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Platitudinous Records September, 2006

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● Sep. 4, 2006 (Mon.)

_体調が悪いときに酒を飲んではいけないという教訓は随分前に得たはずなのだが,またもやらかす.まあ私が飲むものだから酒ったって4倍どころか7~8倍くらいまで薄めたカシスカクテルなわけだけど.こんなので酔えるだけ私も安上がりだが,体調を崩したときに寝たいからといって飲むのはやめるべきである.私ってば酒を睡眠薬かなんかと間違えてないか? 割と寝上戸っぽいのは事実だけど.いずれにせよちょっとでも飲みすぎるとすぐに頭痛がするし,体調崩していると吐き気までしてくるから困る.

_VM Japanのパワーアップキットを勢いで買ってきてしまっていたのだが,なんとなくExpertをぼちぼち遊んでいたらまたしても越後親不知で止まる.見た感じそんなに酷いマップじゃないはずなんだが,なんでこんなに苦労するんだろう.使用マスターはヒミカで典型的な術力マスターだが,このマップは敵も同じく術力マスター.魔晶石が大量にある上に開始直後からお互いに3つ4つ魔晶石を確保しているので,物凄い術力消耗戦になる.大幻魔がぽこぽこと召喚されるこういう戦闘は大好きなのだが,消費より回復が上回って大幻魔出さないと術数が勿体ないとかいうある意味贅沢な悩みを抱えるハメに.敵のほうが5段も上で,基礎能力もさることながら最大術数の違いがかなり効いている気がする.回復術数で差を付けられるとなんともならないし,どうすんのかなこのマップ.

● Sep. 14, 2006 (Thu.)

_雨はそんなに嫌いではないが,雨具は好きになれない.

_先日Edyカードを洗濯した.要するにポケットの中に突っ込みっぱなしという奴である.非接触型だから水濡れには強いだろうとは思っていたが,さすがに折れたり曲がったりしてたら使えないだろうなあという心配はした.脱水処理中に気付いて救助したが,結構ピンピンしていてよかった.使えることももちろん確認した.これで使えなかったら1.5万円くらいの損失だっただけに,無事だったのはそれなりにデカい.ICカードはICの部分ってそんなに大きくはないというか凄く小さいはずなんだし,一般的なカードサイズなのは単に利便性の問題だよね等と思っていたこともあるが,どうやら非接触型に関しては外周部にアンテナが走っているらしく,その関係もあって折れたりするとダメらしい.逆に言えば内周部にはコアのIC部以外はいわゆる空洞のはずで,どこにICチップが埋まっているかさえ知っていれば穴を開けても多分大丈夫だとは思う.接触型に関しては知らない.

● Sep. 19, 2006 (Tue.)

_雨音がする.外にいる.屋根はない.傘も差してない.しかし自分に雨が当たる気配がない.これは一体? 電線や木から落ちるしずくが雨音のように聞こえているだけなのか? 暗くてよくわからない.

_なんというか,XMLパーサでXHTMLを読み書きするのは何かが大変間違っているような気がしてならない.DOM Treeに読み込めるというところまではいいとして,その先どうするというのか.普通のXML文書ならgetElementsByTagNameあたりが便利に使えるのだろうが,XHTMLでそれを使ってどうしろというのだろう.divを取り出したって仕方ないし,pだのulだのが取り出せたって嬉しくないじゃないか.てことはやっぱりclass属性やid属性入れまくって逐一getAttributeしていけってことなのか? そうなのか? まあそうやって頑張って目的のデータ群を取り出すあたりはまあそれでいいとしよう.それで,じゃあ今度は新しく追記するときはcreateElement("p")とかcreateElement("a")とか全部やっていくのか? 正直言ってやりたくないぞ.正規表現置換とかで適当にHTML書いていくほうが遥かにマシな気がする.XHTMLをXMLパーサで処理してる人本当にいるのか? これはつまり,単に情報収集するときに便利だよってだけで,パーサで編集しようとするのがそもそもの間違いってことなのか?

● Sep. 20, 2006 (Wed.)

_私の目は眼鏡を外すだけでこんなに世界を不鮮明に映す.とはいうが,眼鏡さえかければ一般的な視界が得られるということでもある.

_コマンドランチャというとbluewindを使っている人を結構見かけるが,私はずっとMagicSpellを使っていた.もっともCustomizerはあんまり使わずに設定iniを直接エディタで編集してコマンドを登録していたのだけど,基本的にはそのiniさえあれば稼動可能だったので,あちこちの環境で持ち歩くのには重宝していた.エディタでの編集だったので環境が変わってpathの変更をしなくてはならなくなっても,適当に置換掛けたりすれば使えたからである.

_しかし最近,環境に関わらず使える究極のコマンドランチャがあることに気付いた.その名もファイル名を指定して実行である.おいおいOSデフォルトかよ完璧だな.もちろんUnix系環境は話が違うが,あっちは強力なコマンドラインシェルがあるし,そもそもあっちの環境でGUIを使うことが殆どないのであまり考えていない.で,まあこの話は「ダメだよWin+Rで何でもできるようにならなきゃ」等と言われてしまったのが発端ではあるのだがその辺はともかく,ようやくこの機能がショートカットを.lnkなしで起動できる上に,どこに*.lnkを置いてもPATHさえ通せば認識してくれるということに気付いたのである.とりあえずデフォルトのカレントフォルダはホームフォルダであるらしく,これだけでもホームフォルダに*.lnkを突っ込んでおけばその名前で起動可能だ.ショートカット数が少ないならこれくらいでもいいし,ショートカットが多くなる場合は適当にlnkとか適当な名前を付けたフォルダにPATHを通し,そこに*.lnkを放り込んでいけばファイル名を指定して実行から起動可能になる.整理整頓が好きな人はもっと複数のフォルダを作ってもよい.なかなか悪くない.

_とはいえ不満もあるにはあって,まずはコマンド補完が効かないこと.履歴はあるが,URLなんかもだらだらと列挙されてあまり使いやすいとは言いがたい.前はsl[TAB]でsleipnirが補完されたのに,今ときたらSleipnirの旧公式サイトURLを列挙される始末である.TABキーはOKボタンにフォーカス移すしなあ.もうひとつは*.urlが拡張子ナシで起動しないこと.コマンドラインシェルは環境変数PATHEXTを設定しておけば拡張子なしの起動をしてくれるのだが,なぜかファイル名を指定して実行はこれを読んでいないらしい.もちろんSleipnirへのショートカットにして引数にURLを指定するようにすれば目的は達成されるのだが,標準のブラウザは可変だしURLは*.url状態で確保しておいた方が後々便利だろうというのがあってイマイチやる気にならない.同名の*.batでも書いて一行XXX.urlと書くというのも手ではあるが,これもファイルの二重管理になって気に入らない.で,最後になっちゃったけど,Win+Rって押しにくいんだよ! もっとも無変換キーとか全然使ってなくてがら空きなので,ここにWinキーを充ててしまえば大分押しやすくはなるんだけど.ただそうすると元々の目的である環境移動耐性が減るんだよね.いや,つうかキーボード持ち歩いたり買いまくったりしてる時点で環境移動耐性も何もないだろ…….移動先の真っ白な環境なら普通Winキーは独立しているかそもそも存在しないかのどちらかであって,HHKのキー配列を前提に語るのは何かがおかしい.とすると無変換あたりにWinキー充てて慣れちゃっても問題ないのかなあ.ちなみにWinキーがないなら仕方がないのでCtrl+Esc Rで対応する.どうせHHK買うんだろうけどな.

_もしかするとショートカット放り込んであるフォルダをカレントにしたコマンドラインシェルをスタートアップに入れるなりして常時起動しておくのが正解だったりするのか? PATHEXT効くし.TAB補完効くし.

● Sep. 21, 2006 (Thu.)

_カタカナだとpathとpassの区別が付かないんだよね.アルファベット表記にしても,passにwordが省略されていたりとかいなかったりとか.

_ユーザー切り替えとやらのショートカットがWin+Lだと聞いて,押してみようと思いやってみたが押せないことに気付く.HHK Lite2ではWinキーはFn+半角/全角だが,LキーはFnキーでPageUpになってしまうので,Fn+全角/半角+Lを押しても,OSが認識するのはWin+PageUpであってWin+Lではないのだ.が,がーん! どうするんだ,これ.

_ちなみに後になって気付いたことだが,この問題は時間差で解決できる.つまり,Fnを押す,半角/全角を押す,Fnを離す,Lを押す.これでWin+Lと認識してくれる.良かった良かった.

● Sep. 22, 2006 (Fri.)

_私ももうちょっと自分のことについて語れればいいのに.

_以前書いたdir_cmdだが,使っていると妙に不満が出てきてちょっと書き直してみた.

#include <direct.h>
#include <stdlib.h>
#include <windows.h>
#include <shellapi.h>
#pragma comment(lib, "shell32")

int WINAPI WinMain(HINSTANCE, HINSTANCE, LPSTR, int) {
	{
		int argc;
		wchar_t **argv = CommandLineToArgvW(GetCommandLineW(), &argc);
		if (argv && 1 < argc) {
			if (_wchdir(argv[1])) {
				wchar_t drv[_MAX_DRIVE];
				wchar_t dir[_MAX_DIR  ];
				wchar_t path[_MAX_PATH];

				_wsplitpath(argv[1], drv, dir, 0, 0);
				_wmakepath (path,    drv, dir, 0, 0);
				_wchdir(path);
			}
		}
		GlobalFree(argv);
	}

	{
		wchar_t cwdb[_MAX_PATH];
		wchar_t *cwd = _wgetcwd(cwdb, _MAX_PATH);
		ShellExecuteW(0, 0, _wgetenv(L"ComSpec"), 0, cwd, SW_SHOWDEFAULT);
	}

	return 0;
}

_せっかくmain()で頑張っていたのにWinMain()になってしまった.windows.hもincludeしてしまったし.もっとも元からWindowsプログラムなのでこうなるのは正当といえば正当なのだけど.何が変わったのかというと,コンソールがdir_cmdのものではなくcmd.exe自身のものになって起動するようにしたのと,ComSpec環境変数を参照するようにしたことである.環境依存の問題なのかもしれないが,手元の環境だとcmd.exe直起動だと起動するIMEがdir_cmd経由だと起動しないとかいうことがあったので,dir_cmdのコンソールを破棄するようにした.もっともIMEなんか滅多に使わないんだけどさ.後者のComSpec環境変数参照は,cmd.exeではない環境に対応できるようにとかそういうことではなくて,単に_execlp("cmd", 0);でcmd.exeが起動しない環境にぶち当たったため仕方なく変えただけである.でもまあ,_execlp()よりはこっちの方が色々美味しいんじゃないかと思う.あと妙にワイド文字を使うようになったがこれは単にCommandLineToArgvA()がなさげだったからで深い意味はない.

_使い方は前と一緒で,SendToフォルダにdir_cmd.exeへのショートカットを突っ込んでおいて,任意のファイルやフォルダを送ればよい.これで送られたファイルが存在するフォルダか,送られたフォルダをカレントフォルダにしたコマンドラインシェルが起動する.はず.欲しい人がどれくらい居るかは知らないけど一応バイナリを置いてみる

● Sep. 27, 2006 (Wed.)

_分かる人は分からない人がなぜ分からないのか分からない.

_なんかもう数日前の話になるが,White氏宅に遊びに行っていた.数年前にも一度訪れているはずなのだが,全くといっていいほど覚えていないことに正直驚く.内装に関しては割とおおざっぱに覚えていたのだけど,外の記憶が全くないのである.困ったもんだ.まあ,今回はちゃんと自分で歩いたので,多分次回はそれほど苦労せずにたどり着けることと思う.格好の目印だった人工の小川が撤去されていなければだけど.

_部屋の中は実に典型的な男の子の部屋で,なんていうか今度行くときはブックエンドと大型のゴミ袋でも持っていこうかなどと思う次第である.多分,本の配置を多少工夫するのと,衣服の場所の確保をしっかりすればある程度すっきりするのではないかと思う.あと不要なものを逐次判別して廃棄するというのが部屋のエントロピーを抑えるためには重要かつ効果的なのだが,もっともそんなことを言ったところで「なんか普通のことを言われたぜ!」の一言なのは既知事項である.どっちにしろ,他人には当たり前のことでも自分にとってはそうでないことというのはよくあることで,「こうすればいいのに」と言われたところで「それができりゃ苦労しないんだよ!」と返したくなることというのは少なからず誰にでもあるに違いない.というか,大抵そういうのは自分でもなんで出来ないのか明確な理由もないまま,めんどくさい,だるい,まあいいか,というあたりで放置され,常々なんで自分にはできないんだろうと悩んでしまったりするものなのである.いやホント,なんとかしたいんだよ私も.ま,その辺はともかくあの部屋はあの状態が正常な上に相当な復元力を持つのだろうから,私が付けてきた押し跡もそろそろ消えているに違いない.エントロピーとは増大するものなのだよキミ.わかるかね?

_本題のゲームだが,というかどっちが本題だか分からなくなったが,San Juanを3戦ほど.なかなか良く出来たゲームのようには見えたけど,ちょっとカードやルール,あるいは戦略を把握しきれなかったので勝負については如何ともしがたかった.というのはただの3連敗に対する言い訳だが.1戦目は,最初に抱いた印象よりも紫のカードが多く,建築数12という制限も思ったよりきつくて,Sim City的な「工場を増やして商品作って売って稼いでまた建てて」というものを想像していた私にとっては結構戸惑う結果となった.2戦目はカード埋め建築物が初手で建つとかいう恐ろしい初期手札だったが,しかし手札生産力がないと回らないということを身を持って知るゲームだった.3戦目は紫建築物の偉大さを試すことを主目的として色々建ててはみたが,まあ無計画に建てても勝てないよねという至極まっとうな結果に終わった.ただこれ4人だったら必ず1ターンに1回商品関係の行動が回るから,そうなると工場関係と紫とのパワーバランスが変わるのかな,とかはちょっと思う.

_あとはカタンバリアントのAbenteuer Menschheit.良くも悪くも大味.人類進化のシミュレーションとしてはそれなりにアリかなと思うし,ゲームバランスも決して悪いものではないと思うものの,ただ本家カタンを知っているだけに「これがカタンか……」という気持ちが拭えないのが残念といえば残念.逆に言うと本家カタンの出来が異常すぎで,そういう意味では少々不当な評価をしてしまっているのかも.カタンバリアントではなくてCivilizationバリアントとして認識すると少しは見方が変わるかもしれず.ちなみに私が知ってるCivilizationはPC版だけなのであしからず.まあそれでも,4隅の進化枠や沙漠化,遊牧民の移動あたりのルールに関してはもう少しシェイプアップできそうかなとは思う.4人でプレイするとどうなるのか気になるところではあるが,しかし4人揃うなら本家カタンをやりたいあたりがとても悩みどころである.

_それにしてもクッション類多かったよね.


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