたうっちーさん.というわけで,確かに1年はまだ経っておりません...でもやっぱ,ゲームってそんなけ経つと今更っていうことになっちゃうのかなぁ.そうかもしれない.まあ,とりあえず私がこれやってるのは,どこぞの議論の内容がさっぱり掴めないので,というのが大きくあるんですが.いずれにせよ,私には参加できるほどの賢さは恐らく無いでしょうね.前提が分かるだけでも大いに価値はあると思うのですけど...でもでしゃばるのかなァ私のことだし(ぉぃ.

● May. 24, 2001 (Thr.)

 さて,今回もGPM...と言いたい所なんだけど,やっぱりそういうわけにもいかず.もろもろの事情により今日...じゃない昨日は何気にLIFEゲーム制作.計算ルーチンだけなら知人の前で即興で作れてしまうほどにはなってしまったらしい.あまり嬉しくは無いが.というわけで計算ルーチンはもうコピペするだけなので全く何もしてない.つまらん.やってたのはやたら面白くも何とも無いただひたすら面倒なだけのUIばかり.VBならともかくC/C++だとブラシとかペンとか全部作ったり壊したりせねばならないので,とことん面倒.プログラム組む上で一番楽しいのは計算ルーチンだというのに,そこが暗唱できてどうするんだ,私(悲).

 まあそんなこんなで,数時間で...ええとIRCのログ見れば分かるや,大体1時間半程度で組み上がった.テストと称して実行させてみるんだけど,毎度毎度不思議な模様が現れるのは,なかなか素敵だ.これほど単純な計算で,むしろ単純だからこそと言われたけれど,複雑な模様を作り上げていくのはまさにLIFEといわんばかりだ.

 ...さて,今度はUNIX用のCUIで挑戦か? ...一体幾つ目だ,作るの.もうそれは既に面倒なだけだぞ...

● May. 25, 2001 (Fri.)

 不意に童話物語が欲しくなったりとかしてみる.以前借りて読んだきりで,せいぜい古本屋でもいいからないかなとか思っていたのだが,どうにも見当たらないようだ.この話,...今買ったからといってもう一度読むかどうかなんて分からないのだけれど,それでも持っていたいと思う.それはもちろん,Kanonの初回版パッケージが欲しいとか,羽根あゆポスターが欲しいとか,そういうレベルではあろうけど.

 でももう一度,ペチカに会ってみるも良い気がする.多分,だからこそ欲しいのだろうと思う.ぬくもりのない町外れの小さな小屋,どうしようもない空腹感,身を切るような冷たい水,いじめ...極端な環境におかれてひねくれにひねくれてしまったペチカに.誰しも信じることができなくなってしまったペチカに.でも,...本当は,あまりにも優しく強い心を持っているペチカに.家は焼け落ち,旅に出るしかなくなってしまったペチカに...

 何かあったときに帰ることのできる家があるって言うのは,いいものだ,とか思う.そこに帰れば寝床があるし食べ物があるし,そして家族がいる.当然かもしれないし,実際殆どの場合は当然であることが多いのだろうと思うけど,でもそれが当然でなくなったとき,自分はどう思うのだろう.今は当然のことが当然のように続いていて,毎日顔をあわせる家族は時々鬱陶しく思うこともあるけど,時には,家族ってものに感謝しなくてはならないかな,とか.

 ...よく,わかんないや.

 読み返してみたら何かと間が取れてなくてやな感じだ.童話物語のあれは単純に文章力の賜物であるか? いずれにせよ,見つけたら手に入れるだけ手に入れよう...物だけ溜まっていくな,私.

● May. 26, 2001 (Sat.)

 寝ても醒めてもGPM...というわけにもいかないようで,今日は随分久しぶりな感じでGPMをやってた.いや僅か2日程度で久しぶりというのかどうかは疑問ではあるな.

 基本的にこれ,売り場的なジャンル分けとしてはシミュレーションに当たるらしい.まあ,今現在私がプレイする限り見てもシミュレーションであることに異議は無いのだけれど,シミュレーションにしても一体何をシミュレートするのかという点においては少々問題がある.要はこれ現実シミュレーションで,何でも出来るのである.喧嘩する恋愛する二股する窃盗するその他もろもろ.まあ戦闘シミュレーションパートは従来通りと言えなくもないが.ただ思うに,これできることが多すぎる.あまりにできることが多すぎて,要領の悪い私は何をしていいのか良く分からないのである.でも物事はそれこそ要領よく進めていかないと戦闘パートで明らかに不利になって,勝てず,そうなると結局つまらないの烙印が押されかねない.というようなことを戦死者2名ほど出して実感中なのであるが,話だけはGameDeepIRCでも出てたような.その話のログは5/24日です.ちなみに5/26日のログはSランクエンディングのネタばれがあるとか無いとかなのでご注意.まだ一つもエンディング見てないので私読んでないです.ので本当かどうかは分かりませんが.

 システム面に関して言えば,会話中の絵が2D絵なのは非常に好感度高い.個人的に,無駄なところまで3D化するなという立場を取るので,あんなところまで3D化されると,どうにも勘弁して欲しい気がする.ただ,ちと不満点なのはマップ関連とメニュー関連か.マップはマップで,せっかく3D化したんだから自由な視点移動と広大な同一マップを用意して欲しかったのだが.例えばプレハブに入る階段が,外からでも見えているのにわざわざマップ切り替えてる点がどうにも.その隣にあるテントも同様だ.マップ切り替えを行うのは,かなり遠くへ行く場合と,建物の出入りだけで良いと思うのだが,所詮PlayStationの性能などそんなものということだろうか.メモリの問題が大きいのかもしれない.あとメニュー.表示が少々もたつく.こういったよく使うUI部分はなんとかチューニングして欲しかった.私もプログラム組む上で,ちまちまと低レベルコードを書き連ね表示関連を高速化をした経験があるが,やっぱり直接目に触れるところはなんとか早くしたい.もちろん,私はPlayStationのハード的な限界を認識していないので,無茶を言っているのかもしれないが.パソコンと違って,推奨環境はCPUいくらいくらだからアップグレードしろとか,メモリ増やせとか,そういうことをいえない部分は辛いと思うが,逆にいえば実機があるんだから,誰のところでも同じ性能が叩きだせる事が保証されているとも言うのではないか.あと始終CDのヘッドが動いているのもどうにも気に食わない.データの配置を考えて欲しかった気はするが...やはりハード的な限界か? ところでこのゲームをPS2でやると実はもっと快適になりますとかいう話はあったりとかするんでしょうか.

● May. 27, 2001 (Sun.)

 やっぱりですか.確かにどう見てもAI部分が無茶をし過ぎてる気はするのですよね.ていうか今しがたすぱっとPSが積んでるメモリは2MBとかいう話がIRCの方で飛んでまいりまして思わず吹き出してしまいましたよそれで良く作ったなあんなもん! 基本的に,ハードウェアに対してやってることが過ぎるってことだろうなあ.ハード面で言ってもソフト面で言っても,明らかに作るならパソコン向けなんですけどね.CPUは明らかに高速だし.メモリは湯水のように使えるし.それでもまだ欲しいならハードディスク持っていきなさい.まあOSが勝手に持っていくって話もあるが.操作性の面でもマウスやキーボードの方がやりやすかろう.解像度も上げられるし.プレイヤーにとっても開発者にとっても実に有利な気はするのだが,しかし問題は...唯一であり最大の問題は,GPMの本来の目的であると思われる,低年齢層にプレイしてもらえないってことか.まあ,難易度的に中学生レベルを想定しているのだと思うけれど.今現在,中学生でそれなりなスペックのマシンをPS並に自由に使える人がどれだけいるか,という点は実に問題なのかもしれない.あー,でもどれだけ苦労しただろうなあ.メモリ節約...本気で湯水のようにメモリを食い散らかすパソコンソフト開発者がさぞ羨ましかったに違いない.AI走らせるのだってまずパソコンのほうが有利だし.セーブデータだってPSのメモリカードに比べれば桁違いな量を記録できるというのに.ああもう,パソコンで作るべきだったよホント.

 ていうか,あー,今PSのスペック表がIRCにて届きました.ありがとうございます...うーんとってもコンシューマ的スペック.メインメモリ2MB,さらにグラフィックメモリが1MBですかあのー...ほんっとによく作りましたねあんなもん.いやVRAMに関してはですね,解像度低いので理解できなくも無いですが.てか,見てるともしかしたらAI計算用にVRAM使ってるんじゃないかとかいう気がしてます今物凄く.ああ勿体無い.パソコンで作っていさえすればメモリは湯水のように使え解像度上げられAIはさらに高度なものを組み込む事ができて,わざわざ私がPS買うことも無かったのに!(結局それかオイ

 ...でももしそこまで計算して作ってたんだとしたら...怖いですよさすがにっ.

 ちなみになんともかんともPS2でやると快適になりますってのはァ...あうあう.多分,メモリが増えるからとかそういう問題じゃなくてメモリのように使ってるCDの読み込みが早いからなんだろうな.プログラム的にポインタが差さないメモリは参照されないはずだからって意味だけど.それとも,PS2内部のPSエミュレータ(なのかどうか知らないが)がちゃんと高速化するように考えてメモリ使うとかあるのか? あ,あと単純に石の能力は関係するかもだけど.

● May. 28, 2001 (Mon.)

 色々あって市場調査.あるあると豪語したのですがさすがに本当かどうかちょっとばかり心配だったので大須各店舗を回ってみました.が.豪語したにもかかわらず何故かどの店舗でも見つかりません.ONEとかMOON.とか.あー,それなりに人気なんでしょうかね,同棲とかすずうたとかは見つかるんですけど.でも豪語した以上なんとか見つけ出さねばということで巡り巡って発見.GoodWillで\3,280でございまする.廉価版ONE,MOON.共に.残り少ない...という事も無いとは思いますが,名古屋みたいな田舎だとそのうち姿を消す危険性はありますね.

 後は,実はGPMのサウンドトラックだかなんだかが欲しかったんですが見当たらないので諦め.いずれにせよまだ一つもエンディングを見ていない状態で手に入れるものでもないだろうとは思いますが.でもどれもこれもかなり質の高い曲だと思うのですよ私は.あとはガンパレを聞いてみたいとか.

 ついでに,やはりPS版輝く季節へは見当たりませぬ.ですが,何故か新作棚にDC版エミーリアなるものをあちこちで見つけて泣きそうです.売れるんでしょうかアレは.ていうか,どちらかと言うと売れて欲しくないです.個人的な願望なのでどうでもいいですが.とりあえず,シナリオは書き直したんでしょうか?

 ちなみに,未だに6k Overな値段ですがDC版Kanonと通常版Kanonは一応まだ見当たる模様.でも,Kanon買うなら全年齢版が安くていい感じかもしれませぬ.1.5kは違います.しかしどうしてそんなに値段が違いますか? ...もしかするとパッケージ代かな...

 そして,今すぐってわけでもないですが,夏を過ぎたら恐らくノートパソコンが欲しい感じであるので,それも色々見て回るの事.ですが,やっぱり携帯に便利でバッテリ長持ちで画面広くてキーボード打ちやすくてできればトラックボールで安くてそれなりのスペックでというはなから矛盾しまくった要求に答えてくれそうなものは中古ですら見当たりませぬ当たり前ですが.トラックボールに関しては大体マウス繋いでしまうだろうからいいのですが,画面の広さ的には1280x1024がいいなとか思いつつそれはちょっと無理っぽいですね.1024x768程度ならどうにでもなると思いますが.あとキーボードはちっこいの嫌です.使用目的上,かなりキーボードの使用頻度は高いと思われるので.スペック的にはそれなりのものを用意したい感じなのですが,まあ無理は言えないでしょうな.とすると,まあ重くてかさばるのはなんとか我慢するしかないようで.ただ,値段的にちょっと...と言うのがなんとも多いことか.ONE卒メンバーに聞くと結構いいのが出てくるとか,そういうことは無いだろうか.やっぱりKISAさんあたりからせびってみ...げほげほ.いや失礼っ.

● May. 29, 2001 (Tue.)

 「ツミビトのキオク」榊一郎作.富士見ファンタジア文庫.読了.さすがにそれなりに読める作品ではある感じ.ただ,彼の癖なのか趣味なのか,どうにもレイオットや,他の作品だけどシャノンとかの性格がなんとなく好かない気はする.どちらかというと私の好みのせいだろうか.それでも,どうにもこうにも後半のどんちゃん騒ぎは私も好きなようで,毎度毎度それなりな騒ぎを見せてくれるところがなんともいい感じ.カペルは変わらずいい味を出しているはずなんだけど,そこはかとない違和感はパシフィカが重なるからか.ドラゴンズ・ウィルの頃のエチカはどこへ行ってしまったのだろうと正直疑問ではあるのだけど,時折誰かに重なるエチカの影が,榊さんのいいところかもしれない.読み終えた後に残ろうとする不思議な違和感は,確信犯であろうか?

 さて,と...罪ゲー消費も重要だけど,積み小説はどれだけ残ってるんだろうな.まあ,こっちは本気で消費しようと思ったら早いだろうけど.

● May. 30, 2001 (Wed.)

 ついさっき画面の解像度をなんとなく変えてみた.1280x1024使ってたんだけど,1152x864に変更.狭くなるかと思ったら,意外にそれほどでもなくて,文字も一回り大きくなって見やすい感じ.なによりも線がはっきりしたようなところが良い感じ.17インチディスプレイで1280x1024はちょっと辛かったかななどと思い始めた今日この頃.結構使いやすいぞこの解像度.

 ...てか.いつの間にこんな時間ですかね果て? 日付変わりそうなんで短いが許せ.毎日更新だけはなんとか守るのじゃーってもうそれただの意地.とりあえずやらねばならぬことがあるのでそいでわ.

● May. 31, 2001 (Thu.)

 いつぞや私が,緑茶のカフェインが多い,と言ったら二人に知らなかったと否定されてしまってちょっと自信をなくしていたのでさくっと検索してみました.どうにもそれっぽいものがでてきましたです.これを読んでみるに,一応間違ってはいないですね.まあテキストそのまま信じるなら,玉露がコーヒーよりも多いのは確かの模様.でも普段飲む緑茶は玉露だなんて高級品ではない(と思う)ので,間違っていると言えば間違ってますが.煎茶は紅茶程度だそうで.いずれにしろ,とりあえず「入ってない」のは間違いみたいですよ一応.というわけで,一応私の勝利(笑).


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