感想 |
とても幸せだった…
それが日常であることをぼくは、ときどき忘れてしまうほどだった。
そして、ふと感謝する。
ありがとう、と。
こんな幸せな日常に。
水溜まりを駆けぬけ、
その跳ねた泥がズボンのすそに付くことだって、
それは幸せの小さなかけらだった。
永遠に続くと思ってた。
ずっとぼくは水たまりで跳ね回っていられると思ってた。
幸せのかけらを集めていられるのだと思ってた。
でも壊れるのは一瞬だった。
永遠なんて、なかったんだ。
知らなかった。
そんな、悲しいことをぼくは知らなかった。
知らなかったんだ…。
「えいえんはあるよ」
彼女は言った。
「ここにあるよ」
確かに、彼女はそう言った。
永遠のある場所。
…そこにいま、ぼくは立っていた。
ONE
~輝く季節へ~
(c) Tactics
というわけで.感想ページ第1段でございます.上のオープニングはBGM「追憶」でどうぞ.なお,感想は第1段であっても,実際私がプレイしたKEY系のゲームはKanonが先です.と言うわけでKanonと比較した話も含まれております.さらに,kojimaさんのページのONEキャラランキングに投稿した内容とかぶる部分(というか,そのまんまな部分)もありますが,勘弁して下さいね.あと私信も(汗).
さて感想,と言いたいところですけど,まだ前置きが残っています.実はこのゲーム,手に入れるのにとても苦労したのです.と言うのも,何しろ発売されてからかなり経っていたので,「生産終了・各店舗の在庫のみ!」と言う状況(現在[2000年9月]はエーアイ・システム販売のメモリアルセレクションの一つとして廉価版が発売されています)であるという事をkojimaさんのページの近況7月28日で知って,その場で慌てて大須へ走ったという経緯があるからです.
・WayneのONE奔走日記(!?) (kojimaさんに私信で送ったメールの加筆修正版です)
雨のためバス遅れ.目の前で電車の扉に閉まられ,泣く泣く次の電車を待つことに...
(あと10分?)
(...いつも待ってるじゃんか.うん,いつもこれくらい...)
なんだかんだいってこんな些細な事で不安になっている私.手に入らなかったらどうしよう...今から行ってちゃんとあるんだろうか.まあ,私は平日は毎日電車に乗っている身なので,10分の電車の待ち時間位はいつもの事だったと言うのは事実だが.
そんなことはともかく,天候は最悪だった.
(土砂降り...)
完全に土と砂が降っていたのだ(違).地面に跳ねた水飛沫が横から吹き込み,駅においてあるベンチに座る事すらままならない.
(電車止まったりしないだろうな...)
JRって結構もろいのだ.まあ,結果論を言えば無事に帰って来れたわけだけれど.実は2度ほど,雨にやられたJRに困らされたことがあるのだ.いやいや,今[Sep, 2000]となってはもう既に4度である.
それにしても,私は天気にかなり不安になっていた.名古屋行けばどこかにあるだろうと楽天的に考えていたものの,さすがに在庫が少ないとなれば心配だったし,悪運というのは続くものらしかったからだ.ちなみに私は迷信を信じる人ではない,と思う.
本当に手に入るのかと心配になりながら次の電車を待つ.実は次の列車は鈍行...
(大丈夫.別に快速じゃなきゃ行けないわけじゃないし)
そりゃそうだろう.快速だと行けない可能性があるかもしれないけど.こんなことを思う私,どうやらかなり雨にやられていたらしい.今となればただの馬鹿げた心配には違いないのだが,当時はかなり心配していたのだ.きっとこれで手に入らず電車賃だけを損していたとなれば,後々思っていたに違いない.「せっかくあの時雨が止めてくれたのに!」「ああ,あの時次の電車なんて待たなければ...」
ただ,どうやらこの雨は「ONEはもう置いてないよ!」と知らせてくれていたわけではなく,「ONEは買わなくていいよ!」と知らせてくれていたのだと言う事が後から発覚.(<意味不明)でも後悔なんかしてないもん.ONEはダントツ最強のゲームだもん.
私はしばらく電車に揺られ,鶴舞に到着.電車賃を少しでも節約するために地下鉄を使わないようにと思っていたのだが,さすがに千種から上前津まで歩くのは辛いだろうということで,鶴舞で妥協する事にしたのだ.鶴舞では雨は降っていなかった.雲はかかっていたが.
(...上前津ってどっちだろう...)
田舎者丸出しの私.見事北へ北へと歩き,ちょうど顔を見せた太陽に方角を教えられる.
(千種まで行ったら鶴舞まで来た意味ないじゃん!)
そりゃそうだ.電車賃を損するだけでない,鶴舞から千種間,歩く時間と体力がまるっきり無駄だ...
太陽のおかげで方向転換はしたものの,自分がどこにいるのかいまいち分からない.仕方ないので歩く歩く...
(矢場町!?)
市バスのバス停らしかった.情けない気もするが,まあとりあえず,矢場町さえ見つければ上前津の駅は何とか見つかるだろう...
そしてやっと上前津の地下鉄駅入口発見.私は安全のために地下鉄駅に降りた.なにしろ,地上なんかよりもよっぽど丁寧に地図が描いてあるのだ.おかげでやっとこさコムロード発見,ONEはないと聞いていたのでどうでもよかったのだが,FalcomのCDが欲しかったので一応入ってみる.
(...あるじゃん.CD...)
せっかく来たが,金がないので諦めるしかなかった.
(とりあえずグッドウィルを探すしかないか...)
中京マイコンなどという店は知らなかった.中京マイコンが一番安かったんだけど,私はグッドウィルしか知らなかったのだ.
...と思ってたら.
(なにあれ)
中京マイコンなる看板発見.とてつもなく入りにくい細い階段発見.
(...ホントにここか?)
ONEの為なら店を間違えるくらいなんのその! ちょっと不安になりながらも入ってみると,どうやら本当に合っていたらしい.しばらく探し回って発見.
(パッケージないのか...)
CDケースそのままで売っていた.隣りにはKanonの全年齢対象版が置いてあり,目的のONEには「生産終了,在庫残りわずか!」みたいな札が張ってあった.
(あ,危なかった...)
しかも購入の際,店員さんに,「感動しますよ」とか,「パソコンゲームできるなら一度はやっとかなきゃ」みたいな事言われました(笑).さらに「これが最後の1枚ですね」とか言われたり(笑).
というわけで,無事ONEを手に入れることができたのでした.
ということは,中京マイコンにはもう新品ONEの在庫は残っていないっていうことですね.と言う話だったのですが,後になって見に行ったらまだ置いてありました.値札付いてなかったけど.何故?
というわけで.まず最初に一言.(長い前置きだったな...)
ONE 最強!!
まあ,全体的な出来はKanonの方が良かったと思います.CGもBGMも,ONEの方が粗が目立つというか.でも,お話はONEの方が好きです.完全に「自分が消える」という設定に酔っています.Kanonの方はなにかといわく付き(?)のヒロインが多かったですけど,今回は完全にいわく付きの主人公でした.旅立つ直前の,存在が希薄になって焦る場面を見て,自分まで足元がおぼつかない感じがしてきて...ホントに.
皆さん後半の展開が読めてしまうからとおっしゃいますけど,私はこちらの方が好きです.いや,浩平が祐一や往人よりよほど感情移入できたからかもしれませんが.それに,私は小説の瑞佳とみさき先輩を先に買って読んでいたので,後半の展開は既に知っていましたし.
実は,在庫が少ないと聞いて,自分の所持金が少ない事も省みず買いに走ったのは,先に小説を読んでいて原作が気になっていたからに他なりません.
ところで,茜さんとみさき先輩の小説,それぞれ13ページと11ページの挿絵が特に好きです.みさき先輩なんてこの挿絵で惚れたようなものですし.茜に至ってはもう最高.この微妙な表情が,目が,やわらかな髪が,スカートが,制服が,優しく傘を
持つ手が,雨に打たれる傘が,背景が...って,全部ですかこれ.ここで「僅かに見える首が」とか追加するとただのやばい人ですか(笑).
ときに.お話は最強.なにしろ,私は何事もなく感情でえいえんの世界を受け入れてしまっていたので,もうホントに,そうなればあとは感涙でむせび泣くだけです.基本的に私は何か筋が通っていないと,つまり,「こういう理由でえいえんの世界が誕生して,でもってこういう理由で浩平はえいえんの世界へ行かなければいけない」のだ,というものがないと納得できないような人間なのですが.何故かONEのえいえんの世界に関しては,全く何事もなくそう言う世界なのだと受け入れてしまったんです.後になって考察ページなどを見てまわると色々な解釈があって非常に興味深いですが,今だ私はONEの舞台はそういう世界にあるのだと言うこと以上に筋を通していません.
...いえ.正確に言うと少々違いますね.ONEはえいえんの世界というものがある別の世界なんだ,として認識しているわけではなく,今私が生きている世界にえいえんの世界があってもおかしくないのではないか,という認識です.つまりフィクションではあるけど,現実に起こっておかしくない話だと言いたいわけです.舞台はこの世界だと,そう言いたいわけです.
もちろん,科学的に筋を通して説明できるわけではありません.死後の世界を信じるのか信じないのか.それとほとんど同じではないでしょうか.今の科学では死後の世界が存在する事は証明できていません.ですが,存在しない事も証明できていないのではありませんか.同じことです.えいえんの世界の存在を証明できないにしろ,存在しないことも証明できない.今までにそういった事例がなかったといい切る事は出来ないし(何故なら,強い絆を持った人がいなければすべての人の記憶から消え去るからです.記録が残るはずがありません),これから起こりえないと言い切る事も出来ないんです.
同じことが,自分にも起こりうる.そういった感情が,私の浩平への感情移入をさせてくれたのかもしれません.
...ちなみに.死後の世界とえいえんの世界を同一視しているわけではありませんので念の為.それから,私は死後の世界を信じておりません.死んだらそれでお終い.と,思っています.証明不可能ですから思っているだけです.死後の世界があると言い張る人も,別にいてもいいと思います.
尚,えいえんの世界も存在を信じているかどうかと聞かれると少々怪しいです.起こるかもしれないなあ,というだけで,存在自体を信じているわけではないのかも...自分のことながら良く分からないです.死後の世界だって,「あるかも」ですから.信じてませんけど.
あとは,話につながりがないですけど,「クリスマスはロリコンへ」とか,「BOSSバーガー」とかは結構笑いましたね.確か「MOON.」とか「ONE」とかいう名前のお店もあったはず.良くできた背景ですなあ.
...そろそろ終わろうかと思っていたんですけど前置きの方が長いですね.仕方ないので,はじめたばかりの時の感想です.kojimaさんに私信で送ったものですが.
・タイトルで音楽がない
...う~ん.そうか.そうなのか...別にいいですど.「不覚にも朝影を聞いただけで泣いてしまった」方がいるのは,もしかしてこのため?
・オープニングが
...ま,多分そうだと思っていましたけど.さすがにKanon程の派手さはなかったですね.
・人が小さい
Kanonの画面いっぱいの顔に慣れてると,ちょっと全身像は小さい様な気もします.でも,二人同時にとか表示されるんですね.なるほど.
・背景が近い
なんかどうでもいいことばっかり.Kanonよりも背景が近くてちょっと狭苦しい感じもなきにしもあらず.慣れてないんですね.
・画面の切り替えが早い
Kanonの方は結構重かった.マシンのせいですけど.
・時刻が表示される
Kanonの時はなかったのでちょっとびっくり.わざわざ時刻合わせまでしたんですね.
・セーブ画面がある
かっこいいですね.まあ,メニューの方が楽という意見もありますけど.
...ええと.まあ,以下,キャラクターの感想です.と言っても,kojimaさんのところに送ったONE人気投票なんですけど...と言うわけで,以下は送ったものの加筆(減筆?)修正版です.
大人気ちょっと目が見えないけどヒロイン川名 みさき 先輩!
と言うわけであちこちで大人気(?)のみさき先輩に私も惚れました.私は,先輩は原作より先に小説の方を読んだのですが,その時に既にかなり惚れてました.と言うか,前にも述べたように小説のSEIさんの挿絵のせいです.プレイは2度目,小説の内容は知っていたのでトゥルーに辿り着くのにそれほど苦労したわけでもないです.
プレイしてて,ああ,やっぱり年上だなと思ったり,でも女の子だな,とか思ったり色々でしたけど,ホントに,理論抜きで単に惚れた,と言うか.そんなわけでつらつらとここに感想を書くのもなんだかちょっと無意味な感じもするんですけど...アイスクリームのシーンはやられました.でも,最後のCGはうあ,かあいい~とか思ってみたり.ああ,なんかさっきから同じような事書いてます.もしかしたら私の目は曇ってしまっているかもしれません...まあ,単に惚れたってことだけ分かってやってください.でも私,「目が見えない」という偏見は持ってしまっているようです.
確か雪駄さんのページに考察文があったと思いましたけど,私はとても納得しました.そうか,そういう見方も出来るんだなとやたら感心して読んでいたのですが,こういう解釈をするとまた違った感じがして良いです.共感がもてると言うべきでしょうか.先輩としての強さを持っているだけでなくて,弱さもまた同時に持っているところが,「人間」らしさのような気がして,また,そこがいいというか...ええと,すみません上手く文が書けなくて.ところで雪駄様,残りのキャラクターの考察も書いてください.m(_ _)m [2000年8月現在]
先輩! その強さ,いつまでも.
金髪物憂げヒロイン里村 茜 嬢!
はじめてプレイして攻略したのがこの人,茜嬢です.バッドエンドでしたけどね.人気投票では茜さん2位にいますけど,結構属性値は茜さんだったりします.
舞の時は無口で困ってしまったのですけど,こちらはまだ無愛想でもちゃんと答えてくれましたし.その無愛想なところがまたいいというか.前半,昼食の時に追いかけて,無意味な会話をするのが楽しみで仕方ありませんでした(笑).何でもいいから喋ってくれると嬉しくて嬉しくて.舞の時の「たこさんウィンナーを言わせたのはデカイ気がする」のと同じ理論でしょうか(苦笑).その無愛想と,時たま見せてくれる笑顔のギャップにノックアウトされました.実は長い金髪も大好きなんですが,ちょっとあのCG見てると重そうですね(笑).
音楽もとても良いです.虹をみた小径,この人にしてはいささか元気なような気がしていたんですけど,今となってはぴったりの曲かな,と思い始めました.無類の甘党,そこがまた女の子らしくていい!? あ,いや.甘党と曲は関係ないかな.
茜! その微笑みを,忘れずに.
幼なじみ美人ヒロイン長森 瑞佳 嬢!
この人も小説で読んでましたが,原作のプレイは6人中最後の締めで終わりました.CGはなんとなくこの人に一番力が入っているような気がします.美人ですね~.え,まさか私の趣味悪いですか?
何だか母性的でいいです.頼りになるというか,安心できるというか.こんな彼女,いたらいいんですけどね.あ,いや.私にはちょっともったいないですけど.佐祐理さんみたいに.あ,佐祐理さんは彼女と言うよりお嫁さんに欲しいですね(爆).
でも,シナリオは,トゥルーへ行くための選択肢がとても辛かったです.一応攻略を見ながらやっていたのですけど,本当に,どうしてこんなことしてるんだろうと,何だか泣けて来ました.瑞佳が不憫で,浩平に腹立てて.そしてBGMが雨というのが,なんかとても涙を誘います.でも,あんなことされても,ただそのことにはなにも触れずにで許してしまう瑞佳は素晴らしい.いや素晴らしいという言葉は合わないような気がしますけど,私の語彙ではこれが精一杯です.イチゴサンデー7つの名雪よりもよほど,良かったと感じました.
瑞佳! その優しさを,大切に.
元気いっぱいちょっと口利けないけどヒロイン上月 澪 嬢!
元気いっぱいですねー.可愛いです.ころころと表情を変えて.あのCGも良く出来てると思います.体全体を精一杯使って,声が使えないというハンデをものともせずに物事を伝えようとする姿が目に浮かびます.ホント,妹がいたらこんな感じ!?でも私の妹は腕にしがみついてなんかくれません(笑).
シナリオは,重すぎもなく軽すぎもない,非常に微妙なバランスを保っているところが素晴らしいです.そしてキャラクターもバランス良し.簡単にスケッチブックに縛られてしまうほど単純で,ドジで,馬鹿で,...色々だけど,そこがこの人のいいところ.曲も無邪気でぴったりで.とにかくこの人の評価はバランスに尽きます.シナリオも音楽もキャラクターもグラフィックもです.
あと,最後見送ってくれる時の大人っぽい雰囲気も,大きな魅力です.
澪! その元気,なるべく多くの人々に.
みゅ~っ! ハンバーガー大好物ヒロイン椎名 繭 嬢!
私好きですよこの子.なんだか,こうやって面倒見てると,妹か娘みたいな.はんばーがー,とか,みゅ~っ,って言うのは凄く印象に残ってるんですけど,やっぱりそこがいいんですよね.なんだかなあ,ホント,好きですよ.復学する時の七瀬の行動も結構好きですけど.
なんか,みんなでよってたかって娘を育ててるみたいです.瑞佳はホントにお母さんみたいだから,こっちとしてもお父さんみたいにならなきゃならないのかな,みたいな気がなんとなくしてしまいます.短期間でしたけど,立派に(<ホントか?/すみません攻略見てやりました)育ててあげれたかと思うと感慨深いものがあります.
ところで,この子,中学生ですよね...まさか小学生だったりとかは,さすがに...しませんよね?どちらにしても犯罪な気がするんですけど大丈夫ですか.って,やっぱりそういうこと心配しちゃいけないんですよね(苦笑). あやうく「みゅ~っ! ちょっと犯罪かなヒロイン」と書くところでした(汗).
繭! いずれ訪れる季節を感じて.
ちょっと急ぎすぎ転校生ヒロイン七瀬 留美 嬢!
七瀬ですか...ゴメンなさい,七瀬ファンの皆様.もしかしたらプレイしたときの私の精神状態が悪かったのかもしれません.あまり良い印象が残ってないんです.
前半のギャグはとても良かったですね.それに,他のキャラのシナリオで出て来る七瀬は,引きたて役として最高でした.
やっぱり,浩平が,その気が無いのに(?)あまり七瀬をつつきすぎたのが悪かったんだと勝手に思っています.七瀬には浩平が運命の人に見えたに違いありません.小説も買いましたが,どうやら七瀬自身受け入れられていないらしいです.ただまあ,七瀬視点と言うのは面白かったかもしれないです.この本,あちこちで挿絵がなくてすっきりしてていい,と言う話ですけど,私はSEIさんの挿絵が見たかったですねえ...
ときに.私はキムチラーメンは七瀬とではなく瑞佳と食べたかったです.
留美! 遥かなる乙女を求める旅へ.
真実を伝える者/混乱させる者氷上 シュン 氏!
いやー,いいですねこの人.最短で友達になりましたよ.現実にいたって,なれるかどうか分からないですけどね.ほら,この謎な感じがまた良い感じで.いずれにせよ,えいえんの世界考察用の人物らしいですけど,えいえんの世界を感情で受け入れてしまった私にはあんまり関係なかったですね;;
シュン! どこまでも,謎を纏って.
さて,とりあえずメインヒロイン(シュン氏もヒロインか?)の感想も終わりましたので,今度はちょっと曲をランキング形式で.と言っても,こちらもkojimaさんのところへ送ったものそのまんまですけど...
Special:偽りのテンペスト
この曲だけは順位に入れられません.最上位と最下位を同時に占めてしまうかもしれません.
私は,この曲は原作を実際にプレイする前に聞いたのですが,その時にとても感動したんです.
なんて良い曲なんだろう.曲の雰囲気も題名の通り,そしてこの題名のセンスの良さ.これは本当に,原作でどんな風に使われているのか楽しみだ.きっとラスト近くの重要な場面で感動させてくれるに違いない...
...そう思ったのですけど.
原作での使われかたは幻滅でした.楽しみにしていた分,非常に落胆が激しかったんです.CDの「Omake」フォルダに入っていたOdiakeSさんのコメントを見て更に期待を膨らませたのも悪かったのかもしれません.ラストの重要な部分でもなんでも無く,全然別の場所で使われたいたのですから...
きっと,先に曲を聞かずに原作をプレイしていれば,場面に合っている素晴らしい曲だと感じたでしょう.偽りのテンペスト,題名も見事だと思ったことでしょう.聞かなければ良かったんです.原作プレイ前に聞かなければ.
1位:雨
実はこの曲も,Specialに入れておきたい曲.この曲も,プレイ前に聞きました.でも,あまり心には届かなかった.ONEをプレイした方はかなり多くの方が支持されているようでしたけど,私には分からなかったんです.
ですが一転して,原作の茜シナリオで聞いた瞬間,その素晴らしさが身に染みて分かりました.あまりにも場面に合いすぎて,曲そのままで聞くにはちょっとつらかったようです.BGMは,やはりBGMとして流れてこそその真価を発揮するのだと,この時つくづくと思ったものです.今では揺るぎ無い1位の地位を占めています.ただし偽りのテンペストは除く.この曲だけは特別ですから.
2位:遠いまなざし
捨てられない曲です.毎回毎回,セピアのFin.が表示されるたび,最後まで聞いていました.もしかしたら,雨よりも泣ける曲かもしれません.初めて聞いたのが,見事茜のバッドエンディングでしたから,余計なのかもしれませんが...
3位:海鳴り
見事です.焦燥感.浮遊感.忘れ去られていく恐怖.永遠の世界の設定に酔っている私には,ことのほか素晴らしく聞こえる曲です.
4位:追想/A Tair
2曲を同時に扱うのは邪道ですか.しかしみさおのシーンなどで泣かせてくれるこの2曲はなんとなくセットのイメージがあります.これも見事な曲だと思います.
5位:虹をみた小径/無邪気に笑顔
また邪道ですが,キャラクターテーマ曲のうち気に入ったものです.キャラクターとはまた別で考えています.と言っても,虹をみた小径に関しては,茜さんの影響を受けていないとはいいきれないものがありますけど.
6位:永遠/輝く季節へ
永遠は,まずさきにデモムービーを思い出します.そしてもちろん,あの永遠の世界もです.そして輝く季節へ.最後を締めるにふさわしい曲です.
...さて.そろそろ書く事もないと思うので.なんかkojimaさんに送ったものの使い回しばかりですけど...とりあえず;;