何気に全部Effective C++からの引用
これらはすべて、同じことをするらしい。
しかし、そんなことが本当にあるだろうか。
なにか微妙な違いがあるんじゃないのか?
たとえば効率だとか、汎用性だとか、信頼性だとかに。
そうでもなけりゃ、なぜ3種類も関数があるんだろう……。
―from "Effective C++" 第18項
ただし、これには1つだけ深刻な欠点がある。
プログラムを再コンパイルするときのいつもの長い休憩時間が減ってしまうかもしれない。
―from "Effective C++" 第34項
C++は、学生にプログラミングを教えるのに適した純粋で魅力的な言語を目指して設計されたわけではない。
さまざまな領域で現実の問題を解決しなければならないプロフェッショナルなプログラマが使う強力な道具となるように設計されている。
現実の世界では粗削りな縁がむき出しになっていることもあるのだから、プロが頼りにする道具の表面に少々の傷があっても不思議はない。
―from "Effective C++" 第50項
銀行のすべての口座が必ずしも利息を生むものとは限らないという仮定に従えば
(私の個人的な経験によれば、この仮定は正しい)、
―from "Effective C++" 第39項
この設計は機能の共通点を明示し、コードの重複を防ぎ、
今後の機能強化の助けとなり、長期的には保守をやさしくする。
これらはオブジェクト指向技術の長所として盛んに宣伝されているものばかりだ。
XYZ航空も鼻が高いだろう。
―from "Effective C++" 第36項
しかし私は、いつも運だけで十分だと信じるほど純朴ではない。
いるのだ、この瞬間にも、こんなことを考えている人が
(誰のことか、あなたはご存知だ)。
「うーむ、staticが1個ではだめなら、たぶんstaticの配列を使えば何とか……」
―from "Effective C++" 第23項